人妻♂の僕が部下にNTRれるはずないだろう！

6 NTRり失敗の代償で犬になった件

1

「じゃあ手始めに、俺にも忠誠を誓って貰おうかな」

にっこりと底の知れねぇ不穏な笑みを浮かべた御子柴は、主任をベッドに残して立ち上がり、身動きの取れない俺を見下ろすように腕組みした仁王立ちで立ちはだかった。頭上には御子柴の半勃ちグロちんぽ。血管がバキバキに浮き出た圧倒的な雄の象徴が、上向いた俺の顔の真ん中に太く黒い影を落とす。

「ぐ、」

クソ、馬鹿みたいにデケぇ……
俺は見上げたちんぽのあまりのデカさとイカつさに怯んだ。この間しゃぶった主任の可愛いガキちんぽとは訳が違う。半勃ちでこのサイズかよ……見た目もエグいし。主任よくこんな凶器ケツに入れて善がれんな…

長さも太さも色もカタチも、悔しいがどれ一つとして俺が勝てる要素は無い。
死ぬほどムカつくのに、雄として本能的に「負けた」って思っちまう自分が許せねぇ……！
俺は抱いちまった敗北感を払拭するようにギッと御子柴を睨め付けた。

「気色悪ィんだよ！！汚ねえモン顔に近づけンな！！！」
「近づけなきゃしゃぶれないだろう？ ほら、リュウ。口開けなさい」
「はあ！？ リュウ！？ キッショ！！！ぁ゛あ゛ああ！！下の名前で呼んでんじゃねー！！！ 主任にもそんな呼び方されたことねーんだよ！！！」
「ははッ、犬っぽくて良い名前じゃないか。名付けてくれたご両親に感謝だな？ ほら、ご主人様のちんぽだぞ。舐めなさい。リュウ」
「ンぐ…ッ、い、やだ！やめろ…ッ！擦り…ッつけんな！！！」

片手で強引に顎を掴まれ指でぐっと力を込めて両頬を押され、無理矢理口を開かされる。御子柴は軽薄そうな顔してニヤニヤ笑いながら、空いた方の手でぶっとい竿を掴んだ。色んな汁でテラテラ滑りを帯びた亀頭をグリグリ俺の頬に擦りつけてめり込ませてくる──こ、このド変態野郎───！こんなん完全に嫌がらせだろっ！？
目の前が怒りで真っ赤に染まった。オエッ！イカ臭ェ！最ッ悪だッ！主任以外の野郎ヤローのちんぽなんざ気色悪ィだけなんだよ！！！誰が舐めるかヴァアーーカ！！！
片手で掴み両頬を潰してくる容赦ない手を振り切って力一杯顔を背けながら俺は、意地でもしゃぶってやるかと思い切り歯を食いしばる。

「どうしたリュウ？ 俺のがしゃぶれなきゃウチのペットにはしてやれないよ？ りっちゃんだけに服従しても駄目なんだぞ。お前のご主人様は俺とりっちゃん、二人だって言ったろ？」
「んぐ……ッ、くそ…くそお…ッ」
「ぁ……ゆ、き……ッ……」
「りっちゃん、ごめんね。ちょっと待っててね♡ ほらバター犬。早く奉仕しろって。お前のせいでりっちゃんまでちんぽお預けじゃないか。可哀想だろう？ りっちゃんを悲しませるなよ」
「ッ……ン゛く……っ」
「はぁ～～強情だなあ。やっぱりお前駄目だな。せっかちなくせに肝心なところで決断力に欠ける。営業なら致命的だね。良かったなぁ開発に拾って貰えて。あーあ。 折角直前までりっちゃんのおまんこに入ってた抜きたてホヤホヤのマン汁デコレーションちんぽにしてやったのに、残念。はぁ……面倒だけど、別のもっと賢い犬、新しく調達するしかないかぁ…」
「～～～～～ッ💢」

くそ、クソ！クソ！糞がッッ！！！！！！
人の弱みにつけ込みやがって！！！好き勝手なこと言いやがって！！！コイツのこういうトコが大っ嫌いだ！！！！
誰だよコイツを聖人なんて褒めそやした奴は！？本性現したコイツ、どっからどう見ても悪魔だろ！！！
俺は営業時代コイツを聖人だなんだと持て囃してやがった見る目の無い同僚達を恨みながら、ヤケクソな気持ちで御子柴のちんぽを咥えた。
いっそ咬み千切って不能にしてやろうか！？アア゛ッ！？

その時。視界の端に一瞬、青ざめた顔の主任を捉えた。
え？と思う間もなく俺の口をこじ開け捻じ込むようにして無理矢理押し入ってくる御子柴のデカマラ。
視界は御子柴の無駄に発達したシックスパックと黒々とした陰毛に塞がれる。

「歯、立てたら殺すよ？」
「ぅ゛ごッ？！ッぶ、ン゛おご！！？」

ぐえっ゛、ぐ、苦じい…！息、いき、出来ねえ…ッ！！！
口の中いっぱいに広がる生臭さと圧倒的な質量に、顔を歪めながら必死で顎を引く。が、御子柴は俺の後頭部を馬鹿力で押さえつけ、逃げられないようにした状態でちんぽを更に奥へと容赦なく突き入れてくる。
喉を抉じ開けるように捻りながらグリグリ奥へ押し込まれるせいで、生理的な嘔吐感が込み上げてくる。
やべえ、息吸えねえよ！喉潰れる！痛え！苦しい！
暴力的なイラマの強要に俺は歯を立てることも忘れ、目を白黒させながら拘束された手足をじたばたとばたつかせ床をタップした。

「んぶぅ～ッ！！おご、ン゛、んぐう゛ぅ゛～～ッ！！！💢」
「あれ、お前ゲイじゃないの？ えらく口淫が下手だけど……あぁ、そういやお前やりちんで有名なんだっけ？ 顔が良くてモテるから、女の子とっかえひっかえして遊んでるって部下達が噂してたなあ。ふぅん。多いんだよね、元ノンケがりっちゃんで男に目覚めるパターン。でもま、りっちゃんがそれだけ魅力的なのは自明の理だから仕方ないよね♡ はあぁ～♡ ノンケの男まで狂わせちゃうんだもんな、俺の可愛い奥さんは♡ …あ、もっと喉締めて。折角りっちゃんオカズにしてちんぽ勃ててやってんだからさぁ。頑張って維持させような？ ん、何？ バンバン五月蠅いよ。何回タップしたって抜かないよ？ ほらほら、もっと喉使う。口ももっと窄めて……ひょっとこフェラだよ、分かるだろ？ 元ノンケなんだから。ほら、唇で扱いてバキュームするんだって。あーーダメ、全然気持ち良くないよ～～。ノンケにしたってちょっと下手すぎじゃない？ そんな稚拙イラマじゃ三日三晩しゃぶられたってイけないって～～」

（死ね！死ね！死ね！！死ね！！ペチャクチャうっせーんだよクズ野郎！！！！）

トロい部下をやれやれって感じに見下すようなクソムカつく顔でマシンガンのごとく煽ってくる御子柴に、俺は怒りのあまり悔し涙を滲ませながら、一刻も早くこの地獄から抜け出す為渋々ちんぽに舌を絡める。


「…………」

思えば、この時から既に主任の様子はおかしかったんだ。
俺は御子柴の事で頭に血が上ってて、気付かなかったけど……