階段

駅のホームへ続く階段。
私はそこを降りる時、最後の一段を、
いつも踏まないようにしている。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,246 位 / 193,246件 青春 7,031 位 / 7,031件

あなたにおすすめの小説

伊月千種のショートショート

伊月千種
現代文学
いつかどこか、思い出せないけれど確かに過ごしたあの日、あの時。 日常の一コマを削り取って描かれる、どこか懐かしい短編集。 *一話目は許可を得て知り合いとのリレー小説を少しいじって掲載しています。

あずさ弓

黒飛翼
青春
有名剣道家の息子として生まれる来人。当然のように剣道を始めさせられるも、才能がなく、親と比較され続けてきた。その辛さから非行を繰り返してきた彼は、いつしか更生したいと思うようになり、中学卒業を機に地元を出て叔母の経営する旅館に下宿することに決める。 下宿先では今までの行いを隠し、平凡な生活を送ろうと決意する来人。 しかし、そこで出会ったのは先天性白皮症(アルビノ)を患う梓だった。彼女もまた、かつての来人と同じように常人と比較されることに嫌気がさしているようで、周囲に棘を振りまくような態度をとっていた。来人はそんな彼女にシンパシーを感じて近づこうとするのだが、彼女はさらに重いものを抱えていたようで…… 来人の生き様と梓の秘密が絡み合ったとき。そこに生まれる奇跡の出来事は必見―。

幻飾イルミネーション

GMJ
現代文学
とあるクリスマスの、とあるさみしい女性のお話。 薄明りの中で彼女が見るものとは?

続·初めて言葉を話した青年

藤本夏実
青春
「はじめて言葉を話した青年」の続編です。青年がどんな風に暮らしていったかを書きました。

雪過ぎて雪

中岡 始
恋愛
10年前、雪の中で交わした約束があった――。 それは、いつかまた巡り会えると信じた二人の儚い願い。 東京で忙しい日々を送る詩織は、ある日偶然目にした新聞記事に心を揺さぶられる。そこに映っていたのは、かつての初恋の相手、悠真が撮影した故郷の雪景色だった。懐かしさとともに蘇る記憶。彼と過ごした冬の日々。そして、別れの日に残された言葉。 「また必ず会おう」 再び故郷を訪れた詩織は、静寂に包まれた雪の中で、忘れられない思い出と向き合う。そこで目にするのは、悠真が紡いだ美しい風景と彼の想いの欠片。二人が再会を果たしたとき、胸に秘めていた感情は静かに動き出す。 しかし、現実は甘くない。夢を追い続ける悠真と、都会に戻らなければならない詩織。それぞれの道を歩むために選ばなければならない決断。そして、積もる雪の中で二人が交わす言葉とは――? 雪が語りかける、切なくも美しい物語。 「雪過ぎて雪」は、別れと再会、そして未来への希望を描いた感動のラブストーリーです。 雪に包まれた風景と、二人の繊細な心の動きが読者の心を静かに揺さぶります。 あなたは、この雪の中で見つける想いを信じられますか?

データな彼女は、いじめられっ子。

小住人(こすみひと)
青春
いじめられっ子の早乙女千冬は俺の幼馴染だ。 決してクラス全員にいじめられている訳ではない。可愛らしい見た目と男子にも気軽に接するその姿勢が女子から反感を勝っているだけなのだ。 そんな千冬を助けるべく、俺は様々な作戦を亮介と共に練っていく。 しかし、そんなことは現状を悪化されるだけだった。 散々な結果で心が病んでいた俺は何となく、とあるQ&Aサイトで相談した。別にネット上でいじめを解決できる策が生まれるとは思っていない、ただそうでもしないと心が落ち着かなかったのだ。 すると返信が来た。そこには何のコメントも書かれていない名無しからのURLが。 俺は自暴自棄だったので、何も考えずそれを開く。 すると何にもない部屋が画面に映しだされた。 「写真を写してね?」 そう、コメントを添えられて。 どうするか、迷ったが取り敢えず、幼馴染を写真撮ることに――。 これが全ての始まりだった。

妖精の人形といた最期の一週間のあとは

ジャン・幸田
青春
 ずっと入院していた同級生のために、いろんな大人たちの協力を得て妖精人形になった女の子。本当の同級生の望みはいったいなんだったんだろうか?

140字短編集

ソメイヨシノ
恋愛
1話完結(?)の小説。140字小説がほとんど。