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トーム攻略編
第81話 逆転の秘策
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メリア達がアーヴとの激戦を繰り広げている時、念話により事情を聞いたリリスがドグマを連れて大地の元まで来ていた。
「はぁはぁ・・・大地。無事か!?」
「旦那!? 大丈夫なのか!」
「なんとかギリギリな・・・」
リリスとドグマは日頃の二人の様子からは想像出来ないほどの取り乱した様子を見せていた。
それだけ大地が負けたという事実が信じられなかったのだろう。
リリスは手早くポーションを取り出すと八咫烏を使って大地の身体にポーションを浸透させていく。
「どれくらいで完全に治せる?」
「ほとんど魔力が空になっているのだ、十分は欲しい。」
「そうか。出来るだけ早く頼む。」
大地はリリスの迅速な治癒によって徐々に魔力を回復させていく。
ドグマもリリスの治癒を邪魔させないように周囲を警戒した様子を見せていた。
大地はリリスの治療により回復された魔力を使い、アーヴを倒す武具の構想を頭の中で練っていく。
リリスの治癒が終わりを迎える頃、大地の周辺には多量のレンズの付いた薄型の金属の板が山を成していた。
「大地これは・・・」
「あぁ・・・これは失敗作だ。プログラミングはやっぱり難しいな。明確なイメージを保持し続ければ思った通りのプログラムを書き込めない。」
多量の失敗作をデリートで消去した大地はリリスとドグマを連れてメリア達の元へと向かった。
何とか無事でいてくれよ。
大地は二人の無事を祈りながら猛スピードで飛行し、あっという間にメリア達とアーヴが戦っている戦場まで辿り着いた。
「なっ・・・!」
戦場に辿りついた大地は目の前の惨状に思わず絶句する。
目の前には全身に傷を負ってうつ伏せのまま動かない犬斗の姿と、アーヴに顔を掴まれた状態で力なく両腕をだらんと下ろしているメリアの姿だった。
アーヴは大地が来たことに気付くと、メリアを大地へと放り投げる。
大地は放り投げられたメリアを受け止め、すぐさま声をかける。
「メリア大丈夫か!?」
「大丈夫じゃないわよ・・・私も犬斗もアーヴに魔力から能力値まで根こそぎ吸われてしまったわ。いまのあいつはあんたが最初に戦った時より強くなってるわよ。」
大地はメリアの話を聞いてメリアと犬斗にインプットを行った。
名前 メリア=アルバート
種族 魔族
年齢 612歳
能力値
腕力G 体力G 敏捷性G 魔力G
保持スキル
「闇魔法」「闇精霊魔法」「血液魔法」
「魔力変換」「魔力吸収」「変換魔法」
名前 辛島犬斗
種族 人間
年齢 21歳
能力値
腕力G 体力G 敏捷性G 魔力G
保持スキル
「トレーナー」「トランスフォーム」「ブリーダー」
「ちっ! 本当に根こそぎ吸収してやがる・・・」
大地はインプットによりメリア達の能力値をアーヴが全て吸収していることを知ると、アーヴを睨みつけるように鋭い視線を向けた。
「お仲間がやられて怒ったのかな? でも安心しろ。君を殺すのはまだ先だ。」
「あぁ? どういう事だ?」
「もう忘れたのか? 最初に言ったじゃないか! お前の前で獣人を八つ裂きにすると。」
アーヴは大地に笑みを浮かべると、ペンタゴンの方へ向き、右腕を前方に掲げ始めた。
「ちっ! そんなことさせるか!」
アーヴの動きからアーヴがペンタゴンへと攻撃を仕掛けようとしていることに気付いた大地は急いでアーヴを止めようとするが、その動きを止めることは叶わず、アーヴの右手から漆黒の光線が放たれた。
『レイさん! 今すぐヘキサゴンを起動しろ!』
『承知致しましたぞ!』
大地から指示をもらったレイの迅速な行動によりヘキサゴンにて漆黒の光線を防いだペンタゴン。
『大地さんや。ペンタゴンには大地さんが注いでくれた魔力はもう残っておりません。次同じ攻撃を発動されれば防ぐ手立てはありません。』
『そうか。迅速な対応助かった。後はこっちで何とかする。レイさんは引き続き戦況の把握と部隊への指示を頼む。』
『承知いたしました。くれぐれもお気をつけて。』
「ほう。まさか私の光線も防ぐとはなかなか有能な装備を備えているではないか。」
アーヴは自身の光線を防いだペンタゴンに称賛の言葉を贈ると、再度光線を放とうとする。
「二度も同じことをやらせると思っているのか!」
しかし魔法を放つ寸前で大地が目の前に立ち塞がったことで、光線を放つことを止めたアーヴ。
「頭の良い君ならもうわかるだろ? 魔族と犬斗の力を吸収した私にとってお前もう敵ではない。」
「まぁ確かに今の俺の力ではお前を倒すことは無理だわな。最初ですら能力値が違い過ぎたってのに、メリアと犬斗の力まで吸収したお前に勝てる道理はないよ。」
「ほう。潔く認めるのだな。では何故お前は勝てないとわかっていて私の前に立ち塞がる?」
「そんなの決まっているだろう? お前を倒す方法を見つけたからだよ。」
「おいおい。さっきと言ってることが真逆だぞ? お前はさっき私に勝てる道理はないと言ったばかりではないか。」
「確かに真っ向から戦えば俺はお前に勝てない。どんな魔法を使おうとも、どんな武器を使おうとも勝つことは出来ない。それが現実だ。ならその現実そのものを変えることがもし出来たらどうなると思う。」
「何を言ってるのか全く理解出来ないのだが。あまりに圧倒的な戦力差の前に頭がおかしくなったのか?」
「はっはっはっ! 確かにそう思うのが普通だよな。俺がお前でもそう思うわ。」
絶対的不利な状況にあるにも関わらず高笑いをしながら不敵な笑みを見せる大地。
「強がりはよせ。もう勝敗は喫した。お前達は私に敗北したのだよ。大地ともあろう奴が現実逃避等みっともないことをするな。」
アーヴは圧倒的な力の前でとうとう大地が錯乱したのだと判断すると、残念そうに首を横に振る。
アーヴは敵ながら大地の力を認めていた。大地に告げた自身の下につけという言葉も本心からくるものであった。
そんな自分が認めた相手が錯乱状態に陥ったと思っているアーヴは大地に哀れみを込めた瞳を向ける。
「もう良い。現実逃避を行うお前など見たくはなかった。今すぐ私の手で終わらしてやろう。」
アーヴはペンタゴンに向けていた手を大地に向ける。
「おい。何を勘違いしているのか知らんが、俺はいたって正常だぞ。その証拠を見せてやるよ。」
大地は先ほど山を形成するまで試行を重ねて作成したレンズの付いた薄い板状の金属を空に放った。
するとその放たれた金属のレンズから光が投射される。
一瞬大地の新たな兵器だと思い闇の障壁を張るアーヴであったが、その金属から攻撃が来る様子はない。
謎の金属から投射された光は大地とアーヴを含む半径五十メートルを照らし続ける。
「大地何をした?」
得体のしれない物が上空でただ光を投射し続けている状態に困惑するアーヴ。
「さぁな? 何だと思う?」
「話したくないなら良い。所詮これもただの小細工であろう。圧倒的な力の前ではそのような小細工は通用しないと知れ!」
相変わらず不適な笑みを見せ続ける大地に苛立ち始めたアーヴは大地に向けて多数の漆黒の光線を放った。
大地はその光線を避けることなく全身を漆黒の光線に貫かれる。
大地は貫かれた反動で地面に仰向けで倒れると呼吸を止めた。
呼吸を止め、死んだのにも関わらず身体が霧散しないのを確認したアーヴは目の前で倒れているのが分身体ではなく、大地本人が死んだのだと確信する。
「やはり単なる錯乱状態になった大地のこけおどしというやつだったか。」
大地が死んだことを確認したアーヴが再度ペンタゴンに魔法を放とうとした時。アーヴの背後で大地の声が聞こえた。
「おい。勝手に殺すな。」
アーヴの背後には変わらず不敵な笑みを浮かべる大地がいた。
「はぁはぁ・・・大地。無事か!?」
「旦那!? 大丈夫なのか!」
「なんとかギリギリな・・・」
リリスとドグマは日頃の二人の様子からは想像出来ないほどの取り乱した様子を見せていた。
それだけ大地が負けたという事実が信じられなかったのだろう。
リリスは手早くポーションを取り出すと八咫烏を使って大地の身体にポーションを浸透させていく。
「どれくらいで完全に治せる?」
「ほとんど魔力が空になっているのだ、十分は欲しい。」
「そうか。出来るだけ早く頼む。」
大地はリリスの迅速な治癒によって徐々に魔力を回復させていく。
ドグマもリリスの治癒を邪魔させないように周囲を警戒した様子を見せていた。
大地はリリスの治療により回復された魔力を使い、アーヴを倒す武具の構想を頭の中で練っていく。
リリスの治癒が終わりを迎える頃、大地の周辺には多量のレンズの付いた薄型の金属の板が山を成していた。
「大地これは・・・」
「あぁ・・・これは失敗作だ。プログラミングはやっぱり難しいな。明確なイメージを保持し続ければ思った通りのプログラムを書き込めない。」
多量の失敗作をデリートで消去した大地はリリスとドグマを連れてメリア達の元へと向かった。
何とか無事でいてくれよ。
大地は二人の無事を祈りながら猛スピードで飛行し、あっという間にメリア達とアーヴが戦っている戦場まで辿り着いた。
「なっ・・・!」
戦場に辿りついた大地は目の前の惨状に思わず絶句する。
目の前には全身に傷を負ってうつ伏せのまま動かない犬斗の姿と、アーヴに顔を掴まれた状態で力なく両腕をだらんと下ろしているメリアの姿だった。
アーヴは大地が来たことに気付くと、メリアを大地へと放り投げる。
大地は放り投げられたメリアを受け止め、すぐさま声をかける。
「メリア大丈夫か!?」
「大丈夫じゃないわよ・・・私も犬斗もアーヴに魔力から能力値まで根こそぎ吸われてしまったわ。いまのあいつはあんたが最初に戦った時より強くなってるわよ。」
大地はメリアの話を聞いてメリアと犬斗にインプットを行った。
名前 メリア=アルバート
種族 魔族
年齢 612歳
能力値
腕力G 体力G 敏捷性G 魔力G
保持スキル
「闇魔法」「闇精霊魔法」「血液魔法」
「魔力変換」「魔力吸収」「変換魔法」
名前 辛島犬斗
種族 人間
年齢 21歳
能力値
腕力G 体力G 敏捷性G 魔力G
保持スキル
「トレーナー」「トランスフォーム」「ブリーダー」
「ちっ! 本当に根こそぎ吸収してやがる・・・」
大地はインプットによりメリア達の能力値をアーヴが全て吸収していることを知ると、アーヴを睨みつけるように鋭い視線を向けた。
「お仲間がやられて怒ったのかな? でも安心しろ。君を殺すのはまだ先だ。」
「あぁ? どういう事だ?」
「もう忘れたのか? 最初に言ったじゃないか! お前の前で獣人を八つ裂きにすると。」
アーヴは大地に笑みを浮かべると、ペンタゴンの方へ向き、右腕を前方に掲げ始めた。
「ちっ! そんなことさせるか!」
アーヴの動きからアーヴがペンタゴンへと攻撃を仕掛けようとしていることに気付いた大地は急いでアーヴを止めようとするが、その動きを止めることは叶わず、アーヴの右手から漆黒の光線が放たれた。
『レイさん! 今すぐヘキサゴンを起動しろ!』
『承知致しましたぞ!』
大地から指示をもらったレイの迅速な行動によりヘキサゴンにて漆黒の光線を防いだペンタゴン。
『大地さんや。ペンタゴンには大地さんが注いでくれた魔力はもう残っておりません。次同じ攻撃を発動されれば防ぐ手立てはありません。』
『そうか。迅速な対応助かった。後はこっちで何とかする。レイさんは引き続き戦況の把握と部隊への指示を頼む。』
『承知いたしました。くれぐれもお気をつけて。』
「ほう。まさか私の光線も防ぐとはなかなか有能な装備を備えているではないか。」
アーヴは自身の光線を防いだペンタゴンに称賛の言葉を贈ると、再度光線を放とうとする。
「二度も同じことをやらせると思っているのか!」
しかし魔法を放つ寸前で大地が目の前に立ち塞がったことで、光線を放つことを止めたアーヴ。
「頭の良い君ならもうわかるだろ? 魔族と犬斗の力を吸収した私にとってお前もう敵ではない。」
「まぁ確かに今の俺の力ではお前を倒すことは無理だわな。最初ですら能力値が違い過ぎたってのに、メリアと犬斗の力まで吸収したお前に勝てる道理はないよ。」
「ほう。潔く認めるのだな。では何故お前は勝てないとわかっていて私の前に立ち塞がる?」
「そんなの決まっているだろう? お前を倒す方法を見つけたからだよ。」
「おいおい。さっきと言ってることが真逆だぞ? お前はさっき私に勝てる道理はないと言ったばかりではないか。」
「確かに真っ向から戦えば俺はお前に勝てない。どんな魔法を使おうとも、どんな武器を使おうとも勝つことは出来ない。それが現実だ。ならその現実そのものを変えることがもし出来たらどうなると思う。」
「何を言ってるのか全く理解出来ないのだが。あまりに圧倒的な戦力差の前に頭がおかしくなったのか?」
「はっはっはっ! 確かにそう思うのが普通だよな。俺がお前でもそう思うわ。」
絶対的不利な状況にあるにも関わらず高笑いをしながら不敵な笑みを見せる大地。
「強がりはよせ。もう勝敗は喫した。お前達は私に敗北したのだよ。大地ともあろう奴が現実逃避等みっともないことをするな。」
アーヴは圧倒的な力の前でとうとう大地が錯乱したのだと判断すると、残念そうに首を横に振る。
アーヴは敵ながら大地の力を認めていた。大地に告げた自身の下につけという言葉も本心からくるものであった。
そんな自分が認めた相手が錯乱状態に陥ったと思っているアーヴは大地に哀れみを込めた瞳を向ける。
「もう良い。現実逃避を行うお前など見たくはなかった。今すぐ私の手で終わらしてやろう。」
アーヴはペンタゴンに向けていた手を大地に向ける。
「おい。何を勘違いしているのか知らんが、俺はいたって正常だぞ。その証拠を見せてやるよ。」
大地は先ほど山を形成するまで試行を重ねて作成したレンズの付いた薄い板状の金属を空に放った。
するとその放たれた金属のレンズから光が投射される。
一瞬大地の新たな兵器だと思い闇の障壁を張るアーヴであったが、その金属から攻撃が来る様子はない。
謎の金属から投射された光は大地とアーヴを含む半径五十メートルを照らし続ける。
「大地何をした?」
得体のしれない物が上空でただ光を投射し続けている状態に困惑するアーヴ。
「さぁな? 何だと思う?」
「話したくないなら良い。所詮これもただの小細工であろう。圧倒的な力の前ではそのような小細工は通用しないと知れ!」
相変わらず不適な笑みを見せ続ける大地に苛立ち始めたアーヴは大地に向けて多数の漆黒の光線を放った。
大地はその光線を避けることなく全身を漆黒の光線に貫かれる。
大地は貫かれた反動で地面に仰向けで倒れると呼吸を止めた。
呼吸を止め、死んだのにも関わらず身体が霧散しないのを確認したアーヴは目の前で倒れているのが分身体ではなく、大地本人が死んだのだと確信する。
「やはり単なる錯乱状態になった大地のこけおどしというやつだったか。」
大地が死んだことを確認したアーヴが再度ペンタゴンに魔法を放とうとした時。アーヴの背後で大地の声が聞こえた。
「おい。勝手に殺すな。」
アーヴの背後には変わらず不敵な笑みを浮かべる大地がいた。
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