無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す

 七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。

 才能限界0。
 それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。

 レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
 つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。

 だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。

 その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
 同日に前世の記憶を思い出したことも。

 一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。

 その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
 スキル。
 そして、自らのスキルである限界突破。

 やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。

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