32 / 120
第32話 残る二つの影
しおりを挟む
「おーおー、、、マダムとルチアーノの直接対決か。チャムラップの野郎も完全にくたばった訳でも無いだろうし、旧時代の怪物達の同窓会って感じだな」
「ふむ、怪物達の同窓会か、、、中々良い例えだ。所で、新時代の怪物筆頭である君は参戦しないのかな?」
ルチアーノとマダムベアトリーチェが衝突している屋敷から数百メートル離れた高い台より、サングラスとオールバックは氷と炎の衝突を眺めていた。
夜中で周囲を闇が覆い尽くしている事もあり、常人には僅かな光が煌めいている様にしか見えないが二人の両目にはハッキリと熾烈な戦いの様子が映っている。
「冗談キツいぜ、ネイサン。あの世代と肩を並べる何て今の俺じゃまだ無理だ、参戦するとしてももう少しルチアーノが疲弊してからだな、、、ルチアーノを直接削るのは不死身のピエロと氷の女王に任せるよ」
「其れでは君は何の労力も払わず甘い汁だけ啜りに来た、という事か?」
「フアァ~、、、そうは言ってねえだろ? 俺の本領発揮は戦いの混乱が最高潮に達し、不確定要素が出現し始めてからッ」
オールバックの質問にサングラスは脱力した様子であくびをし、それから頭に被っていたハットを被り直しながら返答を返す。
現在進行形で敵陣のど真ん中へ攻め込んでいるにも関わらず、自信に満ちあふれた余裕の態度である。
「一定以上のレベル、其れこそビッグネームクラスが複数人絡む様な戦いだと決着は単純な実力の差だけでは決まらない。風で巻き上げられた砂粒が目に入ったり、太陽の日差しが視覚を塞いだり、偶々瞬きのタイミングと敵の攻撃がジャストで被ったり、、、強さという努力で積み重ねられる要素を高めれば高める程、運という努力じゃどうにも成らない要素の占める割合が大きく成っていく」
「フッ、皮肉な話だな」
「全くだよ、、、だが逆に言えば世界最強であるルチアーノ・バラキア様に新米ビッグネームの俺が一矢報いれる可能性もゼロじゃない訳だ。其れこそ、運悪くルチアーノの頭上に雷が落ちてきたりッ」
そう言いながらサングラスは、徐に懐から一枚のコインを取り出した。
そのコインは純金で出来ていて、茨の冠を被った山羊の模様が付けられた美しさと醜さが同居している不思議な見た目をしている。
「ネイサン、今日の天気は如何だったかな? 夜中じゃ晴れてんのか曇ってんのか分からん」
「曇りの様だ。明け方から豪雨に成るらしく今上空は厚い雲に覆われている筈」
「そうか、つまり雷が落ちてくる可能性はゼロじゃないって事だな? そして雷が落ちてくる可能性がゼロじゃ無いって事は、ルチアーノの頭上に雷が落ちる可能性もゼロでは無いという事だ、、、」
サングラスの男は口元に笑みを浮かべながら、暗闇に隠された空を覆う雲を見上げた。
まるで空一面を自分の援軍が覆い尽くしているかの様に。
「まあゼロでは無いだろうが、雷が人間の上に落ちる可能性を知っているのか? その確立は1000万分の1であり、更に任意の人間に落ちる確立となると其れこそ天文学的な数値に成るッ」
オールバックの男は堪えきれなかったかの様に、語尾を笑みで歪めた。
「でもゼロじゃないんだろ? と言うことはだ、この俺様が幸運なるその天文学的数値分の1に成っても何ら不思議じゃ無い? 違うか?」
「確かに、運はこの世で最も分け隔て無い恵みを与えてくれる存在だ。その存在が君を選んだとしても何ら不思議な事では無い」
「『デボル・イブリース』」
サングラスはオールバックのリアクションが来るのを待ってから、自らの使役している則獣の名前を唱えて出現させた。
その則獣はコインの模様に瓜二つな黒い山羊の顔をして、人間の胴体に六本の蠅の腕と羽を生やして腹に巨大な口が付いている。
異形としか形容のしようが無い姿だ。
「ほらよ、端金だッ」
サングラスは異形の怪物『デボル・イブリース』の腹に空いた巨大な口に金貨を投げ込み、口は美味しそうにその金貨をボリボリと噛み砕いていく。
そして口の周りの皮膚が金貨を呑み込んいるかの様に上下した後、山羊の顔が突然けたたましい鳴き声を夜の街に響かせた。
「ンッ、メエエエエエエエエエーッ!!」
空間が振動する様な絶叫にサングラスとオールバックは耳を塞いだ。
次の瞬間町中の闇を払うような閃光が煌めいて、ルチアーノとマダム・ベアトリーチェが戦いを繰り広げている屋敷目掛け雷が降り注いだのである。
「ハハッ! いや~今日は運が良い!! 偶々、偶然に、運良く、ルチアーノ・バラキアに落雷が落下するという天文学的確立を引き当てちまった! やっぱり日頃の行いが良いからかね~」
屋敷に落下した落雷を見たサングラスの男は嬉しそうに手を叩いて馬鹿笑いする。
その行為からは天文学的数値の確立を掴んだことに対する驚愕を感じ取る事はできず、小さな悪戯が大成功した時の様な軽い笑いを吐き出していた。
「単純な個人武勇ではマダム・ベアトリーチェ、相手にした時の厄介さではチャムラップが頭一つ抜けているが、、、『則獣』の能力だけを見れば君が最強だよ、バカラ」
オールバックの男は両手を軽く叩き、最も若いビッグネームである『賭博王』バカラに惜しみの無い賞賛を送る。
他のビッグネームと比べても、其れこそルチアーノの『デルタ・カルト』『ボストレイム』の能力と比べても、バカラの能力は最強と言って間違い無いだろう。
「ありがとよ、此れで最強殿がくたばってくれれば良いんだけどね。だが粘ったとしても問題無い、今回はたんまりと軍資金を用意してきたからなッ!!」
そう言ってバカラは懐から大量のコインを取り出した。
「ギャンブルってのは技術を持ってる奴が強いんじゃねえ、出資を回収しきるまでベットし続ける潤沢な軍資金を持ってる奴が強いんだよ」
「そのコインの量、、、どれだけの幼子を悪魔に引き渡したんだ?」
「さあね、7000人くらいだったかな? 多すぎて覚えてねえよ」
バカラは興味無さそうに吐き捨てた。
その回答にバカラが持っている大量のコインの正体を知っているオールバックの男は、流石に引いたという様子で肩をすくめる。
しかし当のバカラはそのリアクションに興味を示さず、唯ひたすらにカジノのルーレットを見るような目線でルチアーノの戦いを眺めるのみ。
「さあルチアーノ、お前が死ぬまで幾らでも俺の幸運を打ち込んでやるからな、、、俺が勝利するまで終わらないイカサマギャンブルの始まりだッ!!」
そう言ってバカラはケダモノの様に飢えた笑みを浮かべ、サングラスの下で悪意以外何も無い血走った目を見開いたのだった。
「ふむ、怪物達の同窓会か、、、中々良い例えだ。所で、新時代の怪物筆頭である君は参戦しないのかな?」
ルチアーノとマダムベアトリーチェが衝突している屋敷から数百メートル離れた高い台より、サングラスとオールバックは氷と炎の衝突を眺めていた。
夜中で周囲を闇が覆い尽くしている事もあり、常人には僅かな光が煌めいている様にしか見えないが二人の両目にはハッキリと熾烈な戦いの様子が映っている。
「冗談キツいぜ、ネイサン。あの世代と肩を並べる何て今の俺じゃまだ無理だ、参戦するとしてももう少しルチアーノが疲弊してからだな、、、ルチアーノを直接削るのは不死身のピエロと氷の女王に任せるよ」
「其れでは君は何の労力も払わず甘い汁だけ啜りに来た、という事か?」
「フアァ~、、、そうは言ってねえだろ? 俺の本領発揮は戦いの混乱が最高潮に達し、不確定要素が出現し始めてからッ」
オールバックの質問にサングラスは脱力した様子であくびをし、それから頭に被っていたハットを被り直しながら返答を返す。
現在進行形で敵陣のど真ん中へ攻め込んでいるにも関わらず、自信に満ちあふれた余裕の態度である。
「一定以上のレベル、其れこそビッグネームクラスが複数人絡む様な戦いだと決着は単純な実力の差だけでは決まらない。風で巻き上げられた砂粒が目に入ったり、太陽の日差しが視覚を塞いだり、偶々瞬きのタイミングと敵の攻撃がジャストで被ったり、、、強さという努力で積み重ねられる要素を高めれば高める程、運という努力じゃどうにも成らない要素の占める割合が大きく成っていく」
「フッ、皮肉な話だな」
「全くだよ、、、だが逆に言えば世界最強であるルチアーノ・バラキア様に新米ビッグネームの俺が一矢報いれる可能性もゼロじゃない訳だ。其れこそ、運悪くルチアーノの頭上に雷が落ちてきたりッ」
そう言いながらサングラスは、徐に懐から一枚のコインを取り出した。
そのコインは純金で出来ていて、茨の冠を被った山羊の模様が付けられた美しさと醜さが同居している不思議な見た目をしている。
「ネイサン、今日の天気は如何だったかな? 夜中じゃ晴れてんのか曇ってんのか分からん」
「曇りの様だ。明け方から豪雨に成るらしく今上空は厚い雲に覆われている筈」
「そうか、つまり雷が落ちてくる可能性はゼロじゃないって事だな? そして雷が落ちてくる可能性がゼロじゃ無いって事は、ルチアーノの頭上に雷が落ちる可能性もゼロでは無いという事だ、、、」
サングラスの男は口元に笑みを浮かべながら、暗闇に隠された空を覆う雲を見上げた。
まるで空一面を自分の援軍が覆い尽くしているかの様に。
「まあゼロでは無いだろうが、雷が人間の上に落ちる可能性を知っているのか? その確立は1000万分の1であり、更に任意の人間に落ちる確立となると其れこそ天文学的な数値に成るッ」
オールバックの男は堪えきれなかったかの様に、語尾を笑みで歪めた。
「でもゼロじゃないんだろ? と言うことはだ、この俺様が幸運なるその天文学的数値分の1に成っても何ら不思議じゃ無い? 違うか?」
「確かに、運はこの世で最も分け隔て無い恵みを与えてくれる存在だ。その存在が君を選んだとしても何ら不思議な事では無い」
「『デボル・イブリース』」
サングラスはオールバックのリアクションが来るのを待ってから、自らの使役している則獣の名前を唱えて出現させた。
その則獣はコインの模様に瓜二つな黒い山羊の顔をして、人間の胴体に六本の蠅の腕と羽を生やして腹に巨大な口が付いている。
異形としか形容のしようが無い姿だ。
「ほらよ、端金だッ」
サングラスは異形の怪物『デボル・イブリース』の腹に空いた巨大な口に金貨を投げ込み、口は美味しそうにその金貨をボリボリと噛み砕いていく。
そして口の周りの皮膚が金貨を呑み込んいるかの様に上下した後、山羊の顔が突然けたたましい鳴き声を夜の街に響かせた。
「ンッ、メエエエエエエエエエーッ!!」
空間が振動する様な絶叫にサングラスとオールバックは耳を塞いだ。
次の瞬間町中の闇を払うような閃光が煌めいて、ルチアーノとマダム・ベアトリーチェが戦いを繰り広げている屋敷目掛け雷が降り注いだのである。
「ハハッ! いや~今日は運が良い!! 偶々、偶然に、運良く、ルチアーノ・バラキアに落雷が落下するという天文学的確立を引き当てちまった! やっぱり日頃の行いが良いからかね~」
屋敷に落下した落雷を見たサングラスの男は嬉しそうに手を叩いて馬鹿笑いする。
その行為からは天文学的数値の確立を掴んだことに対する驚愕を感じ取る事はできず、小さな悪戯が大成功した時の様な軽い笑いを吐き出していた。
「単純な個人武勇ではマダム・ベアトリーチェ、相手にした時の厄介さではチャムラップが頭一つ抜けているが、、、『則獣』の能力だけを見れば君が最強だよ、バカラ」
オールバックの男は両手を軽く叩き、最も若いビッグネームである『賭博王』バカラに惜しみの無い賞賛を送る。
他のビッグネームと比べても、其れこそルチアーノの『デルタ・カルト』『ボストレイム』の能力と比べても、バカラの能力は最強と言って間違い無いだろう。
「ありがとよ、此れで最強殿がくたばってくれれば良いんだけどね。だが粘ったとしても問題無い、今回はたんまりと軍資金を用意してきたからなッ!!」
そう言ってバカラは懐から大量のコインを取り出した。
「ギャンブルってのは技術を持ってる奴が強いんじゃねえ、出資を回収しきるまでベットし続ける潤沢な軍資金を持ってる奴が強いんだよ」
「そのコインの量、、、どれだけの幼子を悪魔に引き渡したんだ?」
「さあね、7000人くらいだったかな? 多すぎて覚えてねえよ」
バカラは興味無さそうに吐き捨てた。
その回答にバカラが持っている大量のコインの正体を知っているオールバックの男は、流石に引いたという様子で肩をすくめる。
しかし当のバカラはそのリアクションに興味を示さず、唯ひたすらにカジノのルーレットを見るような目線でルチアーノの戦いを眺めるのみ。
「さあルチアーノ、お前が死ぬまで幾らでも俺の幸運を打ち込んでやるからな、、、俺が勝利するまで終わらないイカサマギャンブルの始まりだッ!!」
そう言ってバカラはケダモノの様に飢えた笑みを浮かべ、サングラスの下で悪意以外何も無い血走った目を見開いたのだった。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
ざまあ~が終ったその後で BY王子 (俺たちの戦いはこれからだ)
mizumori
ファンタジー
転移したのはざまあ~された後にあぽ~んした王子のなか、神様ひどくない「君が気の毒だから」って転移させてくれたんだよね、今の俺も気の毒だと思う。どうせなら村人Aがよかったよ。
王子はこの世界でどのようにして幸せを掴むのか?
元28歳、財閥の御曹司の古代と中世の入り混じった異世界での物語り。
これはピカレスク小説、主人公が悪漢です。苦手な方はご注意ください。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる