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入れ替わり
ハルの恋煩い
しおりを挟む【時間枠、タイムリープがある為、それぞれの時間枠が違います。
大熊涼くんと小森谷ハルくんは、同い年です。実はうさぎちゃんは彼らより3つ下です。】
幸せだった世界は急に音を立てて崩れていく。
両親が旅行に行く日の朝。
両親が乗ったバスが玉突き事故に遭い還らぬ人となった。
13歳の夏。
僕は親戚の家に引き取られる事になった。
親戚の家では驚く事があり過ぎてどう突っ込んで良いかわからない。
その日たまたま家族を紹介する
と言われ家に居たのが僕の兄のうちのひとり。
その兄との出会いは衝撃的すぎて凄まじかった。
なんだコイツ!
親戚の家に居た自分にそっくりの
いや、そっくりどころでは無く、瓜二つのまるで自分のクローンのような男の子を見て驚く。
【僕は大熊涼、君の兄だよ。宜しくね後で僕の兄さん達も紹介するよ。】
自分と同じ顔をした人間に警戒心など抱く筈も無く、不思議と最初からそうであったように打ち解けた。
何かこんな事、前に無かったっけ?
あ、子ウサギちゃんと呼ばれる女の子の隣に居たのって、コイツ??
あれ?
記憶が混線しているのか考えがまとまらない。
あのさ、涼兄さん
僕は口を開く。
この人にはわかってもらえるかもしれないと思いながら。
僕は、今までに見たヴィジョンを話す。
アッシュグレージュの髪色をした子ウサギちゃんと呼ばれていた彼女と、その隣に居た兄さんらしき人間の話など。
【それは不思議だね?
不思議な話ではあるけれど、
君が嘘を話すようにはみえないな。
君には未来が視えるのかな?】
やっぱり兄さんは、僕を信頼してくれた。
何故か分からなかったが
兄さんは分け御魂だったのではなかろうか?
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