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RED~紅に燃ゆる。
業火
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振り向き様の一瞥
うなされそうな嘲笑
繰り返し、繰り返す
引いては寄せる怒りの磁力
抗いながら我慢して
記憶の海で波に呑まれる
不完全燃焼の篝火
中途半端に蓋をしたから
おさまりつかない不快な感じ
昇華させろと風が唸り
消火しなきゃと土が祈り
落ち着きなさいと囁く魂
大胆で緻密な企み
捻り潰してやろうかと
胸の奥の紅が囁く
一触即発
艶やかに燃える、萌る
赤裸々に照らして
周囲の草花を
焦げ茶に染めあげて
痛めるのが嫌さに
我慢 我慢と忍ぶれど
くすぶりながら
見るな 見るな
あっちを見るなと幽体離脱
そんな我、燃ゆる瞬間が
来ないことを祈りながら
来させてはならないのだと
再認識の夜明け
うなされそうな嘲笑
繰り返し、繰り返す
引いては寄せる怒りの磁力
抗いながら我慢して
記憶の海で波に呑まれる
不完全燃焼の篝火
中途半端に蓋をしたから
おさまりつかない不快な感じ
昇華させろと風が唸り
消火しなきゃと土が祈り
落ち着きなさいと囁く魂
大胆で緻密な企み
捻り潰してやろうかと
胸の奥の紅が囁く
一触即発
艶やかに燃える、萌る
赤裸々に照らして
周囲の草花を
焦げ茶に染めあげて
痛めるのが嫌さに
我慢 我慢と忍ぶれど
くすぶりながら
見るな 見るな
あっちを見るなと幽体離脱
そんな我、燃ゆる瞬間が
来ないことを祈りながら
来させてはならないのだと
再認識の夜明け
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