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11 大嫌いな元上司に去勢される件
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…………
──────、
ぁ?
にゅこっ♡ にゅこっ♡ ヌコ♡ ヌコっ♡ ずぽ♡ ずぽっ♡ ヌコ♡ ヌコっ♡ にゅこ♡ にゅこっ♡
「…ッぁ、?」
ツポ♡ ツポ♡ とん♡ トントントントンッ♡ にゅち♡ にゅぢぃっ♡ スリスリ♡ スリスリスリ♡
「……ッぃ、?……ぉぁ?」
────あ、?
あ、
あ、あ、な、
なに、なん、なんだ?
へ? なんだこの、かんかく??
なんかケツがおかし、、……
「~~~ぃぎ、ッ♡??! ッへ?な、なに、ぉおお゛!??」
覚醒と同時に感じる、強烈な気持ち良さ。
状況が分かんなくてパニックになる。
なんだこれ?
ケツがおかしい!腹から声が勝手に押し出される!
なんか、弄られてる?
ゆ、ゆび!!?
御子柴の指がおれ、俺のケツの穴に!!??
「おはよう。よく眠ってたな。1時間くらいか? お前が大人しく寝てくれてたお陰でだいぶ広がってきたよ♡ 俺の指3本でも、ほら、」
ップ♡ ヌプッ♡ ズポ♡ ズルゥ~っ♡
「ヒ、♡?? ぐぉっ?!」
「すごいなぁ。筋弛緩剤も効いてるから全然痛くないだろ? ほら、前立腺もイイ感じに育ってきてる」
「ヒィ!? な、何しやがる! ぁッ♡? な、なんだよこれおかし、うぉ゛っ♡ ぅ、うそ、うそうそ、マジでおかし、ケツあながッ♡ ひぉ゛♡? あぁああ、なんでこんな、ぅう゛ッ♡♡」
「何でこんな気持ちいいのかって? ほんと。初めてなのに不思議だよな♡ 今まで気づかなかっただけで、ボトムの素質があるんじゃないか?」
「やめろ!!!抜けっ!!指抜けよ!!!ぁ、あ、ああっ?♡♡ 嫌だ、マジでキショい、吐きそう、あうッ♡」
「キショいのに勃起するのか?変わってるなあ。我慢汁垂れまくってるぞ♡ 不快なのが良い? Mなのかな?」
「うそ、は?うそうそうそ!!おれ、勃って?、~~~ッ??! あぁあっ!ちが、違うんだこれはッ、みるな、違う、おかしっ、こんな、こんなの俺じゃなッあぐぅっ??♡♡」
「五月蝿いよ♡ 勝手に頭上げんな♡」
「うぶッ」
後ろ手で手錠嵌められたままうつ伏せに寝かされてた上体を反射的に起こそうとしたら、後ろから後頭部を掴まれて強引にベッドへ押し付けられた。再び枕に埋まる顔面。真っ暗な視界で混乱が加速する。
おかしいだろこんなの。
なんで俺、御子柴なんかにケツの穴ほじられてちんぽおっ勃ててんだ?
我慢汁まで垂らして……ありえねえんだけど!!?
ことごとく心を裏切る自分の体の反応が理解できず激しくパニクる俺。
ちかう、俺はウケじゃない。こんなの俺じゃない。
違うんだ!違う! 薬だ、そう、薬!
あの薬ン中に媚薬が入ってたんだ絶対!
あの変な薬が全部悪いんだ、俺がケツで馬鹿みてぇに感じてんのは俺の体のせいじゃない!!!
「うん、柔らかいけど締まりは良い──指3本咥えるとキツキツで、でもナカは波打つみたいにうねってる。良いね。ちんぽ挿入れたらヨさそうな穴で」
「んぶッ♡ ぷは! いッ、嫌だ!!!絶対挿入れんな!!!挿入れたらブッころす!!!」
「今は挿入れないよ。俺の順番はもう少し後」
「ヒっ♡?! ぐ、 ぅ゛♡ ぅあ、♡ おえ゛っ♡ か、掻き回すなッ、吐くから! ッあぐ、そこ、ゃ、やめ…ッ♡」
前立腺らしき膨らみを捏ねられて嫌悪感からくる吐き気と一緒に強烈な快感的なものが背筋を駆け抜けて脳を焼いていく。
おかしいって、そんな簡単に前立腺って感じるモン?
俺こんな場所誰にも触られたことねぇし、勿論自分でだって……!
逃げ出したい衝動に駆られ、薬で動けねえ体で藻掻く俺を押さえつけたまま、御子柴の指は器用に俺の前立腺を挟んでクリュクリュ♡ 弄ぶ。
「ぉああ゛ッ♡ しっ♡ しこンのやめろってえ! コリコリすんなッ、ひぃッ♡」
「俺のは挿入れないけど、指3本頑張ったご褒美はあげても良いかもな……ふふ♡ 良かったなぁリュウ♡ お前が欲しがってたモノ、ちゃんと準備できてるよ♡」
「ぁ、あぁっ??」
明後日の方向向きながらの勿体ぶった言い方に、変に恐怖を煽られる。薬のせいか、正常な判断ができなくなってる気がする。体も思うように動かねえし、頭も酔ったみたいにバカになってて半分以上回ってない。御子柴の言葉を聞いても、上手く考えがまとまらない。心臓だけがやけに煩くて焦燥感が募る。
俺が欲しがってたもの?
欲しがってたものって?
「───録音、聞いたよ。社内レイプの。お前、りっちゃんの初めてが欲しいんだってな? ──あるよ。お前にしか奪えないりっちゃんの〈初めて〉。」
「???」
律、さん?
りつさんの、初めて?
「これだけは、俺じゃどうしてもあげられないんだ。りっちゃんがやったことない、唯一の初めて。りっちゃんが大切に守ってきた童貞。お前にあげるよ。っふふ♡ 良かったなぁ♡ 初めてでもけつまんこ気持ち良く感じれるように、指とオモチャでしっかり開発しておいたからすんなり挿入ると思う。大好きなひとの初物おちんぽいっぱい味わって、楽しく去勢しような♡」
「は?」
「りっちゃん。待たせてごめんね……さあ、おいで♡」
「ぇ────?」
ガチャ。
御子柴の手によって、目の前のクローゼットのドアが、ゆっくり開かれる。
途端にむわぁ…♡と広がる熱気。
「ぁ……っ、ぁあ………りつ、さん……?」
そこには涎を垂らしながら骨の形の口枷を咥え、エロい犬の格好をした律さんが、怒りと興奮で顔を真っ赤にして、ペタンと座り込んでいた────
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