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トーム攻略編
第75話 メリアの決意
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「ルル!」
宙を舞うルルの姿を見たメリアは魔力変換によって敏捷性を極限まで高めると、すぐさまルルの元へと駆けつける。
「大丈夫ルル?」
「メリアちゃん・・・」
ルルは全身に傷を負っているようではあったが、幸いにも全て浅い傷で命に関わるものではなかった。
メリアは遠くで愉快そうにこちらを見ているゼルターに殺意の籠った眼光を向ける。
「メリアちゃん。ごめんなさい。何処からか見えない攻撃を喰らったみたい。」
「ルル無理して喋らなくていいから。このポーションを飲んで。」
メリアは懐に忍ばせていたポーションをルルの口元へと持っていき飲ませる。
「ぷはっ! ありがとうメリアちゃん。おかげで生き返ったよ!」
ポーションを飲んだメリアは飛び上がるように起き上がるとニコッとメリアに笑いかける。
「ルル。相手は魔法を見えなくする魔法を持っているわ。危ないから私のそばを離れないで。」
「うん! わかった!」
ルルはメリアからの指示に大きく頷くと、メリアの後ろに隠れるように下がった。
「その猫人族を守りながら私に勝てるとでも?」
ゼルターはルルを背後にしていることでその場から動くことが出来ないメリアの上空に、豪雨のような土弾を放っていく。
メリアは神経を研ぎすませてゼルターの放った見えない土弾を払っていく。
しかしただでさえ見えない魔法を防ぐのに神経を使わなければならない状態の中、ルルを守りながら立ち回らなければならないメリアは徐々にその身体に土弾を掠めるようになっていく。
「メリアちゃん!?」
「くっ・・・私は大丈夫だから。」
メリアは優しい笑みをルルに向けるが、ルルは自分を守る為にメリアが傷ついている事が我慢出来なかった。
「メリアちゃんになんてことするんだ!」
ルルはメリアの後ろから飛び出ていくと、病猫鬼をゼルターに向けて連射していく。
「ふん。そんな攻撃で私の結界を敗れるとでも思っているのか!」
ゼルターはルルの放った攻撃を見て、鼻で笑う素振りを見せると、その攻撃を気にすることなくメリアへと土弾を浴びせ続ける。
ルルの放った病猫鬼を気にも留めなかったゼルターであったが、そんなゼルターをあざ笑うかのように結界に着弾した病猫鬼は二発ごとに一枚ずつ結界を破壊していく。
「なに!? 私の結界が!」
メリアへの攻撃に意識を集中していたゼルターは結界を再構築させることが出来なかった。
マガジンが尽きるまで乱射された病猫鬼はその後も二発着弾毎に結界を破壊していき、遂に全ての結界を破壊する。
「うぐっ!」
結界が破壊された瞬間、ゼルターの左下腹部に激しい痛みが走った。
危険を感じたゼルターはメリアの攻撃を中断し結界の構築を開始する。
片膝を着きながら自身の下腹部から流れ出る血を見て激昂するゼルター。
「獣人如きが私に傷を負わすとは・・・簡単には殺してあげませんよ。」
ゼルターは銃弾を放つルルへと怒りに満ちた視線を向けると、多数の小型のゴーレムを周囲に出現させる。
ゼルターの手によって出現したゴーレムはゴーレムとは思えない程の速さでルルへと向かっていく。
多数のゴーレムに囲まれたルルはゼルターへの射線を遮られてしまい、ゼルターへの銃撃が出来なくなった。
辛うじて結界破壊を止めることが出来たゼルターは再びメリアへの攻撃を開始する。
「ルル!」
メリアはゴーレムに囲まれたルルを助けようと動くが、メリアの元にもゴーレムが立ち塞がりルルの元に向かうことが出来ない。
メリアは立ち塞がったゴーレム達を破壊しながらルルの元へと近づいていくが、ゴーレムの身体に変化が現れる。
「なんてやっかいな魔法なのかしらね。」
ルルとメリアの前で姿を消していくゴーレム達。
ゼルターは出現させたゴーレム達に迷彩魔法をかけていた。
メリアはゴーレムからわずかに漏れ出た魔力を感知しながらゴーレムを破壊していくが、ルルにはメリアのように僅かな魔力を感知することなど出来ない。
「きゃあ!」
姿の見えなくなったゴーレム達にルルが困惑する中、囲んでいたゴーレム達がルルへと打撃を加えていく。
何処から攻撃されているのかわからないルルは闇雲に銃を乱射していくが、周囲を囲んでいるゴーレム達全てにその銃弾が当たるはずもなく、ゴーレムによる無機質な攻撃を浴びていく。
「ううう・・・」
ゴーレムの攻撃を腹部に浴びてその場で両膝を着くルル。
「ルル! 逃げてぇ!」
立ち塞がるゴーレムとゼルターの攻撃により思うようにルルの元へ近づけないメリアが悲痛の叫びを挙げた。
「まだ殺しはしませんよ。私の受けた痛みをもっと思い知りなさい。」
ゼルターは前屈みで腹部の痛みに悶えるルルを見て満足そうな表情を浮かべると、ゴーレムによってルルに死なない程度の打撃を加えていく。
「うっうう・・・」
身体を丸めて必死にゴーレムの攻撃に耐えるルル。
しかしゴーレムによる無機質な攻撃は徐々にルルの体力を削っていく。
「ルル! ルル!」
必死にルルに呼びかけながら立ち塞がるゴーレムを破壊していくメリア。
しかし身体を丸めて攻撃に耐えていたルルも、度重なるゴーレムの攻撃により遂には力なく地面にうつぶせた状態で突っ伏してしまう。
そのままピクリとも動かなくなってしまったルルを見たメリアは泣きそうな顔になりながらルルの名前を呼ぶ。
「ルル! お願いだから返事してよ!」
立ち塞がっていたゴーレムを何とか全て破壊したメリアはルルの元へと急加速する。
メリアが来たことでルルを囲んでいたゴーレム達も一旦その包囲を解くと、メリアの方へと無機質な拳を突き出してくる。
ルルの救助を最優先したメリアはゴーレムの攻撃をその身に受けながらもルルの元に辿り着き、ルルを抱えてゴーレムの包囲から脱出する。
「ルル! ルル! お願いだから目を開けて。」
「・・・メリアちゃん。傍を離れないって約束破ってごめんなさい。メリアちゃんが傷つけられた事がどうしても許せなくて。」
「本当にルルは馬鹿な子ね・・・」
「えへへ・・・」
メリアに笑顔を向けているものの、ルルの衰弱具合は一目瞭然だった。
すぐにでもリリスの元に連れて行かなければルルが死んでしまう。
メリアは焦った様子で周囲を取り囲もうとしているゴーレムとその背後で余裕の笑みを浮かべるゼルターを睨みつける。
「どうしますか? このままだと友人が死んでしまいますよ?」
ゼルターはまるで既に勝利しているかのような態度でルルを腕に抱きながら睨んできているメリアに話しかける。
「あんたは絶対何があっても私が殺す!」
濃密な殺気を放ちながらゼルターを睨み続けるメリアだったが、ルルを腕に抱いている状況ではどうすることも出来なかった。
そんな状況を察したルルは振り絞るような、か細い声でメリアに話し掛ける。
「メリアちゃん・・・私のことはいいから。あいつを倒して。」
「でもそれじゃ!」
「この戦いは私達の未来がかかってるの。だから・・・ね?」
瀕死の状態で必死に覚悟の言葉を紡ぐルル。
メリアはそんなルルを見て、一つの決断をした。
「ルル。こんな時にする話じゃないんだけどさ。聞いて欲しい話があるの。」
「何?」
「私みんなに嘘ついてることがあるの。実は私は――――」
「話は終わりましたか? ではさようなら。」
ゼルターはメリアの話を遮るようにメリア達に別れの言葉を告げると取り囲んでいたゴーレムをメリア達に差し向ける。
「メリアちゃん・・・逃げて・・・」
ルルも自分の事はいいからとメリアにこの場から離脱するように伝える。
メリアはその場にルルを寝かせると向かってくるゴーレム達へと視線を向けた。
周囲を囲っていたゴーレム達がメリアとルルに向けて拳を振り上げた瞬間、赤黒い光がルルとゴーレム達を包んだ。
「一体何を。」
赤黒い光のせいで状況を把握できないゼルターは予想外の事が起きている事態に危機感を感じ後方へと下がって様子を窺う。
その後、赤黒い光が収束するように中心へと集まっていく。
その光の中心には赤褐色の肌をした魔族が姿を現していた。
宙を舞うルルの姿を見たメリアは魔力変換によって敏捷性を極限まで高めると、すぐさまルルの元へと駆けつける。
「大丈夫ルル?」
「メリアちゃん・・・」
ルルは全身に傷を負っているようではあったが、幸いにも全て浅い傷で命に関わるものではなかった。
メリアは遠くで愉快そうにこちらを見ているゼルターに殺意の籠った眼光を向ける。
「メリアちゃん。ごめんなさい。何処からか見えない攻撃を喰らったみたい。」
「ルル無理して喋らなくていいから。このポーションを飲んで。」
メリアは懐に忍ばせていたポーションをルルの口元へと持っていき飲ませる。
「ぷはっ! ありがとうメリアちゃん。おかげで生き返ったよ!」
ポーションを飲んだメリアは飛び上がるように起き上がるとニコッとメリアに笑いかける。
「ルル。相手は魔法を見えなくする魔法を持っているわ。危ないから私のそばを離れないで。」
「うん! わかった!」
ルルはメリアからの指示に大きく頷くと、メリアの後ろに隠れるように下がった。
「その猫人族を守りながら私に勝てるとでも?」
ゼルターはルルを背後にしていることでその場から動くことが出来ないメリアの上空に、豪雨のような土弾を放っていく。
メリアは神経を研ぎすませてゼルターの放った見えない土弾を払っていく。
しかしただでさえ見えない魔法を防ぐのに神経を使わなければならない状態の中、ルルを守りながら立ち回らなければならないメリアは徐々にその身体に土弾を掠めるようになっていく。
「メリアちゃん!?」
「くっ・・・私は大丈夫だから。」
メリアは優しい笑みをルルに向けるが、ルルは自分を守る為にメリアが傷ついている事が我慢出来なかった。
「メリアちゃんになんてことするんだ!」
ルルはメリアの後ろから飛び出ていくと、病猫鬼をゼルターに向けて連射していく。
「ふん。そんな攻撃で私の結界を敗れるとでも思っているのか!」
ゼルターはルルの放った攻撃を見て、鼻で笑う素振りを見せると、その攻撃を気にすることなくメリアへと土弾を浴びせ続ける。
ルルの放った病猫鬼を気にも留めなかったゼルターであったが、そんなゼルターをあざ笑うかのように結界に着弾した病猫鬼は二発ごとに一枚ずつ結界を破壊していく。
「なに!? 私の結界が!」
メリアへの攻撃に意識を集中していたゼルターは結界を再構築させることが出来なかった。
マガジンが尽きるまで乱射された病猫鬼はその後も二発着弾毎に結界を破壊していき、遂に全ての結界を破壊する。
「うぐっ!」
結界が破壊された瞬間、ゼルターの左下腹部に激しい痛みが走った。
危険を感じたゼルターはメリアの攻撃を中断し結界の構築を開始する。
片膝を着きながら自身の下腹部から流れ出る血を見て激昂するゼルター。
「獣人如きが私に傷を負わすとは・・・簡単には殺してあげませんよ。」
ゼルターは銃弾を放つルルへと怒りに満ちた視線を向けると、多数の小型のゴーレムを周囲に出現させる。
ゼルターの手によって出現したゴーレムはゴーレムとは思えない程の速さでルルへと向かっていく。
多数のゴーレムに囲まれたルルはゼルターへの射線を遮られてしまい、ゼルターへの銃撃が出来なくなった。
辛うじて結界破壊を止めることが出来たゼルターは再びメリアへの攻撃を開始する。
「ルル!」
メリアはゴーレムに囲まれたルルを助けようと動くが、メリアの元にもゴーレムが立ち塞がりルルの元に向かうことが出来ない。
メリアは立ち塞がったゴーレム達を破壊しながらルルの元へと近づいていくが、ゴーレムの身体に変化が現れる。
「なんてやっかいな魔法なのかしらね。」
ルルとメリアの前で姿を消していくゴーレム達。
ゼルターは出現させたゴーレム達に迷彩魔法をかけていた。
メリアはゴーレムからわずかに漏れ出た魔力を感知しながらゴーレムを破壊していくが、ルルにはメリアのように僅かな魔力を感知することなど出来ない。
「きゃあ!」
姿の見えなくなったゴーレム達にルルが困惑する中、囲んでいたゴーレム達がルルへと打撃を加えていく。
何処から攻撃されているのかわからないルルは闇雲に銃を乱射していくが、周囲を囲んでいるゴーレム達全てにその銃弾が当たるはずもなく、ゴーレムによる無機質な攻撃を浴びていく。
「ううう・・・」
ゴーレムの攻撃を腹部に浴びてその場で両膝を着くルル。
「ルル! 逃げてぇ!」
立ち塞がるゴーレムとゼルターの攻撃により思うようにルルの元へ近づけないメリアが悲痛の叫びを挙げた。
「まだ殺しはしませんよ。私の受けた痛みをもっと思い知りなさい。」
ゼルターは前屈みで腹部の痛みに悶えるルルを見て満足そうな表情を浮かべると、ゴーレムによってルルに死なない程度の打撃を加えていく。
「うっうう・・・」
身体を丸めて必死にゴーレムの攻撃に耐えるルル。
しかしゴーレムによる無機質な攻撃は徐々にルルの体力を削っていく。
「ルル! ルル!」
必死にルルに呼びかけながら立ち塞がるゴーレムを破壊していくメリア。
しかし身体を丸めて攻撃に耐えていたルルも、度重なるゴーレムの攻撃により遂には力なく地面にうつぶせた状態で突っ伏してしまう。
そのままピクリとも動かなくなってしまったルルを見たメリアは泣きそうな顔になりながらルルの名前を呼ぶ。
「ルル! お願いだから返事してよ!」
立ち塞がっていたゴーレムを何とか全て破壊したメリアはルルの元へと急加速する。
メリアが来たことでルルを囲んでいたゴーレム達も一旦その包囲を解くと、メリアの方へと無機質な拳を突き出してくる。
ルルの救助を最優先したメリアはゴーレムの攻撃をその身に受けながらもルルの元に辿り着き、ルルを抱えてゴーレムの包囲から脱出する。
「ルル! ルル! お願いだから目を開けて。」
「・・・メリアちゃん。傍を離れないって約束破ってごめんなさい。メリアちゃんが傷つけられた事がどうしても許せなくて。」
「本当にルルは馬鹿な子ね・・・」
「えへへ・・・」
メリアに笑顔を向けているものの、ルルの衰弱具合は一目瞭然だった。
すぐにでもリリスの元に連れて行かなければルルが死んでしまう。
メリアは焦った様子で周囲を取り囲もうとしているゴーレムとその背後で余裕の笑みを浮かべるゼルターを睨みつける。
「どうしますか? このままだと友人が死んでしまいますよ?」
ゼルターはまるで既に勝利しているかのような態度でルルを腕に抱きながら睨んできているメリアに話しかける。
「あんたは絶対何があっても私が殺す!」
濃密な殺気を放ちながらゼルターを睨み続けるメリアだったが、ルルを腕に抱いている状況ではどうすることも出来なかった。
そんな状況を察したルルは振り絞るような、か細い声でメリアに話し掛ける。
「メリアちゃん・・・私のことはいいから。あいつを倒して。」
「でもそれじゃ!」
「この戦いは私達の未来がかかってるの。だから・・・ね?」
瀕死の状態で必死に覚悟の言葉を紡ぐルル。
メリアはそんなルルを見て、一つの決断をした。
「ルル。こんな時にする話じゃないんだけどさ。聞いて欲しい話があるの。」
「何?」
「私みんなに嘘ついてることがあるの。実は私は――――」
「話は終わりましたか? ではさようなら。」
ゼルターはメリアの話を遮るようにメリア達に別れの言葉を告げると取り囲んでいたゴーレムをメリア達に差し向ける。
「メリアちゃん・・・逃げて・・・」
ルルも自分の事はいいからとメリアにこの場から離脱するように伝える。
メリアはその場にルルを寝かせると向かってくるゴーレム達へと視線を向けた。
周囲を囲っていたゴーレム達がメリアとルルに向けて拳を振り上げた瞬間、赤黒い光がルルとゴーレム達を包んだ。
「一体何を。」
赤黒い光のせいで状況を把握できないゼルターは予想外の事が起きている事態に危機感を感じ後方へと下がって様子を窺う。
その後、赤黒い光が収束するように中心へと集まっていく。
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