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朝食(4)
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上と下を同時に弄られ、レナはぞくぞくと快感の波が背中からかけ上がってくるのを感じた。
上の口からも下の口からもだらしなく涎を垂らしながら、腰を浮かしてヌルヌルになった陰部を二人につき出す。
「あぐぅッ……! アルベール、様ぁ……! カト、ル様ぁ……! あッ、あッ……!」
「ふふふっ。もうそろそろかな?」
「アルベール様、ご用意を」
「ん、」
アルベールがレナの内腿に唇を寄せると、カトルがレナの乳首をぴんっと弾いた。
レナは身体を弓なりに反らせ、後ろ手にカトルにしがみつく。
「ふああッ! イッ! イキますぅッ! んっくう! イッちゃう……イッちゃ、あああっ! イ゛グゥ゛う゛う゛う゛!」
プシャアアアアアアッ!
迫り出されたレナの恥裂から、間欠泉のごとく飛沫が上がった。
迸る愛液を顔に浴びながら、アルベールはレナの太腿に噛み付き、ごくごくと喉を鳴らす。
「はぁあんッ!」
レナはびくびくと身体を痙攣させ、ピュッ、ピューッと断続的に潮を吹き続けた。アルベールから痛み止め代わりに傷口に注がれる唾液は麻薬だ。膣口付近まで降りてきた子宮口の疼きが止まらない。
「はぁ……はぁ……っ、カトル様ぁ……」
「あ?」
まだ足りないと言わんばかりに、レナはカトルの顔を引き寄せ、キスをした。
たっぷり身体に注がれた吸血鬼の唾液に加え、さっきから香るカトルの肌の甘い香りが、より一層レナの思考能力を奪っていた。
今はもうただただ、快楽が欲しい。
彼女はカトルの唇を割り開いて舌を侵入させた。上顎と下顎をペロペロと舐め、歯列をなぞる。
カトルは不意打ちを食らって一瞬驚いた顔をしたが、すぐにそれを受け入れた。
ちゅくっ……くちゅんっ……
お互いの唾液が混ざり合い、卑猥な水音を立てる。
彼の口内に並ぶ歯は肉食動物のように全てが鋭く尖ってギザギザになっていた。その尖った歯先で、レナの舌が甘噛みされる。
「ん、むぅ……はぁっ、はぁっ」
「はっ! 相変わらず下手だな」
そう言いつつカトルは蕩けた顔のレナの小さな舌を貪るのを止めなかった。逃げないように彼女の顎を固定し、噛み付くように何度も角度を変えて舌を絡める。レナはグズグズになりながら必死にそれに応えた。
くちゅくちゅっ……くちゅんっ……
ふわりと、カトルの肌から更に強く甘い香りが匂い立ってくる。それはどんどん濃さを増し、部屋に噎せ返るように充満した。
「ふふふ。二人ともすっかり仲良くなっちゃって」
レナの太股から顔を上げたアルベールが、深く口付けを交わしている二人を見て赤い瞳を三日月型に歪ませた。
「やっぱり、妬けちゃうなぁ」
アルベールがカトルからレナの唇を奪う。キスをしながら長い指で自身が先ほどまで牙を立てていたレナの太股の傷を撫でると、彼女はブルブルと震えた。
「ぁ、ふあ……ッ!」
すかさず後ろからカトルがレナの耳を舐め、彼女の胸を愛撫する。
「レナ、まだイケるよね?」
「……ふぁい……ごしゅじんさま……」
白濁する意識の中、呂律の回らない舌でレナは答えた。
「うん、良い子良い子」
アルベールはにっこり笑い、再び期待でひくつくレナの雌芯に手をかける。それを見て、カトルは盛大に溜め息をついた。
「カトルも付き合ってくれるよね?」
これからアルベールがやろうとしている事を察して、朝から随分と無体なことをレナにさせるのだな、とカトルは他人事のように思ったが、咎めることは出来なかった。
「……はい、ご主人様」
やはり、彼もまた主人の命令には逆らえないのだ。
上の口からも下の口からもだらしなく涎を垂らしながら、腰を浮かしてヌルヌルになった陰部を二人につき出す。
「あぐぅッ……! アルベール、様ぁ……! カト、ル様ぁ……! あッ、あッ……!」
「ふふふっ。もうそろそろかな?」
「アルベール様、ご用意を」
「ん、」
アルベールがレナの内腿に唇を寄せると、カトルがレナの乳首をぴんっと弾いた。
レナは身体を弓なりに反らせ、後ろ手にカトルにしがみつく。
「ふああッ! イッ! イキますぅッ! んっくう! イッちゃう……イッちゃ、あああっ! イ゛グゥ゛う゛う゛う゛!」
プシャアアアアアアッ!
迫り出されたレナの恥裂から、間欠泉のごとく飛沫が上がった。
迸る愛液を顔に浴びながら、アルベールはレナの太腿に噛み付き、ごくごくと喉を鳴らす。
「はぁあんッ!」
レナはびくびくと身体を痙攣させ、ピュッ、ピューッと断続的に潮を吹き続けた。アルベールから痛み止め代わりに傷口に注がれる唾液は麻薬だ。膣口付近まで降りてきた子宮口の疼きが止まらない。
「はぁ……はぁ……っ、カトル様ぁ……」
「あ?」
まだ足りないと言わんばかりに、レナはカトルの顔を引き寄せ、キスをした。
たっぷり身体に注がれた吸血鬼の唾液に加え、さっきから香るカトルの肌の甘い香りが、より一層レナの思考能力を奪っていた。
今はもうただただ、快楽が欲しい。
彼女はカトルの唇を割り開いて舌を侵入させた。上顎と下顎をペロペロと舐め、歯列をなぞる。
カトルは不意打ちを食らって一瞬驚いた顔をしたが、すぐにそれを受け入れた。
ちゅくっ……くちゅんっ……
お互いの唾液が混ざり合い、卑猥な水音を立てる。
彼の口内に並ぶ歯は肉食動物のように全てが鋭く尖ってギザギザになっていた。その尖った歯先で、レナの舌が甘噛みされる。
「ん、むぅ……はぁっ、はぁっ」
「はっ! 相変わらず下手だな」
そう言いつつカトルは蕩けた顔のレナの小さな舌を貪るのを止めなかった。逃げないように彼女の顎を固定し、噛み付くように何度も角度を変えて舌を絡める。レナはグズグズになりながら必死にそれに応えた。
くちゅくちゅっ……くちゅんっ……
ふわりと、カトルの肌から更に強く甘い香りが匂い立ってくる。それはどんどん濃さを増し、部屋に噎せ返るように充満した。
「ふふふ。二人ともすっかり仲良くなっちゃって」
レナの太股から顔を上げたアルベールが、深く口付けを交わしている二人を見て赤い瞳を三日月型に歪ませた。
「やっぱり、妬けちゃうなぁ」
アルベールがカトルからレナの唇を奪う。キスをしながら長い指で自身が先ほどまで牙を立てていたレナの太股の傷を撫でると、彼女はブルブルと震えた。
「ぁ、ふあ……ッ!」
すかさず後ろからカトルがレナの耳を舐め、彼女の胸を愛撫する。
「レナ、まだイケるよね?」
「……ふぁい……ごしゅじんさま……」
白濁する意識の中、呂律の回らない舌でレナは答えた。
「うん、良い子良い子」
アルベールはにっこり笑い、再び期待でひくつくレナの雌芯に手をかける。それを見て、カトルは盛大に溜め息をついた。
「カトルも付き合ってくれるよね?」
これからアルベールがやろうとしている事を察して、朝から随分と無体なことをレナにさせるのだな、とカトルは他人事のように思ったが、咎めることは出来なかった。
「……はい、ご主人様」
やはり、彼もまた主人の命令には逆らえないのだ。
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