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55.崖の下より出てし暴風……

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 隊列は、レンとゼータが前衛。
 俺、アルカ、グランが後衛となる。

 レンは俺の傍にいなくていいのかと思ったのだが、そのレンとアルカが相談した上でこういう形にしたらしい。
 曰く「ドラゴンを倒すのは少しコツがいるので」とのことだ。
 ゲームだと何も考えずに倒すだけの雑魚なのに、やはりリアルになれば違うんだな。

 その大部分の理由が、単純に、斬ったら血が出るから、というものなんだそうだ。
 血の臭いを嗅ぎつけて同種がやってきたり、その流れる血そのものに含まれた毒を浴びないように、というのもある。アルカの武器は刀だからな。血とか飛び散ってナンボみたいな斬るための武器だからな。血が毒か。なかなか嫌な設定だな。
 偶然だが、打撃武器を得物とするゼータが雇えたのは運がよかったんだろう。

 まあ武器もそうだが、魔法も考慮した上での陣形らしい。
 俺とアルカは言わずと知れた光魔法、グランは地属性。地属性魔法はよくわからないが、光属性は前衛のサポートができるからな。毒を食らっても消せるし。一応毒消しも買い込んできたけど。ゼータは火属性らしいが、鬼族は基本的に魔力が極端に低いので、実戦用の魔法はほぼ使えないんだとさ。

 ちなみに俺は、全員の荷物持ちをしている。麻袋的なものの口を縛る紐を両手に、荷物を両肩に掛けている。
 押し付けられたわけじゃない。これが一番効率的だと俺が判断したからだ。まあさすがに率先して雇い主に荷物持ちさせるような冒険者もいないだろ。
 この状態を言葉に表すと「荷物は任せろ! 戦闘は任せた!」となる。
 冗談抜きで危険な場所なので、俺が前に出るのは禁止されているのだ。まあ前に出たところで、相変わらず実戦経験が乏しいからな。俺じゃ役に立たないだろう。

 それにしてもだ。

「結構足場が悪いわね」

 恐らく少しずつ岩壁が崩れて、谷底に溜まっているのだろう。並んで二人くらいが歩けるような隙間はあるが、その周りは大小の岩が無造作に転がっていて視界が悪い。大きなものは俺の背丈くらいあるし。

 そう考えると、並んで歩けるスペースがある、というのも若干不自然な気がするが。偶然空いたスペース……ってわけではないよな?

「この道は、偶然できたものじゃないわよね?」

 そうだよ、と答えたのは、すぐ隣のアルカである。

「半年に一回、冒険者と兵士で歩けるだけの道を作ってるんだよ」

 だそうだ。半年に一回、岩をどかして歩けるだけの場所を作っているってことか。何目的の行為なんだろう? もしかしてタットファウス王国の公道扱いなのか?

「ああ、俺も参加したことあるよ」

 グランの話では、偵察とトカゲドラゴンの間引き、その二つのついでに道を塞ぐ岩をどけるんだとか。そしてグランは岩をどかす方面で雇われたらしい。……まあ初心者用の依頼なんだろうな。

「ところであなた。グランくん」
「ん?」
「その剣、預かりましょうか?」
「え、なんで? 俺これなくなったら丸腰なんだけど」
「いいじゃない。所詮男なんて、どんなに文明人ぶったって最後の最後は裸で拳で殴り合いでしょ?」
「なんで裸なの!? なんで殴り合うの!? 誰と!? モンスターと!?」
「そうよ! だから剣を貸しなさい!」
「いや無理だよ! ただでさえ弱いのに、武器まで取り上げられたら何もできないよ!」

 チッ……グランから剣を取り上げろ作戦は失敗か。俺から言わせりゃ「ただでさえ弱いんだから、もう攻撃は諦めろ。忘れちまえ」って感じなんだが。


「じゃあわたしの舎弟にしてあげるから、剣をよこしなさい」
「……それ俺になんの得があるの?」

 バッカ野郎! 俺は辺境伯令嬢だぞ! ……「俺は」ってなんかおかしい気がするけど、とにかく今は辺境伯令嬢だぞ! でもまあ特にいいことがあるのかと言われれば確かにきわどいところだな。むしろ逆だな。超嫌われてる悪役令嬢と懇意にしてるって時点で、俺と一緒に嫌われるのが目に見えてるな。

 うーん……この冒険中になんとか剣を取り上げたいんだがなぁ……
 さすがにマジで怪我させて片腕使えなくするわけにもいかないしな……どうやったら奴の剣を奪えるだろうか。




 どんなに進んでも代わり映えのしない谷底を行く。
 地面がぬかるんでるのは、雨が染み込んでいるせいだろうか。日光が当たりづらいから水分が蒸発しづらいとか、そういう理屈なのだろうか。

 途中、何度かトカゲドラゴンを見かけるも、全部ゼータが投石で仕留める。レンがドラゴンの足止めをし、その間にゼータが狙うというスタイルが自然と確立した。石をぶつける――打撃で仕留めれば、あまり血が流れない。原始的だが効率的な戦い方でもあるのだ。
 チラッチラッと意味ありげに俺を見るゼータが鬱陶しいものの、それを除けば、順調に進んでいた。

 ところで、この道中ちょっとした疑問が浮上した。

 ――『ドラゴンの谷』の最奥にある『ドラゴンの巣』とはどこだ?

 「最奥」と言われれば「ああ、一番奥なんだな」とわかる。それはいい。
 だが、何を指す「奥」なんだ?

 例えば、ここは谷の底と言えるだろう。左右には岩壁がそびえている。フリークライミング的に登るにはキツい高さと、絶壁のような傾斜だ。

 つまり、高さで言えば、すでに「谷の一番奥」になる。

 だがここが『ドラゴンの巣』じゃないとなれば、答えは一つに限られる。
 そう、「道の一番奥」だ。 

 だが、そうなると疑問が生じるのだ。

 この亀裂は、大陸の端の方を斜めに走り、海まで到達している、らしい。アクロディリアが学んだ地理や歴史ではそうなっている。

 ならば「最奥」は「海」ってことになるわけだ。
 でも、海は海だろ? 決して『ドラゴンの巣』ではない……と、思うんだが。ゲームでは決して海ではなかったし。
 うーん……ゲームだと横穴とかに入ったり出たりして、洞窟を抜けていった先にあるフィールドだったはずだが……もしや『ドラゴンの巣』って地中なのか? この両手の壁の中に何かがあるのか?
 ま、進めばわかることか。代わり映えのしない景色だからこんな余計なことを考えるんだろうし。
 
 ――この疑問は、すぐに解けることになる。
 ――割と最悪な答えとして、俺たちに降り注ぐことになる。




 途中で昼休憩を挟む。
 その辺にある大岩……五人集っても充分スペースが余るほどの岩の上に集まり、それぞれ昼食と少々の酒を消化する。
 実物を見た今だからこそ、思う。

「ドラゴンって本当に食べられるの?」

 アルカとグランがぎょっとした顔で俺を見る。

「食えるぞ」

 今度は俺も、そして少し前に先にぎょっとしたレンも一緒にぎょっとして、一杯だけ与えた酒をちびちびやっているゼータを見る。

「私の故郷では高価なものであった。――調理に無駄に手間が掛かるというだけで、味はさほど旨くはなかったが」

 詳しく聞くと、人体には毒となる血を綺麗に洗い流し、毒消し草の煙で燻製にしたり、毒消し草で包んで漬けたりして、毒の成分を完全に抜くんだとか。そんな方法もあるのか……

 俺の読んだ本では、特殊な調理法とやらが載っていたんだが。さばき方な。身体の方はグロくて無理だが、一応尻尾の部分だけはさばき方を熟読して憶えてきたんだぜ。まあそれでもちょっと実践に移したいとは思えないんだが。だって血に毒あるんだろ? 危険を冒してまで食べたいものでもないしさ。

「だが、この大陸こっちの燻製肉のように塩や香辛料をふんだんに使えば、旨いかも知れん」

 ふうん……
 ……つまり、ドラゴンの燻製肉で一稼ぎできる可能性がある、と。そういうことだな。

 本の知識は先人の知恵の宝庫だ。だがそれが間違っていないとは言い切れない。俺たちの世界だって化学などの力で、これまで常識だったことが簡単に覆ることもあるからな。
 そこで、ゼータのリアルな感想が聞けたのは、裏付けになる。どうにかすれば食えるってのは確定したのだ。

 「どうやっても食えないもの」を食おうとするのは無茶で無謀だが、「食えることは食える」という確証が得られたのであれば、話はまったく違ってくるからな。

 先の浴場建設の時のように、またお金を稼がないといけない状況になるかもしれない。この金のなるかもしれないタネは、俺の心の中にひっそりしまっておくことにしよう。

 そんな休憩を済ませて更に先を進む。
 ほんの短い間だけ太陽が顔を覗かせ、すぐに壁に阻まれ暗くなる。

 代わり映えのしない景色を歩く。
 現代日本ではこんなところ歩いたこともないし、人より大きいトカゲだって見たこともない俺は、いろんな発見があってちょっと楽しい。森なんかはパッと見は現代と大して変わらないからな。

 本気で見たことのない虫がいたり。
 こんな環境でも育つ草木があったり。
 浅い水たまりでゴロゴロ転がるトカゲがいたり。
 こんなところには違和感しかない樹木があったりもする。たぶん雨だかなんだかで崖から崩れ落ちてきたものが、そのままこの谷に自生したのだろう。完全に根が張ってるしな。

 自然パワーすげーなーと思って仔細に眺めていれば、根元にデカい紫のキノコが生えていた。「食えるの?」って聞いたら「猛毒」とレンから返ってきた。うん、色からして毒キノコっぽいもんな!

「あなた。グランくん。そこのキノコ食べていいわよ」
「いやいらないよ!」

 せっかく見つけたので、試しにグランに勧めてみたら、露骨に嫌そうな顔して断られた。

「レンさんが猛毒って言ってたの聞いてたよ! フロントフロン様は俺をどうしたいの!?」

 いやあ、別にどうもしないけど。ただグランの反応が面白くてさー。
 だって他にこんな話を振れる相手がいないじゃん。レンは睨むかあしらうかの二択だし、ゼータは絶対に「酒くれ」としか言わないだろうし、アルカはイジると異様な輝きを放つから悪ノリした後にちょっとかわいそうになりそうだし。

 それにしても、これが年下枠の攻略キャラか。
 ゲームでは全然印象に残ってなかったが……今こいつを直接見た上でなら、なんとなく年上のお姉さん方に人気出るのもわかる気がする。反応がいいよね。男女云々は抜きにして、後輩として普通に可愛がりたくなる。……まあ可愛がるというか、イジりたくなるというか。「先輩勘弁してくださいよぉー」とか「先輩スラム牛耳ってるってほんとですか!? すげー!」とか言わせるとめちゃくちゃ似合いそうだし。

 ……でもお約束だし、アルカにも振ってみようかな。

「じゃあアルカさん。あなたにあげる」

 さてアルカの反応は――

「あ、じゃあいただきまーす」

  ぶちっ

 ……ほら見ろ、輝いたじゃねーか。
 何この乙女ゲーの主人公。毒キノコ鷲掴みして引きちぎったよ。ちょっと、その、物事の見方を、目線をぐいっと変えたら、なんというか、キノコをもぎちぎるってある種の猟奇的なことしやがったよ。今はないはずの俺の男部分が震え上がった気がするよ。天を突かんばかりに立派にそそり立ったキノコを、遠慮なく、ぶちって……

「結構いい値で売れるんだよねー」

 まるで生産者のようなツヤツヤの笑顔でキノコを見せつけ、アルカは腰の皮袋にそれを納めた。なんだよこの見方を変えたら猟奇的な主人公……

「……見た? これが本物の冒険者の姿よ」
「……俺より確実に逞しいと思う」

 うん。俺もそう思う。
 でもな……この冒険者はちょっとINT低めなんだ。……なんて言ったら自分も悲しくなりそうだから言わないでおこう。

 ――なお、全員に「色々と面倒だからわたしのことは敬称さえ付ければタメ口でいい」と話してある。戦闘中とかぐだぐだやってる暇がない状況もあるだろうからな。咄嗟の判断でみんなの命が掛かるような状態にもなりえるわけだし、細かいことはナシだ。




 この果ての見えない行進に終わりが来たのは、たぶん、夕方に差し掛かったくらいの頃だ。たぶん四時くらいかな。夏だから空は明るいが、光を遮られたこの場所は結構暗くなっている。

「お、おお……」

 風の音が、更にうるさい。
 下から・・・突き上げてくる強い突風に、この身さえさらわれるんじゃないかと錯覚する。

 さっきの疑問の答えが、ここにあった。

 『ドラゴンの谷』の最奥とは、ここから下である。
 崖の底だったここから更に下――底の見えない大地の疵は、更に深く遠く続いているようだ。




 そして、崖下を覗き込んだ俺は、その闇の奥にある巨大な相貌と、目が合った。

 何かと・・・目が合った・・・・・、と思った瞬間。
 俺は強い力で後方に引っ張られて、そのまま投げられて、宙を舞っていた。

「下がれ!!」

 ゼータの気が入った声と共に、それ・・はゴウと、小さな岩さえ巻き上げるような小さな竜巻のごとく崖下から現れた。

 なすすべなく宙を舞う小さな俺をあざ笑うように、とても大きなドラゴンが、俺の頭上飛んでいた。









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