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国始動編
第107話 いざディランチ連邦へ
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自室へと戻った大地は早速自室へとメリアとルルを呼び出した。
しばらくして何もわからないまま念話で呼び出されたメリアとルルは怪訝そうな顔をしながら大地の自室へと入って来た。
メリアにいたってはルルとの時間を邪魔されたとばかりに不服そうな表情をしていた。
「今度は何よ?」
「何かあったんですか?」
自室に入った二人はすかさず大地に自分達を呼び出した理由について聞いてくる。
「明日俺達三人でディランチ連邦に行くことになった。だからその準備をしておいて欲しい。」
大地は淡々とした様子で二人にディランチ連邦行きを伝える。
「ちょっと待ちなさいよ! 何がどうなって私達がディランチ連邦に行くことになったのよ!?」
あまりに急な話にメリアが経緯について聞いてくる。
大地はディランチ連邦の現在の状況と何故自分達が救援に向かうのかについて二人に説明する。
「確かにそれは救援に向かうべきでしょうね。一見関係無いように見えても、ディランチ連邦が窮地はイコール私達の窮地ってことになるのだから。」
「そうだ。だからといって国力を高めている今の段階で軍を動かしたり、大臣仕事を任せている奴らの手を借りるわけにはいかない。そこで手が空いている俺とメリアとルルが救援に向かうって訳だ。」
「手が空いているって・・・あんたこの国のシンボルでしょうが。」
「なぁに。コピー体を一人置いていくからばれることはない。」
大地の軽い発言に小さいため息をつくメリア。すると喜々とした様子でルルが二人の会話に割って入ってきた。
「でも三人で他の領地に行くなんてマルタ以来ですね!」
「ルル。あんたね、旅行にいくわけじゃなくて戦争地域の真っ只中に行くのよ? そのお気楽ぶりは誰に似たのやら・・・」
危険な戦争地域に行くというのに嬉しそうに眼を輝かせるルルの姿を見て、今度は大きなため息をつくメリア。
「まぁそう心配するな。ルルを最前線で戦わせようとは思っていない。ルルはあくまで後方支援に周ってもらう予定だ。最前線で戦うのは俺とメリアだ。」
「それならいいんだけど。」
メリアはルルを後方支援にまわすということを聞いて少し安堵した様子を見せる。
逆にルルは少し不満そうな表情を見せるが、ゼルター戦の事を思い出したのか、素直に首を縦に振る。
「とりあえず明日出発する予定だから、今日中に準備しておけよ。」
その後、大地から集合場所や出発時間について聞いたメリアとルルは支度を整えるといってすぐさま自室へと戻っていった。
「じゃあ俺の方も念のため準備をしておくか。」
大地は二人が退室した後、自室の隣に設置している大地専用の武器開発実験用の部屋へと入っていった。
翌日の明朝。アースの正門前には大地達と馬に乗ったジグル達の姿があった。
「移動用の馬を用意しなくて大丈夫ですか? 徒歩だとディランチ連邦までどれくらいかかるかわかりません。それともディシント密林を越えるおつもりですか?」
ジグルは馬を用意していない大地達を見て、少し不安そうに大地に進言する。
「あぁ馬はいらないぞ。これで移動するから。」
大地は不安そうな顔を見せるジグルを尻目に目の前に軍事用の輸送機を出現させる。
目の前に出て来た輸送機は羽の両端にヘリコプターのようなプロペラが搭載させていた。
記憶にあるからこれを再現したが、この機体ってそういや日本でも結構事故率高かったような・・・
大地は再現した目の前の機体を見て、日本にいた時見ていたニュースを思い出した。
機体性能に少し不安を覚えた大地であったが、いざとなればセキュリティをかければよいと考えを切り替え、ジグル達に輸送機の説明を行う。
「これは空を飛行できる乗り物だ。これに乗ってディシント密林を越えて直接ディランチ連邦に向かう。多分だがディランチ連邦に着くまでそう時間はかからないだろう。」
「「「・・・・・・」」」
大地が輸送機について説明を行うが、目の前にそびえる金属の塊に目を奪われているジグル達の耳にはその説明が入ってこない。
「おい! 聞いているのか?」
「あぁ。すみません。あまりに突然の事で頭が上手くまわっていませんでした。」
大地の呼びかけで我に返ったジグル達は改めて大地から輸送機の説明を受ける。
「本当にこんな金属の塊が空を飛ぶんですか・・・?」
「私達は一度同じような物に乗ったから大丈夫ですよ!」
「でもその時は制御を誤ってクーポラに突撃したのよね。」
メリアの一言にジグルと護衛達は思わず大地に冷たい視線を集める。
「こっ今度は大丈夫だ! あの時は山の中ってのもあって着陸地点がなかったんだよ。それにこの機体なら前の奴に比べて着陸地点の指定もしやすい。前のようなことにはならん。」
正直この機体の制御に少しの不安を覚えていた大地ではあったが、それを隠して自信満々のフリをする。
「少々不安はありますが、馬で行くよりディランチ連邦に早く着くというのであれば、その機体で向かいたいです。」
ジグルの護衛達も同じ考えのようで、後ろで首を大きく立てに振っていた。
「よしじゃあ時間も無いようだじ、早速乗ってくれ。」
大地は輸送機のハッチを開くとジグル達に乗り込むように促していく。
その後ルルとメリア達が輸送機に乗り込んだことを確認した大地が安全ベルト装着等の指示を出していると、大地を呼ぶ野太い雄叫びが聞こえてきた。
「おーい! 大地の旦那待ってくれぇ!」
大地が輸送機のハッチに目を向けると大楯を担いだ状態で大きく肩で息をしているドグマの姿があった。
「ドグマ一体どうした?」
「いや俺も連れていってくれないかと思ってな。」
「それはいいが。鍛冶仕事の方はいいのか?」
「それに関しては師匠がいるから大丈夫だ。アースに来て早々に鍛冶師を取り仕切るようになっちまってな。もはや鍛冶仕事は師匠の陣頭指揮で回っている状態だからな。」
『っていうのは建前で本当は師匠から小人族の鍛冶を一度見ておけって言われてな。アースの鍛冶技術に小人族の鍛冶技術を合わせたら面白い物が作れるかもしれないってよ。』
「そういう事か。よくわかった。じゃあメリアの隣に座ってくれ。」
大地はドグマからの念話を聞き、カーンの差し金だと気付くとメリアの隣にドグマを座らせる。
再度安全ベルトや飛行中の注意点についてジグル達に伝え、安全確認を行った大地は、運転席に座る。
「じゃあ早速ディランチ連邦に行きますかね。」
大地が輸送機に魔力をこめると大きな機会音と共に羽の両端に装着されているプロぺラが高速で回転し始める。
回転数に比例して徐々に浮いてくる機体。
「おぉ・・・浮いている!」
輸送機の運転席の前方についているカメラから映し出された映像を見ながらジグル達が感嘆の声を挙げる。
その後、輸送機が大空へと飛び立つと、ジグル達は顔は信じられないという風に驚愕したものに変わっていた。
「はっはっはっは! こんな面白い物作っちまうなんて俺達の王様はとんでもねぇな!」
ドグマは相変わらず大きな高笑いをあげながら楽しそうにはじゃいでいる。
空を飛行している映像を見ながら、各々が様々な反応を見せていると、スピーカーから大地の声は聞こえてきた。
「身体は大丈夫か? 今とりあえずディシント密林の上を飛行中だ。とりあえず何処を目指せばいいのか教えてくれ。」
「あっはい。そのまま南下した先に大きな城下町のような場所があるはずです。そこの付近で留めて下さい。」
「了解! 時々機体が揺れるかもしれないからベルトは常に装着しておけよ。」
大地はジグルから行き先について聞くと、機体のプロペラを進行方向に向け、一気に加速を始める。
輸送機はそのままディシント密林の上空を飛び、ディランチ連邦領へと入っていった。
しばらくして何もわからないまま念話で呼び出されたメリアとルルは怪訝そうな顔をしながら大地の自室へと入って来た。
メリアにいたってはルルとの時間を邪魔されたとばかりに不服そうな表情をしていた。
「今度は何よ?」
「何かあったんですか?」
自室に入った二人はすかさず大地に自分達を呼び出した理由について聞いてくる。
「明日俺達三人でディランチ連邦に行くことになった。だからその準備をしておいて欲しい。」
大地は淡々とした様子で二人にディランチ連邦行きを伝える。
「ちょっと待ちなさいよ! 何がどうなって私達がディランチ連邦に行くことになったのよ!?」
あまりに急な話にメリアが経緯について聞いてくる。
大地はディランチ連邦の現在の状況と何故自分達が救援に向かうのかについて二人に説明する。
「確かにそれは救援に向かうべきでしょうね。一見関係無いように見えても、ディランチ連邦が窮地はイコール私達の窮地ってことになるのだから。」
「そうだ。だからといって国力を高めている今の段階で軍を動かしたり、大臣仕事を任せている奴らの手を借りるわけにはいかない。そこで手が空いている俺とメリアとルルが救援に向かうって訳だ。」
「手が空いているって・・・あんたこの国のシンボルでしょうが。」
「なぁに。コピー体を一人置いていくからばれることはない。」
大地の軽い発言に小さいため息をつくメリア。すると喜々とした様子でルルが二人の会話に割って入ってきた。
「でも三人で他の領地に行くなんてマルタ以来ですね!」
「ルル。あんたね、旅行にいくわけじゃなくて戦争地域の真っ只中に行くのよ? そのお気楽ぶりは誰に似たのやら・・・」
危険な戦争地域に行くというのに嬉しそうに眼を輝かせるルルの姿を見て、今度は大きなため息をつくメリア。
「まぁそう心配するな。ルルを最前線で戦わせようとは思っていない。ルルはあくまで後方支援に周ってもらう予定だ。最前線で戦うのは俺とメリアだ。」
「それならいいんだけど。」
メリアはルルを後方支援にまわすということを聞いて少し安堵した様子を見せる。
逆にルルは少し不満そうな表情を見せるが、ゼルター戦の事を思い出したのか、素直に首を縦に振る。
「とりあえず明日出発する予定だから、今日中に準備しておけよ。」
その後、大地から集合場所や出発時間について聞いたメリアとルルは支度を整えるといってすぐさま自室へと戻っていった。
「じゃあ俺の方も念のため準備をしておくか。」
大地は二人が退室した後、自室の隣に設置している大地専用の武器開発実験用の部屋へと入っていった。
翌日の明朝。アースの正門前には大地達と馬に乗ったジグル達の姿があった。
「移動用の馬を用意しなくて大丈夫ですか? 徒歩だとディランチ連邦までどれくらいかかるかわかりません。それともディシント密林を越えるおつもりですか?」
ジグルは馬を用意していない大地達を見て、少し不安そうに大地に進言する。
「あぁ馬はいらないぞ。これで移動するから。」
大地は不安そうな顔を見せるジグルを尻目に目の前に軍事用の輸送機を出現させる。
目の前に出て来た輸送機は羽の両端にヘリコプターのようなプロペラが搭載させていた。
記憶にあるからこれを再現したが、この機体ってそういや日本でも結構事故率高かったような・・・
大地は再現した目の前の機体を見て、日本にいた時見ていたニュースを思い出した。
機体性能に少し不安を覚えた大地であったが、いざとなればセキュリティをかければよいと考えを切り替え、ジグル達に輸送機の説明を行う。
「これは空を飛行できる乗り物だ。これに乗ってディシント密林を越えて直接ディランチ連邦に向かう。多分だがディランチ連邦に着くまでそう時間はかからないだろう。」
「「「・・・・・・」」」
大地が輸送機について説明を行うが、目の前にそびえる金属の塊に目を奪われているジグル達の耳にはその説明が入ってこない。
「おい! 聞いているのか?」
「あぁ。すみません。あまりに突然の事で頭が上手くまわっていませんでした。」
大地の呼びかけで我に返ったジグル達は改めて大地から輸送機の説明を受ける。
「本当にこんな金属の塊が空を飛ぶんですか・・・?」
「私達は一度同じような物に乗ったから大丈夫ですよ!」
「でもその時は制御を誤ってクーポラに突撃したのよね。」
メリアの一言にジグルと護衛達は思わず大地に冷たい視線を集める。
「こっ今度は大丈夫だ! あの時は山の中ってのもあって着陸地点がなかったんだよ。それにこの機体なら前の奴に比べて着陸地点の指定もしやすい。前のようなことにはならん。」
正直この機体の制御に少しの不安を覚えていた大地ではあったが、それを隠して自信満々のフリをする。
「少々不安はありますが、馬で行くよりディランチ連邦に早く着くというのであれば、その機体で向かいたいです。」
ジグルの護衛達も同じ考えのようで、後ろで首を大きく立てに振っていた。
「よしじゃあ時間も無いようだじ、早速乗ってくれ。」
大地は輸送機のハッチを開くとジグル達に乗り込むように促していく。
その後ルルとメリア達が輸送機に乗り込んだことを確認した大地が安全ベルト装着等の指示を出していると、大地を呼ぶ野太い雄叫びが聞こえてきた。
「おーい! 大地の旦那待ってくれぇ!」
大地が輸送機のハッチに目を向けると大楯を担いだ状態で大きく肩で息をしているドグマの姿があった。
「ドグマ一体どうした?」
「いや俺も連れていってくれないかと思ってな。」
「それはいいが。鍛冶仕事の方はいいのか?」
「それに関しては師匠がいるから大丈夫だ。アースに来て早々に鍛冶師を取り仕切るようになっちまってな。もはや鍛冶仕事は師匠の陣頭指揮で回っている状態だからな。」
『っていうのは建前で本当は師匠から小人族の鍛冶を一度見ておけって言われてな。アースの鍛冶技術に小人族の鍛冶技術を合わせたら面白い物が作れるかもしれないってよ。』
「そういう事か。よくわかった。じゃあメリアの隣に座ってくれ。」
大地はドグマからの念話を聞き、カーンの差し金だと気付くとメリアの隣にドグマを座らせる。
再度安全ベルトや飛行中の注意点についてジグル達に伝え、安全確認を行った大地は、運転席に座る。
「じゃあ早速ディランチ連邦に行きますかね。」
大地が輸送機に魔力をこめると大きな機会音と共に羽の両端に装着されているプロぺラが高速で回転し始める。
回転数に比例して徐々に浮いてくる機体。
「おぉ・・・浮いている!」
輸送機の運転席の前方についているカメラから映し出された映像を見ながらジグル達が感嘆の声を挙げる。
その後、輸送機が大空へと飛び立つと、ジグル達は顔は信じられないという風に驚愕したものに変わっていた。
「はっはっはっは! こんな面白い物作っちまうなんて俺達の王様はとんでもねぇな!」
ドグマは相変わらず大きな高笑いをあげながら楽しそうにはじゃいでいる。
空を飛行している映像を見ながら、各々が様々な反応を見せていると、スピーカーから大地の声は聞こえてきた。
「身体は大丈夫か? 今とりあえずディシント密林の上を飛行中だ。とりあえず何処を目指せばいいのか教えてくれ。」
「あっはい。そのまま南下した先に大きな城下町のような場所があるはずです。そこの付近で留めて下さい。」
「了解! 時々機体が揺れるかもしれないからベルトは常に装着しておけよ。」
大地はジグルから行き先について聞くと、機体のプロペラを進行方向に向け、一気に加速を始める。
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