17 / 78
破瓜(5)
しおりを挟む
「あ、アルベールさまぁ……おなか……あっつい……」
「ふふふっ。今、レナの中は俺でいっぱいだね」
彼は全てを出しきると、繋がったままレナを見下ろした。
レナはゼェハァと荒い呼吸をしながら、焦点の合わない目でアルベールと天井を見ている。
上気した彼女の桃色の肌には点々と鬱血の花が咲き、汗ばんだ首筋には所有印のように吸血痕が赤く刻まれていた。
視線を下にずらせば、ずっぷりと男根を受け入れている淫部はピクピクと妖しげにひくつき、未発達な身体と卑猥なコントラストを生み出している。
まだ誰も見たことのない、破瓜を迎えたばかりの少女のあられも無い姿だ。
それはなんとも可憐で、堪らなく淫靡であった。
純真無垢だったいたいけな少女が、この手によって堕ちた。
その凄まじい達成感に、思わずアルベールの口の端がにたりと上がった。
最後の一滴まで零さまいと吐精が終わっても更にレナに覆い被さり、自身の肉茎と睾丸で彼女の膣口に蓋をする。
ギュッと小さな身体を抱き締め、キスをすると彼女は頭を朦朧とさせながらも必死に舌を差し出しアルベールに応えようとした。
その拙い様子が可愛いくて仕方がない。
アルベールはレナの乳房をまさぐり、脚を絡め、全身で彼女の身体を隅々まで堪能した。
繋がったままの性器が擦れる度に、レナの口から甘い声が零れる。
可愛い。可愛い。もっとよく味わいたい。
ようやくレナの腟内から彼の性器が引き抜かれたのは、大分時間が経ってからであった。
ずるりと肉茎の蓋が外されると、彼女の膣口からドッと血の赤が混ざった白い液体が流れ出てくる。
「良く頑張ったね、えらいえらい」
アルベールは名残惜しそうに先程まで繋がっていたレナの恥部に指を這わせた。
それだけで、彼女の体はまたビクンと跳ねた。
その反応がまた可愛くて、アルベールはにこりと笑う。
「あ、アルベール様……わ、わたし……私……申し訳ございません……」
しかしレナはそんなアルベールとは裏腹に、申し訳なさそうに謝罪し自身の顔を覆った。
「! ……どうしたの?」
途端にアルベールは笑顔を陰らせ、心配げにレナの顔を覗き込んだ。
レナは涙目のまま、か細い声で答える。
「あ、アルベール様に言わずに……勝手に、イってしまいました……」
「!」
レナの言葉を聞き、アルベールは吹き出した。
「あははっ! 何かと思ったら!」
「アルベール様?」
彼はレナを抱き起こし、向かい合わせで自らの膝の上に彼女を乗せた。
「良いんだよ、これは『食事』じゃないんだから」
「あの……でも……」
「食事でもないのに、俺とこういうことするの、もう嫌?」
「そっ、そんなこと、ない……です!」
レナはブンブンと頭を横に振った。下半身はジンジンと痛かったが、それ以上に今の彼女は幸福感で満たされていた。
もう物足りないなどとは思えないし、嫌だと思うはずもなかった。
むしろ--
「じゃあ、もっとしたい?」
「……ッ!」
レナの股下にあったアルベールの陰茎が、再び硬さを取り戻して上を向いた。
熱い肉棒に陰部を刺激され、イったばかりで敏感になっているレナの身体はぴくんっと反応する。
「俺は、レナとこういうこと、もっとしたいな」
「あ、うっ……」
「レナは?」
アルベールの質問に、レナは顔をおずおずと赤らめて答えた。
「わ、私も……もっと……したい、です……」
レナの返事を聞くや否や、ガバッとアルベールは勢いよく彼女を押し倒し、貪るような濃厚なキスをした。そして彼女の脚の間に入り込み、ニチャニチャとお互いの性器を擦り合わせる。
「レナ、本当に、『食事』じゃなくても良いんだね?」
「んッ……ああッ……はい、アルベール様……」
アルベールがもう一度、確認するようにレナの顔を覗き込むので、切なそうに揺れる赤い瞳を見つめ返しながら、彼女は力強く頷いた。
「ああ、レナ……、レナ!」
アルベールはレナの名を呼びながら、再び彼女の中へ侵入した。
「んぁッ……! アルベール様っ!」
もう最初のような痛みは無い。
レナはアルベールに抱きつき、脚を開いて目いっぱい彼を受け入れた。
いつもの食事より、ずっと暖かくて気持ちが良い。
……けれども食事でないのなら、この行為はいったい何というのだろう?
レナの頭を過った疑問は、すぐに快楽の波に呑まれて消えてしまった。
「ふふふっ。今、レナの中は俺でいっぱいだね」
彼は全てを出しきると、繋がったままレナを見下ろした。
レナはゼェハァと荒い呼吸をしながら、焦点の合わない目でアルベールと天井を見ている。
上気した彼女の桃色の肌には点々と鬱血の花が咲き、汗ばんだ首筋には所有印のように吸血痕が赤く刻まれていた。
視線を下にずらせば、ずっぷりと男根を受け入れている淫部はピクピクと妖しげにひくつき、未発達な身体と卑猥なコントラストを生み出している。
まだ誰も見たことのない、破瓜を迎えたばかりの少女のあられも無い姿だ。
それはなんとも可憐で、堪らなく淫靡であった。
純真無垢だったいたいけな少女が、この手によって堕ちた。
その凄まじい達成感に、思わずアルベールの口の端がにたりと上がった。
最後の一滴まで零さまいと吐精が終わっても更にレナに覆い被さり、自身の肉茎と睾丸で彼女の膣口に蓋をする。
ギュッと小さな身体を抱き締め、キスをすると彼女は頭を朦朧とさせながらも必死に舌を差し出しアルベールに応えようとした。
その拙い様子が可愛いくて仕方がない。
アルベールはレナの乳房をまさぐり、脚を絡め、全身で彼女の身体を隅々まで堪能した。
繋がったままの性器が擦れる度に、レナの口から甘い声が零れる。
可愛い。可愛い。もっとよく味わいたい。
ようやくレナの腟内から彼の性器が引き抜かれたのは、大分時間が経ってからであった。
ずるりと肉茎の蓋が外されると、彼女の膣口からドッと血の赤が混ざった白い液体が流れ出てくる。
「良く頑張ったね、えらいえらい」
アルベールは名残惜しそうに先程まで繋がっていたレナの恥部に指を這わせた。
それだけで、彼女の体はまたビクンと跳ねた。
その反応がまた可愛くて、アルベールはにこりと笑う。
「あ、アルベール様……わ、わたし……私……申し訳ございません……」
しかしレナはそんなアルベールとは裏腹に、申し訳なさそうに謝罪し自身の顔を覆った。
「! ……どうしたの?」
途端にアルベールは笑顔を陰らせ、心配げにレナの顔を覗き込んだ。
レナは涙目のまま、か細い声で答える。
「あ、アルベール様に言わずに……勝手に、イってしまいました……」
「!」
レナの言葉を聞き、アルベールは吹き出した。
「あははっ! 何かと思ったら!」
「アルベール様?」
彼はレナを抱き起こし、向かい合わせで自らの膝の上に彼女を乗せた。
「良いんだよ、これは『食事』じゃないんだから」
「あの……でも……」
「食事でもないのに、俺とこういうことするの、もう嫌?」
「そっ、そんなこと、ない……です!」
レナはブンブンと頭を横に振った。下半身はジンジンと痛かったが、それ以上に今の彼女は幸福感で満たされていた。
もう物足りないなどとは思えないし、嫌だと思うはずもなかった。
むしろ--
「じゃあ、もっとしたい?」
「……ッ!」
レナの股下にあったアルベールの陰茎が、再び硬さを取り戻して上を向いた。
熱い肉棒に陰部を刺激され、イったばかりで敏感になっているレナの身体はぴくんっと反応する。
「俺は、レナとこういうこと、もっとしたいな」
「あ、うっ……」
「レナは?」
アルベールの質問に、レナは顔をおずおずと赤らめて答えた。
「わ、私も……もっと……したい、です……」
レナの返事を聞くや否や、ガバッとアルベールは勢いよく彼女を押し倒し、貪るような濃厚なキスをした。そして彼女の脚の間に入り込み、ニチャニチャとお互いの性器を擦り合わせる。
「レナ、本当に、『食事』じゃなくても良いんだね?」
「んッ……ああッ……はい、アルベール様……」
アルベールがもう一度、確認するようにレナの顔を覗き込むので、切なそうに揺れる赤い瞳を見つめ返しながら、彼女は力強く頷いた。
「ああ、レナ……、レナ!」
アルベールはレナの名を呼びながら、再び彼女の中へ侵入した。
「んぁッ……! アルベール様っ!」
もう最初のような痛みは無い。
レナはアルベールに抱きつき、脚を開いて目いっぱい彼を受け入れた。
いつもの食事より、ずっと暖かくて気持ちが良い。
……けれども食事でないのなら、この行為はいったい何というのだろう?
レナの頭を過った疑問は、すぐに快楽の波に呑まれて消えてしまった。
14
お気に入りに追加
945
あなたにおすすめの小説



甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
義兄の執愛
真木
恋愛
陽花は姉の結婚と引き換えに、義兄に囲われることになる。
教え込むように執拗に抱き、甘く愛をささやく義兄に、陽花の心は砕けていき……。
悪の華のような義兄×中性的な義妹の歪んだ愛。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる