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トーム攻略編
第78話 吸収魔法
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「あっけない終わりでしたね。」
アーヴは目の前の残骸を見つめながら呟く。
魔獣に囲まれ、逃げる余地のない大地に漆黒の光線を避けることは不可能なはず。
アーヴは魔族の力を手に入れたとはいえ、あまりにあっけない幕引きに少々残念そうな顔を見せていた。
「おい。勝手に殺すな。」
残骸を見つめるアーヴの背後から声が聞こえる。
「そうでなくては面白くありません。」
アーヴは振り向き、自身の背後にいる大地を見つけると小さい笑みを浮かべた。
あの時、大地は漆黒の光線が迫る中、一か八かの作戦に出ていた。
ヘキサゴンに常時セキュリティをかけている以上、多大な魔力を消費するセキュリティを自身にかけることは得策ではない。
また仮にセキュリティを自身に発動したとしても、吸収魔法を使えるアーヴの魔法を絶対に防げるとは限らない。
そう考えた大地はコピペの能力を使い、アーヴの背後にコピーを作成すると、そのコピーにオリジナルである大地をペーストすることを試みていた。
結果としてその一か八かの作戦は成功した。
しかし試したことのない作戦を実行せざるをえない程、あの時の大地は追い詰められていた。
ちっ。思った以上に魔獣召還と吸収魔法は厄介だ。
能力値だけ見ても俺より高い。どうすればこいつを倒せる。
大地は初めて自分と対等以上の実力を持つ相手との戦いに苦慮していた。
「どうした大地。さっきまでの余裕が見えないぞ。」
「お前をどうやって倒してやろうか考えてたんだよ。」
大地の思案に暮れる様子を見たアーヴは自身の魔法が大地を苦しめるに値するのものなのだと確信する。
アーヴは再度黒い渦から魔獣を召喚させると、大地に向けて放つ。
大地は魔獣から囲まれることを回避する為、魔獣から距離を保ちながらバルカン砲にて魔獣を駆逐していく。
しかし際限なく現れる魔獣を前にまたしても魔獣に囲まれそうになる大地。
「ちっ面倒くせぇ!」
大地はバルカン砲では対応出来ないと考え、魔法による攻撃に切り替える。
周囲を囲んでくる魔獣に向けて熱線を放ちながら身体を一回転させていく大地。
熱線により周囲の魔獣は瞬く間に切り裂かれ、燃え上がっていく。
「魔力は出来る限り使いたくねぇんだがな。」
魔獣を駆逐したものの、いまだ黒い渦から出てきている魔獣を見た大地は、今度はコピペの能力を使い多数のコピー体を作っていく。
「ほうそんな事も出来るのですか。実に興味深いですねぇ。」
出現した多数のコピー体を見たアーヴは興味深げに顎をさする。
アーヴの魔獣と大地のコピー体が空中にて激突し、たちまち上空は乱戦模様となっていく。
ボレアス領地に居た時から様々なプログラミングを行い、実践を繰り返すことで作成された戦闘プログラムを組み込んだコピー体は洗練された動きで魔獣を狩っていく。
いくらコピー体がオリジナルの半分の能力だとしても、オールSの能力を持つ大地から生み出されたコピー体は単純な能力値でも魔獣に負けていない。
それに加えて半年以上も実践に実践を重ねて作られた戦闘プログラムを持つコピー体は魔獣に倒されることなく、次々と魔獣の数を減らしていく。
アーヴは魔獣とコピー体の戦いを眺めながら、魔獣ではコピー体に勝てないと判断すると黒い渦を収め、魔獣の出現を止める。
全ての魔獣を狩りつくしたコピー体の一部がアーヴに攻撃を加えようと接近していく。
アーヴは焦る素振りを見せることなく、全身に黒い膜のような物を纏わせた。
黒い膜を纏ったアーヴにコピー体が切りかかる。
アーヴは切りかかってきたコピー体の攻撃を紙一重で躱すと、そっとコピー体に手を置いた。
その瞬間、コピー体はその姿を霧散させ、その黒い膜に吸収されてしまう。
「それが吸収魔法ってやつか。」
「さすが大地ご名答だ。」
アーヴは寄生した魔族の固有魔法である吸収魔法を使って全身に魔法を吸収する膜を形成していた。
吸収魔法とはメリアの持つ魔力吸収の上位互換版である。
触れた相手の魔力を吸収するスキルである魔力吸収に対して吸収魔法は魔法そのものに魔力や生命力、または能力値を吸収させる効果を付随させることが出来る。
その吸収魔法を組み込んだ闇魔法による鎧を身に着けたアーヴにはもはや魔法の類は効かない。
触れただけでコピー体を一瞬で吸収してしまったアーヴを見た大地はコピー体にバルカン砲を装備させて遠距離による攻撃を開始する。
生き物や魔法ならば吸収することは可能でも物理攻撃でなら吸収魔法も意味はないはず。
大地は吸収魔法を纏ったアーヴに唯一ダメージを与えることが出来る攻撃は物理攻撃しかないと考え、バルカン砲を連射していく。
アーヴも大地の意図に気付くと、すぐさまバルカン砲から発射された弾丸を打ち落とそうと闇弾を放っていく。
銃弾と闇弾が激突し両者の間に激しい爆発が起きる。
大地はコピー体にフルプレートの全身防具を再現し装備させると、コピー体をアーヴへと差し向ける。
爆発により生じた煙の中から飛び出してきたコピー体が次々とアーヴへと迫っていく。
全身をディシント鋼で出来た鎧に包まれたコピー体を見たアーヴはすぐさま大地が吸収魔法に対応してきたことに気付いた。
「その程度ではまだまだ私の吸収魔法は防げませんよ!」
アーヴは闇魔法で両腕を剣のような形に変異させると、向かってくるコピー体達を切り捨てていく。
鉱物の中でも高い強度を誇るはずのディシント鋼で出来た鎧を軽々と切り裂いていくアーヴ。
鎧を切り裂かれその身にまで攻撃を喰らってしまったコピー体達は次々とアーヴに吸収されてしまう。
多数のコピー体を吸収したアーヴは自身の中で膨れ上がる力を感じ、歓喜の声を挙げる。
「すばらしい。この身体は素晴らしいぞ! もはや誰にだって負ける気がせん。」
大地はコピー体を全て吸収されたことに苦い顔をしながら、インプットにてアーヴのステータスの確認を行う。
「これはやべぇな・・・」
アーヴのステータスを見た大地は額から冷や汗を垂らしていた。
名前 アーヴ
種族 魔族
年齢 895歳
能力値
腕力S 体力A 敏捷性A 魔力S
強化能力値
腕力3S 体力SS 敏捷性SS 魔力3S
「闇魔法」「闇精霊魔法」「寄生魔法」
「吸収魔法」「魔獣召還」
3Sって何だよ・・・SSS的な事か?
自身を遥かに超える能力値に絶句した表情を見せる大地。
アーヴは自身に漲る力に興奮しながら大地に話しかけてきた。
「大地よ。私は君の力を高く評価している。私の右腕になると約束してくれるなら、君だけは助けてやっても良い。」
アーヴはもはや大地に勝ち目はないと言わんばかりに降伏を進め出した。
しかしどのような条件を出されたところで大地が帝国に降伏する訳がなかった。
「もう勝った気でいるのか? 能力の高さがそのまま勝敗を決定するわけじゃねえぞ。」
大地から明確な拒否をもらったアーヴは残念そうに首を横に振る。
どのような事をしても大地は決して降伏しないことを理解したアーヴは、小さくため息をつくとその姿を消す。
「なっ!?」
アーヴの動きを目で捕らえることが出来なかった大地は驚愕の表情を浮かべながら、アーヴの姿を探す。
「まことに残念だ。それでは君を殺してからゆっくりとその身体の秘密を研究させてもらうよ。」
大地の背後からアーヴの声が聞こえる。
大地がアーヴへと振り向こうとした時、アーヴは既に変異させた腕で大地に切りかかってきていた。
アーヴは目の前の残骸を見つめながら呟く。
魔獣に囲まれ、逃げる余地のない大地に漆黒の光線を避けることは不可能なはず。
アーヴは魔族の力を手に入れたとはいえ、あまりにあっけない幕引きに少々残念そうな顔を見せていた。
「おい。勝手に殺すな。」
残骸を見つめるアーヴの背後から声が聞こえる。
「そうでなくては面白くありません。」
アーヴは振り向き、自身の背後にいる大地を見つけると小さい笑みを浮かべた。
あの時、大地は漆黒の光線が迫る中、一か八かの作戦に出ていた。
ヘキサゴンに常時セキュリティをかけている以上、多大な魔力を消費するセキュリティを自身にかけることは得策ではない。
また仮にセキュリティを自身に発動したとしても、吸収魔法を使えるアーヴの魔法を絶対に防げるとは限らない。
そう考えた大地はコピペの能力を使い、アーヴの背後にコピーを作成すると、そのコピーにオリジナルである大地をペーストすることを試みていた。
結果としてその一か八かの作戦は成功した。
しかし試したことのない作戦を実行せざるをえない程、あの時の大地は追い詰められていた。
ちっ。思った以上に魔獣召還と吸収魔法は厄介だ。
能力値だけ見ても俺より高い。どうすればこいつを倒せる。
大地は初めて自分と対等以上の実力を持つ相手との戦いに苦慮していた。
「どうした大地。さっきまでの余裕が見えないぞ。」
「お前をどうやって倒してやろうか考えてたんだよ。」
大地の思案に暮れる様子を見たアーヴは自身の魔法が大地を苦しめるに値するのものなのだと確信する。
アーヴは再度黒い渦から魔獣を召喚させると、大地に向けて放つ。
大地は魔獣から囲まれることを回避する為、魔獣から距離を保ちながらバルカン砲にて魔獣を駆逐していく。
しかし際限なく現れる魔獣を前にまたしても魔獣に囲まれそうになる大地。
「ちっ面倒くせぇ!」
大地はバルカン砲では対応出来ないと考え、魔法による攻撃に切り替える。
周囲を囲んでくる魔獣に向けて熱線を放ちながら身体を一回転させていく大地。
熱線により周囲の魔獣は瞬く間に切り裂かれ、燃え上がっていく。
「魔力は出来る限り使いたくねぇんだがな。」
魔獣を駆逐したものの、いまだ黒い渦から出てきている魔獣を見た大地は、今度はコピペの能力を使い多数のコピー体を作っていく。
「ほうそんな事も出来るのですか。実に興味深いですねぇ。」
出現した多数のコピー体を見たアーヴは興味深げに顎をさする。
アーヴの魔獣と大地のコピー体が空中にて激突し、たちまち上空は乱戦模様となっていく。
ボレアス領地に居た時から様々なプログラミングを行い、実践を繰り返すことで作成された戦闘プログラムを組み込んだコピー体は洗練された動きで魔獣を狩っていく。
いくらコピー体がオリジナルの半分の能力だとしても、オールSの能力を持つ大地から生み出されたコピー体は単純な能力値でも魔獣に負けていない。
それに加えて半年以上も実践に実践を重ねて作られた戦闘プログラムを持つコピー体は魔獣に倒されることなく、次々と魔獣の数を減らしていく。
アーヴは魔獣とコピー体の戦いを眺めながら、魔獣ではコピー体に勝てないと判断すると黒い渦を収め、魔獣の出現を止める。
全ての魔獣を狩りつくしたコピー体の一部がアーヴに攻撃を加えようと接近していく。
アーヴは焦る素振りを見せることなく、全身に黒い膜のような物を纏わせた。
黒い膜を纏ったアーヴにコピー体が切りかかる。
アーヴは切りかかってきたコピー体の攻撃を紙一重で躱すと、そっとコピー体に手を置いた。
その瞬間、コピー体はその姿を霧散させ、その黒い膜に吸収されてしまう。
「それが吸収魔法ってやつか。」
「さすが大地ご名答だ。」
アーヴは寄生した魔族の固有魔法である吸収魔法を使って全身に魔法を吸収する膜を形成していた。
吸収魔法とはメリアの持つ魔力吸収の上位互換版である。
触れた相手の魔力を吸収するスキルである魔力吸収に対して吸収魔法は魔法そのものに魔力や生命力、または能力値を吸収させる効果を付随させることが出来る。
その吸収魔法を組み込んだ闇魔法による鎧を身に着けたアーヴにはもはや魔法の類は効かない。
触れただけでコピー体を一瞬で吸収してしまったアーヴを見た大地はコピー体にバルカン砲を装備させて遠距離による攻撃を開始する。
生き物や魔法ならば吸収することは可能でも物理攻撃でなら吸収魔法も意味はないはず。
大地は吸収魔法を纏ったアーヴに唯一ダメージを与えることが出来る攻撃は物理攻撃しかないと考え、バルカン砲を連射していく。
アーヴも大地の意図に気付くと、すぐさまバルカン砲から発射された弾丸を打ち落とそうと闇弾を放っていく。
銃弾と闇弾が激突し両者の間に激しい爆発が起きる。
大地はコピー体にフルプレートの全身防具を再現し装備させると、コピー体をアーヴへと差し向ける。
爆発により生じた煙の中から飛び出してきたコピー体が次々とアーヴへと迫っていく。
全身をディシント鋼で出来た鎧に包まれたコピー体を見たアーヴはすぐさま大地が吸収魔法に対応してきたことに気付いた。
「その程度ではまだまだ私の吸収魔法は防げませんよ!」
アーヴは闇魔法で両腕を剣のような形に変異させると、向かってくるコピー体達を切り捨てていく。
鉱物の中でも高い強度を誇るはずのディシント鋼で出来た鎧を軽々と切り裂いていくアーヴ。
鎧を切り裂かれその身にまで攻撃を喰らってしまったコピー体達は次々とアーヴに吸収されてしまう。
多数のコピー体を吸収したアーヴは自身の中で膨れ上がる力を感じ、歓喜の声を挙げる。
「すばらしい。この身体は素晴らしいぞ! もはや誰にだって負ける気がせん。」
大地はコピー体を全て吸収されたことに苦い顔をしながら、インプットにてアーヴのステータスの確認を行う。
「これはやべぇな・・・」
アーヴのステータスを見た大地は額から冷や汗を垂らしていた。
名前 アーヴ
種族 魔族
年齢 895歳
能力値
腕力S 体力A 敏捷性A 魔力S
強化能力値
腕力3S 体力SS 敏捷性SS 魔力3S
「闇魔法」「闇精霊魔法」「寄生魔法」
「吸収魔法」「魔獣召還」
3Sって何だよ・・・SSS的な事か?
自身を遥かに超える能力値に絶句した表情を見せる大地。
アーヴは自身に漲る力に興奮しながら大地に話しかけてきた。
「大地よ。私は君の力を高く評価している。私の右腕になると約束してくれるなら、君だけは助けてやっても良い。」
アーヴはもはや大地に勝ち目はないと言わんばかりに降伏を進め出した。
しかしどのような条件を出されたところで大地が帝国に降伏する訳がなかった。
「もう勝った気でいるのか? 能力の高さがそのまま勝敗を決定するわけじゃねえぞ。」
大地から明確な拒否をもらったアーヴは残念そうに首を横に振る。
どのような事をしても大地は決して降伏しないことを理解したアーヴは、小さくため息をつくとその姿を消す。
「なっ!?」
アーヴの動きを目で捕らえることが出来なかった大地は驚愕の表情を浮かべながら、アーヴの姿を探す。
「まことに残念だ。それでは君を殺してからゆっくりとその身体の秘密を研究させてもらうよ。」
大地の背後からアーヴの声が聞こえる。
大地がアーヴへと振り向こうとした時、アーヴは既に変異させた腕で大地に切りかかってきていた。
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