無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す

紅月シン

文字の大きさ
32 / 57

ままならない現実

しおりを挟む
 ブリュンヒルデが講師として時折Fクラスに授業をしに来るようになって、十日ほどが経った。
 その頻度は大体三、四日に一度といったところで、ちょうど今はその四回目の授業が行われているところである。

 その声は相変わらず明朗で聞き取りやすく、話もやはり分かり易い。
 だが授業よりも他の事が気になってしまうのは、決してその内容が既に分かっているものだからというだけが理由ではないだろう。

「えーと、それじゃあここは……リーゼロッテさん、いいかしら?」

「……ええ、分かったわ」

 講師が生徒の誰かを指し、指された生徒が答える。
 授業中であることを考えれば極普通の光景ではあるも、そう言い切ってしまうには講師生徒両方の反応が普通ではなかった。

 初回はそれほどでもなかったのだが、二回目以降の授業でブリュンヒルデは明らかにリーゼロッテを意識していたのだ。
 リーゼロッテを指す回数が明らかに多かったし、何かを言いたげにその顔をジッと見つめていることも多かった。

 対してリーゼロッテはリーゼロッテでそれにまったく反応を返していないのが逆に不自然だし、何よりもブリュンヒルデの顔をまったく見ることがない。
 どんな鈍い人物だろうと、二人の間に何かがあるのは簡単に分かってしまうだろうという有様であった。

 エミーリアはそんな二人へと、ここ最近は呆れたような目を向けることが多い。
 寮では同室の彼女だが、そっちでは何も聞かないようにしているようだ。

 貴族であるならば、色々人に話すことの出来ない事情を抱えているのは当たり前。
 そう判断しているようであった。

 イリスも二人のことは気になっているようだが、特に行動を起こすようなことはない。
 ただ、相変わらず表情に乏しいながら、そこには困惑があるように見えた。

 どちらかと言えばどうすればいいのか分からないから動けない、といった感じなのだろう。
 何となくそうなのだろうと思ってはいたが、対人関係はあまり得意ではないらしい。

 そして今日もまた、微妙な雰囲気の中でブリュンヒルデの授業が終わり――

「で、結局どういうことなの?」

 その後にやってきたいつもの訓練場で、レオンは思い切ってリーゼロッテへと尋ねてみた。

「……またストレートに聞いてきたわね」

 一瞬面食らったかのように目を見開いた後、呆れ交じりの苦笑を浮かべたリーゼロッテに、肩をすくめて返す。
 この十日の間のことから、こうするのが最も手っ取り早いと判断出来たのだから仕方があるまい。

「遠回しに聞こうとしたところで、はぐらかされて終わるだけだろうと思ったからね」

「……まあ確かに、そうしてたでしょうけど。でもそう言うってことは、ある程度の事情は理解してるみたいね」

「ま、どこまで正確に理解出来てるのかは分からないけどね。ただ、今の君の立場に関してはある程度分かってるとは思うよ? 公爵家の次期当主・・・・様」

 レオンの言葉に、リーゼロッテは苦さの中に諦めの混じったような表情を浮かべた。

「……そりゃ分かってないわけがないわよね」

「ザーラ先生が初日に言ってたしね」

 防御魔法しか使えない公爵家の次期当主。
 それがリーゼロッテを指す言葉であったのは、考えるまでもないことだ。

 だからその時点で、リーゼロッテの現在の肩書きがそうなっているのだということには気付いていたし、それでも触れることはなかったのは、踏み込んでいいものか分からなかったからである。
 本来ならば有り得ないことだからだ。

 既に述べたように、ブリュンヒルデとリーゼロッテの間には十歳の差がある。
 そしてブリュンヒルデは王立学院の騎士科に通い、そのまま騎士となった。
 学院では純粋に成績によってAクラスに在籍していたらしいので、そこには何の問題もなかったようだ。

 それは箔付けのためであり、レベル上げのためでもあるが、爵位持ちの家の者ならば珍しい道ではない。
 むしろ次期当主であることを考えれば極自然なものだ。

 そう、少なくともその時点では、ブリュンヒルデこそが次期公爵家当主だったのである。
 レオンもそう記憶していたし、そこまでの間に問題らしい問題は特に見当たらない。
 ブリュンヒルデは順調に次期公爵家当主としての道を歩んでいたし、普通ならば間違いなくそのまま当主を継いでいただろう。

 そもそも貴族の次期当主の座というのは、余程のことがない限り変わることはないのだ。
 そんなポンポンと変わられたら本人達はもちろんのこと、周囲の者達もたまったものではない。

 だが、逆に言うのならば……余程のことがあれば、変わるということでもあるのだ。

「ちなみにちょっと聞きたいんだけど、君の今のレベルって幾つ?」

「そうね……先日39になったわ」

「なるほど……予想以上ではあるけど、だからこそ納得でもあるかな」

 エミーリアの予想によれば、30台だろうとのことではあったが、後半も後半だとは。
 それは確かに公爵家としても放っておくわけにはいくまい。

 まあつまるところ、リーゼロッテが次期公爵家当主となったのは、あまりにも優秀すぎたからであった。

 聞いた話によれば、現在のブリュンヒルデのレベルは25前後程度だという。
 これは公爵家の次期当主として考えた場合、平均的なものである。
 何の問題になることでもない。

 しかし、リーゼロッテの年齢とレベルを考えた場合、それは余程のことが起こってしまうほどの差なのだ。

 ある意味ではエミーリアと、そしてレオンと逆である。
 ブリュンヒルデは本来劣っているというわけではなかったが、優れすぎている妹と比べた場合、相対的に劣っていると判断せざるを得なかったのだ。

 ただ、リーゼロッテはリーゼロッテで防御魔法しか使えないという欠点があったが、それが欠点となりうるのは騎士になろうとした場合だけである。
 公爵家の当主としてみた場合は何の問題もないのだ。
 むしろ直接的に民を守ることが出来ると考えれば、相応しいと言えるかもしれない。

 ともあれそうして、リーゼロッテは次期公爵家当主となってしまったのだ。
 次期公爵家当主として順調な道を進んでいたはずの姉を、意図せず蹴落とす形となって。

 エミーリアから聞いた話を思い返しながら、レオンは小さく溜息を吐き出す。
 ままならないものだと思いつつ、今尋ねるべきはそのことではない。

「それで、ブリュンヒルデ先生は君のことを手助けに来た、って認識でいいのかな?」

「そうね……基本的にはそれで問題ないとは思うわ」

「基本的に、ね」

 まあ本当にそれだけであったならば、リーゼロッテもブリュンヒルデを避けるような真似はしまい。
 色々と思うところはあって当然だが、リーゼロッテは既に成人しているのだ。
 貴族として、公爵家の人間として教育されてきたリーゼロッテが、その程度のことを飲み込めないはずがない。

 である以上は、現在の様子は何か他に理由があるということである。

「あんたが今の国内の貴族のことをどれだけ理解してるのかは知らないけど、今一部の貴族の間には焦りみたいなのがあるのよ」

「焦り……?」

「ええ。最近公爵家にまで成り上がった家がある、っていうのは知ってるわよね?」

「まあ当時は割と騒ぎになったしね。そうじゃなくても知ることになったとは思うけど」

 この国の公爵家というのは少々特殊で、必ず四家しか存在しないと決められている。
 つまりはどこかが公爵家になるということはどこかがそうではなくなるということで、当時は随分と騒がしいことになったものであった。

「市井ではその影響は大分収まったみたいだけど、貴族の間ではまだ収まってないのよ。一部では次は自分達も降格させられるんじゃないかって焦ってるし、逆に一部は次は自分達の番じゃないかって期待してる。特に今は時期が時期だもの。自分達の存在意義の半分ぐらいが消失するかもしれないってなれば、色々と考えたりするわ」

「ああ……なるほど」

 存在意義の半分の消失というのは、イリスが本当に魔王を倒すかもしれない、ということだ。

 魔獣とは魔王がいることで発生する存在なのだから、その原因がいなくなれば当然これ以上の魔獣は生まれないことになる。
 となれば、必然的に魔獣から民を守ることを最大の役目としていた貴族達のその役割も必要がなくなってしまうということであった。

「それは公爵家も例外ではないし、特にうちは最近これといった功績を残せてないから大分焦ってるみたいなのよね。あたしを次期当主にしたのはその辺も関係あるみたいだし。……で、あの人が来たのも、多分そういうことなんでしょうね」

「何らかの形でリーゼロッテするように、ってこと? でもそれならむしろ協力すべきなんじゃ……?」

「あんたも分かってることだとは思うけど、公爵家ってのは色んな人達の思惑が入り混じってるところだもの。あの人が来たのは家のためだろうけど、あたしのためとは限らないわ。実際、やっぱりあたしを次期当主にしたのは間違いであの人を次期当主に戻すべきだって主張してる人の話もそれなりに聞くもの」

「次期当主ってそんなポンポン気軽に変えられるもんじゃなかったと思うんだけどなぁ」

「そんな常識なんてどうでもよくなるぐらいには、うちも焦ってるってことよ。……あの人と気軽に話をしたりするわけにはいかない程度には」

 そこから何がどう転がり、リーゼロッテにとって不利益なことが生じてしまうか分かったものではない。
 そういうことのようだ。

「相変わらず貴族ってのは面倒だなぁ……」

「まったくね。でもそういうわけだから、授業の空気を悪くしてるのは自覚してるけれど、しばらくは我慢してもらうしかないわね」

 そう言って肩をすくめるリーゼロッテも、決して現状をよく思っているわけではないようであった。

 まあ、当然と言えば当然か。
 レオンの記憶にある限り、少なくとも八年前のリーゼロッテは、姉のことを慕っていたはずだから。
 そしてそれは今も変わっていないように見え……だがあの頃とは、立場も何もかもが異なる。

 まったく本当にままならないものだと、リーゼロッテの横顔を眺めながら、レオンは溜息を吐き出すのであった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

最強付与術師の成長革命 追放元パーティから魔力回収して自由に暮らします。え、勇者降ろされた? 知らんがな

月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
旧題:最強付与術師の成長革命~レベルの無い世界で俺だけレベルアップ!あ、追放元パーティーから魔力回収しますね?え?勇者降ろされた?知らんがな ・成長チート特盛の追放ざまぁファンタジー! 【ファンタジー小説大賞の投票お待ちしております!】  付与術のアレンはある日「お前だけ成長が遅い」と追放されてしまう。  だが、仲間たちが成長していたのは、ほかならぬアレンのおかげだったことに、まだ誰も気づいていない。  なんとアレンの付与術は世界で唯一の《永久持続バフ》だったのだ!  《永久持続バフ》によってステータス強化付与がスタックすることに気づいたアレンは、それを利用して無限の魔力を手に入れる。  そして莫大な魔力を利用して、付与術を研究したアレンは【レベル付与】の能力に目覚める!  ステータス無限付与とレベルシステムによる最強チートの組み合わせで、アレンは無制限に強くなり、規格外の存在に成り上がる!  一方でアレンを追放したナメップは、大事な勇者就任式典でへまをして、王様に大恥をかかせてしまう大失態!  彼はアレンの能力を無能だと決めつけ、なにも努力しないで戦いを舐めきっていた。  アレンの努力が報われる一方で、ナメップはそのツケを払わされるはめになる。  アレンを追放したことによってすべてを失った元パーティは、次第に空中分解していくことになる。 カクヨムにも掲載 なろう 日間2位 月間6位 なろうブクマ6500 カクヨム3000 ★最強付与術師の成長革命~レベルの概念が無い世界で俺だけレベルが上がります。知らずに永久バフ掛けてたけど、魔力が必要になったので追放した元パーティーから回収しますね。えっ?勇者降ろされた?知らんがな…

辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい

ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆ 気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。 チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。 第一章 テンプレの異世界転生 第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!? 第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ! 第四章 魔族襲来!?王国を守れ 第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!? 第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~ 第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~ 第八章 クリフ一家と領地改革!? 第九章 魔国へ〜魔族大決戦!? 第十章 自分探しと家族サービス

【死に役転生】悪役貴族の冤罪処刑エンドは嫌なので、ストーリーが始まる前に鍛えまくったら、やりすぎたようです。

いな@
ファンタジー
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。 そこで転生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。 【第二章】 原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。 原作とは違う流れに戸惑いながらも、大切な仲間たち(増えます)と共に沢山の困難に立ち向かい、解決していきます。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~

Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」 病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。 気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた! これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。 だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。 皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。 その結果、 うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。 慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。 「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。 僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに! 行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。 そんな僕が、ついに魔法学園へ入学! 当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート! しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。 魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。 この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――! 勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる! 腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

神々に見捨てられし者、自力で最強へ

九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。 「天職なし。最高じゃないか」 しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。 天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。

処理中です...