レナと耽溺の食卓

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朝食(3)

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 揺れる金色の瞳と視線がぶつかり、レナは驚きと羞恥ですっかり絶頂のタイミングを失ってしまった。
 今、彼女はスカートをたくしあげてアルベールの顔の上に跨がり、ピンク色にひくつく下半身を晒している。

 ……とても言い逃れできる状態ではなかった。

「あ、カトル。おはよう」

 しかし動揺するレナとは裏腹に、アルベールは事もなさげにカトルに朝の挨拶をした。
 カトルはそんな二人を見て、盛大に形の良い眉をしかめた。

「……おはようございます。なかなか執務室に来ないと思って御迎えに上がれば、朝っぱらから何をやっていらっしゃるんですか?」

 レナの陰部に顔を埋めていたアルベールが顔を離すと、膣口から出た愛液が糸を引いて彼の口まで繋がっていた。

 ……何をしていたかは、一目瞭然である。

「今日は早めに片付けなくてはならない書類があるので、起きたらすぐに執務室に来るように、と昨夜言っておいたはずですが?

 カトルの冷たい視線が二人に突き刺さる。

「『お食事』は結構ですが、仕事が山程溜まってるんですよ。お戯れもほどほどになさってください」
「はいはい。じゃあ、急いで終わらせようか」
「ぁひんッ……?!」

 つつつ、と不意打ちで再びアルベールの指がレナの雌スジに触れ、彼女はびくんっと身体を震わせた。てっきりカトルに言われてこれからアルベールは執務室に行くものだと思っていたが、彼は途中で食事を止めるつもりはないようであった。

「レナもこのままだと辛いでしょ?」
「そッ、んなぁ……! ぁんっ!」

 確かにレナにとって、すっかり準備が整ってしまった身体を放置されるのは辛かった。しかし今、目の前にはカトルがいる。自分がどれだけ恥ずかしい格好をしているのか、彼女は考えただけで泣きそうであった。

 ちらりとカトルの様子を窺うと、彼は腕を組んでドアにもたれ掛かり静観の姿勢をとっていた。彼もアルベールの食事自体を止めるつもりはないらしく、食事の後に彼が逃げないように、ここで見張っているつもりのようであった。

 レロリと、再びアルベールの舌がレナの恥裂をなぞる。

「ひぃんッ! いやぁッ……カトル様ッ……あんッ! やだぁッ! み、見ないで……くださッ……」
「…………」

 レナの荒い息遣いと、ぴちゃぴちゃと卑猥な水音が静かな部屋に響き渡る。

 プルプルと震えながらも、彼女は従順にスカートの端を捲りあげ、破廉恥な下着を晒しながらアルベールの舌を受け入れていた。
 どんなに恥ずかしくても、主の意向に逆らう事は出来ないし、許されないのだ。

 カトルが静かにそんな二人を眺め続けていると、唐突にアルベールが彼に言った。

「カトル、こっちに来て手伝って」
「……は?」

 アルベールの発言に、流石にカトルも目をしばたたかせて驚いたようであった。

「この体勢、俺は楽だけどレナはキツいだろうから。カトルが後ろから支えてあげてよ」
「………………はぁ」

 しかし呆けていたのは一瞬で、カトルは長い溜め息をついた後、ツカツカと二人のベッドまで歩み寄った。

「承知しました」
「えっ……? あ、あの……っ?? きゃぁああッ?!」

 彼はベッドに乗り上がってレナの膝裏に手を入れ、そのまま軽々と戸惑う彼女を後ろから抱き上げた。
 ……大人が小さい子供のトイレを手伝う時の格好だ。
 強制的にパカリとエム字に大きく開脚をさせられ、レナは思わずじたばたと身を捩った。

「やっ、やだぁッ……!」
「そう、そのまま俺と向かい合う形で」
「……仰せのままに」

 カトルは不本意そうにレナを抱えたままベッドに座り、自らの膝の上に彼女を乗せた。小柄なレナは彼の中にすっぽり収まってしまった。起き上がったアルベールが、エム字に開かされたレナの足の間に身体を入れる。

「ふふふっ。レナが早くイケるように、カトルが手伝ってくれるって。良かったね」
「うううっ……」

 カトルとアルベールに挟まれ、レナの濡れた陰部に二人の視線が注がれた。

 肥大化して真っ赤に充血した彼女のクリトリスは、男たちを誘うようにぴくぴくと痙攣している。

「レナの可愛いところ、カトルにもいっぱい見てもらおうねぇ」

 カトルに見せ付けるように、アルベールはくにくにとレナのクリトリスを擦った。

「ひぃンッ! あっあぁっ!」

 それから彼はレナの陰部に顔を近付け、パクリとかぶりついた。そして陰唇を甘噛みし、奥からトロトロの蜜を誘いだす。

 くちゅっ……くちゅくちゅんっ……!

「あっんんぅッ……!」

 途端にレナの身体は再び熱を持ち始め、呼吸が荒くなっていった。

「逃げるな」

 アルベールの刺激から逃げるように腰を退くと、すぐ後ろのカトルに阻まれ、膝裏を抱える手に力が込められる。

「はぁっ……ハッ……ハッ、……あんっ! あっ、ふぁああッ!」

 背中越し上下に躍動するカトルの胸の筋肉の感触が、全身が性感帯になったレナには心地好かった。
 彼女は背中をぴったりとカトルに密着させたまま、ゆらゆらと腰を揺らし始めた。

「んっ……ふぅ……ううっ!」
「カトルは上を弄ってあげて」
「…………はい」

 アルベールに言われ、カトルはレナの膝裏から手を外し、事務的な手付きで彼女のドレスのボタンを外した。レナのミルクのように白く瑞々しい二つの膨らみが、ぷるんっと男たちの前に姿を現す。カトルはそれを両手で掴んで揉み始めた。

「ッ、あうぅ……」

 腋から真ん中へレナの小さな膨らみが寄せられ、彼の手の中で餅のように捏ねくり回される。彼女の汗ばんだ小さな双丘は滑らかな感触で彼の手にしっとり吸い付いた。

「あんッ!」

 カトルの人差し指がグリグリと乳輪を刺激すると、あっという間にピンク色に染まった乳首はツンと上を向いて勃(た)ち上がる。その先端をカリカリと爪で引っ掻かくと、レナは面白い程にびくびくと身体を痙攣させて反応した。

「はっん……んぅッ!」

 ぴんっ! とカトルに乳頭を弾かれ、彼女の体は小エビのように跳ねた。

「はっ! お前、相変わらずどエムの淫乱女だな」
「きゃううッ!」

 彼に乳首をギリリとつねられ、レナは痛みで悲鳴を上げた。カトルは彼女の乳首を更に力を込めてつねり、左右へ引っ張る。

「っ……! いった……! 痛い、で、す……! か、カトル様ぁっ! もっと……やさし、く、……ひぎぃ……ッ!?」
「黙れ。お前の役目はなんだ?」
「ううぅッ……! あ、アルベール様のッ……ひぃんっ! しょっ、しょくっじっ……! アッアッ! かかり、れ、ひゅッ!」
「わかってるならさっさとイけ。業務がつかえてんだよ」
「あぅうッ!」

 胸を引っ張られたまま先端をカトルにぎりりと爪でつねられ、レナの体にビリッと電流が走った。

 彼女は痛みから逃れようと身をよじったが、前後から2人の男にホールドされているのだから逃げられるわけがない。執拗に乳首を親指と人差し指でなぶられ、捏ねられ、ごりごりと強く押し潰される。

「やあッ……! い、痛い……! いたい、よぉ……!」
「駄目だよカトル。女の子には優しくしなきゃ」
「…………ちっ。申し訳ありません」

 れろれろとレナの雌スジを舐めていたアルベールが顔を上げてカトルを嗜めると、彼は舌打ちをして形ばかりの謝罪をし、レナの乳首を弄っていた手を止めた。

「っ、あ……ッ! ふあぁっ?!」

 代わりに、ふぅ、とレナの耳に息を吹き掛ける。そしてレロリとゆっくり耳の裏を舐め、耳朶を甘噛みした。

「……ぁっ……あんっ」
「優しくしてやれば良いんだろ?」
「ひう、っ……耳元で、……しゃべら、ない、で……、くださ、ひぁあッ!」

 カトルはそのままにゅるっと舌でレナの耳の輪郭をなぞり、外側の溝を舌先でつついた。同時に、先程とはうって変わった優しい手つきで、すっとレナの脇腹を下から上へ撫でる。そして手荒に扱われ赤くなっていた彼女の胸を手の平でそっと包み、今度はゆっくりやわやわと揉み始めた。

「んっ……あっ、うっ……」
「これで満足か?」
「ひんっ……! あッ、あッ……」
「すごい。レナのナカ、さっきよりも、もっとトロトロになって指に吸い付いてくる。カトルにも見える?」

 くにっ……くにっ……くにっ……

「あーーっ、あっ……あっ……あーーッ!」

 アルベールはレナのクリトリスを、カトルはレナの乳首を、それぞれが親指と人差し指を使ってくにくにと弄る。
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