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国始動編
第97話 シャマール
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客室から出た大地達はヘクトルの使用人から控室に案内されていた。
「結局日本に帰る手がかりは見つからなかったですね。」
「本当に全く手がかりがなかったと思っているのか?」
「えっなんかありましたか?」
何も気付いていない犬斗の様子を見て大きくため息をつく大地。
「銀次郎さんの日記を見る限り、どう考えても俺達を異世界に転移させたのは魔族だろうが。」
「言われてみれば確かに・・・」
「ノートに書いてあった口ぶりから魔族は銀次郎さんが異世界から転移されてきているのを知っていた。つまり何かしらの目的の為に魔族が俺達を異世界から呼び出したと考えるのが妥当だろ。そいつらなら日本に帰る方法を知っているかもしれない。活火山で思い当たる場所はないのか?」
「活火山なら帝国の北にあるガドール火山が一番有名だと思います。」
「もしかしたら人知れずそこに魔族の連中が潜伏してるのかもしれないな。しかし帝国領に魔族か・・・」
大地は密林に帝国兵が攻めてきた時の事を思い出していた。
あの時ザレウスは俺の事を迷いもなく創造神だと言っていた。つまり帝国は俺が密林にいることを知ってたってことだ。
そして今回の銀次郎さんの日記にあった魔族の存在。もしかして帝国は魔族と通じているのか?
いやでも人間至上主義を掲げる帝国がそんなことをするとは思えない。
あぁ! 考えることすら面倒くさくなってきた。
大地はいくら考えても答えの出ない問題に直面し激しく頭を掻きむしると、頭を切り替えたように話題を変える。
「まぁとりあえずは俺達の異世界転移に魔族が関わっている可能性が高いって分かっただけでも収穫だろ。今はまず残りのシャマールとユークの住民の保護が最優先だ。」
「そうですね。この話は帰ってからにしましょうか。」
大地と犬斗は銀次郎の日記の内容に出て来た魔族の存在を一旦頭の隅の方に追いやると、シャマールとユークで起きている暴動について話を進める。
「とりあえずだが、ユークの方は犬斗とリリスに任せていいか? シャマールには俺一人で向かう。」
「ちょっと待ってくれよ大地の旦那! 俺は一緒に行かないのか?」
「ドグマにはミッテに残ってもらいたい。いくら帝国が動きを見せないといってもクンプトとオステンは帝国領となっているんだ。用心に越しておくことはないだろう。もし何か異変があれば俺達に報告してくれる奴が必要だ。」
「そうかそういうことならミッテのことは任してくれ。はっはっは!」
大地の説明を聞いて納得したドグマは胸を叩きながら高笑いを始めた。
「それで聖騎士団の方はどうするんだ?」
リリスがドグマの高笑いに怪訝そうな顔を見せながら大地に聖騎士団の運用について聞く。
「とりあえず大型バスの運転手は必要だからな。とりあえず部隊を三つに分けるか。暴動をどう治めるかはリリス達に任せるが、くれぐれも住人には危害を加えないように注意してくれ。暴動を治めた後は来たい奴だけバスに乗せてアースに向かってくれればいい。ミッテも同じで大型バスは必要台数用意しとくから、住民の準備ができ次第俺達に構わず向かってくれ。」
大地達が控室で今後の動きについて話をしていると、ヘクトルが控室に入ってきた。
「お話し中に申し訳ない。大地さん達は今日はどうなされるおつもりですか? もう日も暮れてしまっています。もしよろしければお部屋を用意させてもらいますが。」
「もし部屋を用意してくれるのであればとても助かる。お言葉に甘えさせてもらうよ。」
「それでは四人分の部屋を用意しておきます。」
ヘクトルは大地達にそう告げると部屋から出て行った。
「とりあえず動き出すのは明日からにするか。」
「そうですね。今日はいろんな意味で疲れましたから。」
四人はその後、細かい部分の打ち合わせを行い、ヘクトル達の案内でそれぞれの部屋にて床に着いた。
翌日、早朝からミッテを出発した大地は正午前にはシャマールに到着していた。
あからさまな世紀末じゃねえか。
シャマールの街を見た大地は自身の好きな某有名な漫画を思い出していた。
様々な家屋が破壊されており、道端には物乞いと化した人々が群れを成していた。
「大地さんどうしますか?」
聖騎士団の一人が大地に指示を仰ぐ。
「いきなり獣人を連れた部隊が入ってきたらみんな警戒するだろう。とりあえずは少し離れた所で待機していてくれ。」
「承知致しました。」
聖騎士団の待機を命じた大地は世紀末と化した街中に臆することなく入っていく。
街中の様子を見ながら奥へと進んでいく大地は兵士達が何故このような事をするのか理解に苦しんでいた。
領主もそれに使える兵士達もそこの土地に暮らす住民達の税金で暮らせているようなものだ。
そりゃ力に任せて略奪の限りを尽くせば一時的に多量の金やその他の物資を得ることが出来るだろう。
しかしあくまでそれは一時的なものに過ぎず、その物資が無くなってしまえば、もう新たに物資を補給出来なくなってしまう。
そんなことは子供でも分かる話である。
「まぁそんなこと今考えても仕方ないか。」
大地は小さく独り言をつぶやくと、歩ませていた足を止めた。
「おい。お前は何しに来た?」
多分この先に領主館があるのだろう。目の前の通路を塞ぐように並んでいた兵士が大地に気付いて声をかけて来た。
「ここを今仕切っている奴は誰だ?」
「はぁ? 何言ってやがる。まずはこっちの質問に答えろや。」
通路の奥では昼間なのにも関わらず道の真ん中で酒盛りをしている兵士達の姿が見える。やや顔に赤みのある兵士達は隣の女性を侍らせながら機嫌良く酒を注がせている。
女性達は無理やり兵士達の相手をさせられているのだろう。酔った兵士に身体をまさぐられている人もいた。
「はぁ。本当にこの世界はとことん腐ってやがるな。」
「はぁ!? ぶつぶつ言ってねえでこっちの質問に――――」
バンッバンッ!
バンッバンッバンッ!
目の前に立ち塞がる兵士が大地に詰め寄ろうとした時、何発もの乾いた銃声が響く。
その直後、眉間から血を流しながら倒れる兵士達。
あっという間に大地の前に立ち塞がっていた兵士達は躯となっていた。
「おい。何が起きたんだ!?」
後方で酒を飲んでいた兵士達も目の前で急に仲間が倒れたのを見て、咄嗟に武器を構えだす。
しかし大地はそんな兵士達には目もくれず、銃剣のオートリロードを済ませ、気怠そうな様子で領主館の方向へと歩いていく。
「おいあいつを通すな! 応援を呼べ!」
すぐさま各詰所に応援を呼びにいく兵士達。残った兵士は領主館へと迫る大地を止めようと切りかかってくる。
しかし銃剣を持つ大地に剣で挑むなど愚の骨頂。兵士達は大地に近寄ることすら出来ずに眉間や心臓をピンポイントで撃ち抜かれていく。
流石に全部ご丁寧に相手するのは骨が折れるな。ちゃちゃっと済ませますかね。
大地はコピペによりロケランを装備した分身体を多数出現させると応援を呼びに行った兵士達の後を追わせる。
とりあえずこれで詰所の奴らは全滅させられるだろう。
その後大地は迫りくる兵士達を銃剣やバルカン砲、時にはロケランを使い、殲滅しながら領主館へと向かっていく。
自然災害のようにいとも簡単に命を狩っていく悪魔の存在に恐怖した兵士達は、あたふたと狼狽しながら逃げ出していく。
おいおい。こんな酷いことしておいて自分達の命が危うくなったら逃げるなんてさすがに虫が良すぎないか?
背中を見せながら逃げる兵士達を見て怪訝そうな顔を見せた大地は容赦なく逃げる兵士達にロケランを放っていく。
豪快な爆発音と共に散っていく兵士達。
結局大地は領主館に着くまでの間、誰一人として兵士達を見逃すことはなかった。
「結局日本に帰る手がかりは見つからなかったですね。」
「本当に全く手がかりがなかったと思っているのか?」
「えっなんかありましたか?」
何も気付いていない犬斗の様子を見て大きくため息をつく大地。
「銀次郎さんの日記を見る限り、どう考えても俺達を異世界に転移させたのは魔族だろうが。」
「言われてみれば確かに・・・」
「ノートに書いてあった口ぶりから魔族は銀次郎さんが異世界から転移されてきているのを知っていた。つまり何かしらの目的の為に魔族が俺達を異世界から呼び出したと考えるのが妥当だろ。そいつらなら日本に帰る方法を知っているかもしれない。活火山で思い当たる場所はないのか?」
「活火山なら帝国の北にあるガドール火山が一番有名だと思います。」
「もしかしたら人知れずそこに魔族の連中が潜伏してるのかもしれないな。しかし帝国領に魔族か・・・」
大地は密林に帝国兵が攻めてきた時の事を思い出していた。
あの時ザレウスは俺の事を迷いもなく創造神だと言っていた。つまり帝国は俺が密林にいることを知ってたってことだ。
そして今回の銀次郎さんの日記にあった魔族の存在。もしかして帝国は魔族と通じているのか?
いやでも人間至上主義を掲げる帝国がそんなことをするとは思えない。
あぁ! 考えることすら面倒くさくなってきた。
大地はいくら考えても答えの出ない問題に直面し激しく頭を掻きむしると、頭を切り替えたように話題を変える。
「まぁとりあえずは俺達の異世界転移に魔族が関わっている可能性が高いって分かっただけでも収穫だろ。今はまず残りのシャマールとユークの住民の保護が最優先だ。」
「そうですね。この話は帰ってからにしましょうか。」
大地と犬斗は銀次郎の日記の内容に出て来た魔族の存在を一旦頭の隅の方に追いやると、シャマールとユークで起きている暴動について話を進める。
「とりあえずだが、ユークの方は犬斗とリリスに任せていいか? シャマールには俺一人で向かう。」
「ちょっと待ってくれよ大地の旦那! 俺は一緒に行かないのか?」
「ドグマにはミッテに残ってもらいたい。いくら帝国が動きを見せないといってもクンプトとオステンは帝国領となっているんだ。用心に越しておくことはないだろう。もし何か異変があれば俺達に報告してくれる奴が必要だ。」
「そうかそういうことならミッテのことは任してくれ。はっはっは!」
大地の説明を聞いて納得したドグマは胸を叩きながら高笑いを始めた。
「それで聖騎士団の方はどうするんだ?」
リリスがドグマの高笑いに怪訝そうな顔を見せながら大地に聖騎士団の運用について聞く。
「とりあえず大型バスの運転手は必要だからな。とりあえず部隊を三つに分けるか。暴動をどう治めるかはリリス達に任せるが、くれぐれも住人には危害を加えないように注意してくれ。暴動を治めた後は来たい奴だけバスに乗せてアースに向かってくれればいい。ミッテも同じで大型バスは必要台数用意しとくから、住民の準備ができ次第俺達に構わず向かってくれ。」
大地達が控室で今後の動きについて話をしていると、ヘクトルが控室に入ってきた。
「お話し中に申し訳ない。大地さん達は今日はどうなされるおつもりですか? もう日も暮れてしまっています。もしよろしければお部屋を用意させてもらいますが。」
「もし部屋を用意してくれるのであればとても助かる。お言葉に甘えさせてもらうよ。」
「それでは四人分の部屋を用意しておきます。」
ヘクトルは大地達にそう告げると部屋から出て行った。
「とりあえず動き出すのは明日からにするか。」
「そうですね。今日はいろんな意味で疲れましたから。」
四人はその後、細かい部分の打ち合わせを行い、ヘクトル達の案内でそれぞれの部屋にて床に着いた。
翌日、早朝からミッテを出発した大地は正午前にはシャマールに到着していた。
あからさまな世紀末じゃねえか。
シャマールの街を見た大地は自身の好きな某有名な漫画を思い出していた。
様々な家屋が破壊されており、道端には物乞いと化した人々が群れを成していた。
「大地さんどうしますか?」
聖騎士団の一人が大地に指示を仰ぐ。
「いきなり獣人を連れた部隊が入ってきたらみんな警戒するだろう。とりあえずは少し離れた所で待機していてくれ。」
「承知致しました。」
聖騎士団の待機を命じた大地は世紀末と化した街中に臆することなく入っていく。
街中の様子を見ながら奥へと進んでいく大地は兵士達が何故このような事をするのか理解に苦しんでいた。
領主もそれに使える兵士達もそこの土地に暮らす住民達の税金で暮らせているようなものだ。
そりゃ力に任せて略奪の限りを尽くせば一時的に多量の金やその他の物資を得ることが出来るだろう。
しかしあくまでそれは一時的なものに過ぎず、その物資が無くなってしまえば、もう新たに物資を補給出来なくなってしまう。
そんなことは子供でも分かる話である。
「まぁそんなこと今考えても仕方ないか。」
大地は小さく独り言をつぶやくと、歩ませていた足を止めた。
「おい。お前は何しに来た?」
多分この先に領主館があるのだろう。目の前の通路を塞ぐように並んでいた兵士が大地に気付いて声をかけて来た。
「ここを今仕切っている奴は誰だ?」
「はぁ? 何言ってやがる。まずはこっちの質問に答えろや。」
通路の奥では昼間なのにも関わらず道の真ん中で酒盛りをしている兵士達の姿が見える。やや顔に赤みのある兵士達は隣の女性を侍らせながら機嫌良く酒を注がせている。
女性達は無理やり兵士達の相手をさせられているのだろう。酔った兵士に身体をまさぐられている人もいた。
「はぁ。本当にこの世界はとことん腐ってやがるな。」
「はぁ!? ぶつぶつ言ってねえでこっちの質問に――――」
バンッバンッ!
バンッバンッバンッ!
目の前に立ち塞がる兵士が大地に詰め寄ろうとした時、何発もの乾いた銃声が響く。
その直後、眉間から血を流しながら倒れる兵士達。
あっという間に大地の前に立ち塞がっていた兵士達は躯となっていた。
「おい。何が起きたんだ!?」
後方で酒を飲んでいた兵士達も目の前で急に仲間が倒れたのを見て、咄嗟に武器を構えだす。
しかし大地はそんな兵士達には目もくれず、銃剣のオートリロードを済ませ、気怠そうな様子で領主館の方向へと歩いていく。
「おいあいつを通すな! 応援を呼べ!」
すぐさま各詰所に応援を呼びにいく兵士達。残った兵士は領主館へと迫る大地を止めようと切りかかってくる。
しかし銃剣を持つ大地に剣で挑むなど愚の骨頂。兵士達は大地に近寄ることすら出来ずに眉間や心臓をピンポイントで撃ち抜かれていく。
流石に全部ご丁寧に相手するのは骨が折れるな。ちゃちゃっと済ませますかね。
大地はコピペによりロケランを装備した分身体を多数出現させると応援を呼びに行った兵士達の後を追わせる。
とりあえずこれで詰所の奴らは全滅させられるだろう。
その後大地は迫りくる兵士達を銃剣やバルカン砲、時にはロケランを使い、殲滅しながら領主館へと向かっていく。
自然災害のようにいとも簡単に命を狩っていく悪魔の存在に恐怖した兵士達は、あたふたと狼狽しながら逃げ出していく。
おいおい。こんな酷いことしておいて自分達の命が危うくなったら逃げるなんてさすがに虫が良すぎないか?
背中を見せながら逃げる兵士達を見て怪訝そうな顔を見せた大地は容赦なく逃げる兵士達にロケランを放っていく。
豪快な爆発音と共に散っていく兵士達。
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