レナと耽溺の食卓

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番外編

アルベールとレナと郵便屋(5)

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 今日の彼女の下着は可愛らしいピンク色であった。

 ファンシーな花柄が編み込まれたレース生地に細い紐が付いており、それが両サイドで蝶々結びされている。
 デルタゾーンのレースの図案は細やかだが花の部分以外の網目は荒く、網目の隙間から白い肌が透けて見えていた。
 クロッチには既に愛液のシミが拡がっており、恥丘の輪郭にピタリと濡れたコットン生地が張り付いる。

 アルベールはベンチから降りてレナの前に膝をつき、彼女のクロッチに浮かび上がった恥筋に指を添えた。

「ッ!」

 彼の指は容易にレナの柔らかい肉の割れ目に沈んでゆく。

 からはみ出た淫唇の形を確かめるように、アルベールは布越しにクニュクニュと割れ目に沿って指を滑らせた。

「や、ぁんッ……!」

 見る間にクロッチの布から新たに愛液が染み出し、彼の指にねっとりと絡み付く。
 それを潤滑剤に更に腟前庭の辺りを強く擦ると、ムクムクとレナのクリトリスがち上がり始めた。
 
「おやおや。新しいショーツなのに、もうこんなにシミをつけちゃって」
「うううっ。も、申し訳ありません……。こんなに明るい所で、……は、恥ずかしい、です……」
「恥ずかしい? 初めて君が潮吹きをしたのは、今日みたいに天気の良い真昼の庭だったじゃない。いつもより感度が良くて、エッチなお汁が止まらなかったよね?」
「あッ……う……」
「お昼に中庭で、カトルと庭師の前でおしっこしたこともあったよね? 噴水みたいに勢い良く出た君のおしっこが太陽の光に反射して、キラキラして綺麗だったな」
「ひぃっ、んッ……」
「ねえレナ、恥ずかしいなんて嘘でしょう? 本当は、明るい方が好きで気持ち良くて、いつもより濡れちゃうんだよね?」
「あうう……。そ、それは……」
「ふふふっ。誤魔化したって駄目だよ。レナは明るい方が興奮する変態なんだから。ほら、もうクリトリスもこんなに大きくなっちゃった」

 アルベールの言う通り、レナの濡れて透けるクロッチの布からは、肥大化してち上がったクリトリスの形がくっきり見えていた。

「ひゃうぅっ!」

 彼がショーツの布越しにその陰影をつつくと、レナは電流を浴びたようにビクンッと身体を跳ねさせる。

「可愛いねぇ」
「あっ、あっ、あっ……!」

 ドッと吹き出した愛液がショーツの布から溢れ、レナの白い太腿を伝ってポタリと二人の足元に落ちた。

「んッ、ふぅッ……んっ、」

 それが合図のように、レナは股間を前へ突き出して腰を揺らし、自身のクリトリスをアルベールの指に擦り付け始めた。

(こんなところ……もし誰かに見られでもしたら……)

 そう頭の中で思いつつも、レナは腰を揺らすのを止められなかった。
 よく調教された身体は今や、命令されなくとも勝手に快楽を求めて自分から動くようになっている。

「あッ、はぁッ……ふぅ、んッ……んんッ……!」

 ずりりっ……ずりりっ……ずりゅんッ……

 気持ち良くて気持ち良くて、彼女の身体はどんどん快楽に溺れていった。
 口の端からは涎が垂れ、ハッ、ハッ、と犬のように呼吸か荒くなる。

 もっと、強い刺激が欲しくてたまらない。

「~~ッ! あ、アルベール様ぁ……! ぬッ、布越しじゃ、なくて……ッ、うぅう……ちょ、直接……触って、くださっ……!」

 堪らず、レナはアルベールに懇願した。
 
「レナ、そういう時はもっとちゃんとおねだりするようにいつも言ってるよね?」

 アルベールが優しくたしなめると、彼女は宝石のような涙をポロリと瞳から零しながら、更に切なそうな声を上げた。

「~~ッ! も、申し訳ありま、せんッ……! お、……おまんこ、を……い、いつも、みたいに……レナのおまんこ、を……ど、どうか直接、触ってくださいッ……!」

 レナはそう言うとテーブルに寄りかかって片脚を上げ、下着をずらしてクパリと自らの淫部を指で割り開いた。

です……! こ、このおまんこ……です……! アルベール様ぁ……お、お願い……します……!」

 トロトロの愛液漬けになったレナの突起は、初めて触った時とは比べ物にならないほど大粒になっていた。

 今日こんにちまで性交と調教と自慰でほぼ毎日弄られ続けてきた結果、彼女の恥豆は平素でも元の二倍ほどの大きさになっていたのだ。

 それが勃起して更に大きくなり、包皮から綺麗な朱色の先端を覗かせている。

「ふふふっ。おねだりが上手になったね。えらいえらい」
「あっ、ありがとうっ、ござい、ましゅッ……! アッ……! ふああッ……!」

 アルベールは鼻がくっつきそうな程レナの淫部に顔を近付け、先ずはたっぷりと奥から漂う芳醇な香りを鼻に吸い込んだ。

 クパリと割り開かれたレナの淫部からは、汗と愛液が混ざった甘酸っぱい香りと、ミルクのように甘い彼女自身の肌の匂いがする。

「良い香り」

 そう言うと彼はレナの巨大な肉真珠を覆う皮に指を添えた。

 二本の指でV字を作って左右に引っ張ると、プルンッと、赤いグミの実のように充血したクリトリスが顔を出す。やはり、初めて触れた時よりかなり大きい。

(ああ、私の恥ずかしい所を……隅々まで……全部、アルベール様に……見られてる……)

 レナは自分のはしたなく巨大化してしまったクリトリスが恥ずかしくて仕方がなかった。せめてもっと薄暗い場所であったなら、こんなにはっきりと全部見えてしまうことなどなかっただろうに。
 
 彼女の勃起クリトリスは隠れるどころか、明るい日差しの下で、まるでスポットライトを浴びているかのように先端が光ってテラテラと艶めいていた。

「わあ、こうやって明るい所で改めて見ると、随分大きくなったね」
「あうう……やっぱり……へ、変なので、しょうか……? さ、最近……どんどん大きくなってきている気がして……」

 アルベールに指摘され、レナは心許こころもとなげな目で彼を見返した。

 しかし、彼女の不安な気持ちとは裏腹に、アルベールの瞳は楽しそうにキラキラと輝いていた。まるで宝箱の宝石を見ているかのような目だ。
 
「まさか。全然変じゃないよ。すごくエッチで可愛い」
「ほ、本当……ですか……?」
「もちろん」

 むしろアルベールは、レナの身体の開発が順調に進んでいる事に内心ほくそ笑んでいた。
 自慰さえ知らなかった無垢な少女が、ここまで淫らに成長したのだ。

「……ねえ、今日はこんなのはどう?」
「えっ……あッ……? ふああッ?!」

 ご褒美と言わんばかりに、彼は一度剥いた包皮を再びクリトリスに被せ、皮ごと摘んで優しく先端を刺激し始めた。

「やあんッ……! アッ、アルベールっ、さまぁッ……それッ……ふあッ……やッ、ぁッ!」

 綺麗に剥けていた包皮を無理矢理元に戻され、凄まじいもどかしさがレナを襲う。

「女の子も、こうやって皮を被せたまま弄るとゆっくり気持ち良くなれるんだよ」
「んひぃんッ!」

 いつもの直接触れられる強い刺激が欲しくて堪らないのに、皮の上からくる鈍い刺激が、ずくずくとレナの下半身を疼かせた。

 尿意を我慢させられているような焦れったさが、どんどん募ってゆく。

「やだやだぁッ! あっ、アルベール、様ぁ! いっ、いじわる、しないで……ください~ッ! おまんこがッ、ジンジンして……やああッ……!」
「意地悪じゃないよ。今日はゆっくりイかせてあげるからね」

 左右に顔をうち振って髪を乱すレナを横目に、アルベールは優雅な動きで摘んでいた肉芽の頂点に二本の指を置き、ツルンと再び根元まで皮を剥いた。

「あッ……」

 しかしそれは一瞬で、すぐにまた包皮は元に戻される。
 先端は敏感になっているのに、直接弄って貰えない辛さは半端なかった。

「やあッ……! それぇ……いやッ、ですぅ……!……んぅうッ! ふううッ! アルベール様ぁッ、それぇっ、やだやだあッ……!」

 レナは涙目で更に強くかぶりを振ったが、アルベールは楽しそうにクニクニと包皮を被せたままの彼女のクリトリスを弄り続けた。

 熱く火照ったポテポテの淫唇からは、ムワッと湯気が立つような熱気がこもっていた。
 弄れば弄るほど、レナの陰部からはかぐわしい雌の香りが強く漂ってくる。

 彼女が感じている証拠だ。身体は面白い程に正直である。

 それに、イヤだイヤだと言いつつも、大きな瞳をウルウルと揺らしてこちらを見つめる切なげな表情は、もっと、と煽っているようにしか見えない。

 アルベールはビンビンになったレナの敏感な尖りを皮の上から指で上下左右に擦り、剥き、再び皮を被せてはまた執拗に攻め立てた。
 
 何度も、何度も。

「あッ、ああッ、んッんぅ~ッ、アッ! アッ!」

 次第にレナは言葉を発するのを止め、アルベールからの刺激を大人しく享受し始めるようになった。

「今どんな感じ?」
「はっ、ひっ……。かっ、皮を被ったまま弄られる、ムズムズ感と……剥かれた、時の……んッ……開放感の、繰り返し、が……はぁあッ……んッ……だ、だんだん……癖にッ……なって、きまし、た……んあッ、あッ!」
「ふふふっ。明るいから、レナのクリトリスがピクピクしてるのがよく見えるね。とっても気持ち良さそう」
「は、いぃ……! んんッ! 何度もムキムキされりゅの……と、とっても、き、気持ち、良い、れしゅ……!」
「気に入ってくれた? 嬉しいな」
「あーッ……あーッ……!」

 皮を剥いた時と剥いていない時に与えられる二つの刺激に、レナはゆっくり上り詰めていった。
 それはまるで小さな水風船が、少しずつ膨らんでゆくようであった。
 内に注がれる水の量と勢いは少ないが、静かに、確実に水風船は破裂に向かっている。
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