約束と煉瓦のかけら 【石物語 VD特別号】 (R-18)（颯太×千尋 3）

（あとがき） 煉瓦

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

今回出てきた石は……

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　煉瓦｜（れんが）：　粘土や頁岩、泥を型に入れ、窯で焼き固めて、あるいは圧縮して作られる建築材料

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メソポタミア文明の時代から建築材料として使用されてきた。
干しただけ日干し煉瓦と、焼いて固めた焼成煉瓦がある。

普通煉瓦は別名「赤煉瓦」とも呼ばれ、身近な粘土と山砂で製造されるが、赤煉瓦は赤色に限らない。
煉瓦は原土の種類と焼き方で色合いが変わる。
黄色でも青でも黒っぽい品も、広い色調の煉瓦を意味する。

反射炉や高炉の内貼りには、白い耐火煉瓦が使われる（白煉瓦）。
白煉瓦の原土は、珪藻土。
珪藻土（古代の珪藻が積み重なった白っぽい土）で作った煉瓦は、赤土で作った煉瓦よりも耐火度が高いため、高温になる反射炉などに使用される。

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次回予告

石物語　3月号 「人魚と水宝玉」