7 / 78
食事係(3)
しおりを挟む
口から零れる甲高い声も、陰部から聞こえてくる卑猥な水音も、レナにはそれが自分のものだと信じられなかった。
「いやッ……いやぁ……」
レナはグズグズになって駄々を捏ねる子供のようにいやいやを繰り返す。
「……本当に嫌なの?」
そんな彼女に、アルベールは眉尻を下げてレナに問うた。
「……あっ、うっ、ううう……」
「君の中はこんなにトロトロになってるのに」
「ひゃううッ!」
彼は愛液でぬらぬらと光るレナの雌穴にぬぷりと人差し指を差し入れた。
「あッ、あッ、あッ!」
「ほら、掻き出すといっぱい蜜が溢れてくる。このお汁はね、愛液って言って、女の子が気持ち良くならないと出てこないんだよ?」
「あッ、ふッ、ああッ……!」
「ねえ、素直になって? 君が本当に嫌ならこの手を止めてあげるから」
レナはぐちゃぐちゃに掻き回された頭の中で必死に考えた。
彼女にとって、脚を開いて陰部を触られている今の状況が恥ずかしくてたまらないのは本当だ。
けれども、身体をまさぐるアルベールの手に嫌悪感がある訳ではなかった。
ちゅぐちゅぐと掻き回される度に溢れる大量の愛液は、気持ちが良いからに他ならない。
嫌などころか、陰部を弄られるとズクズクと身体の奥が熱くなる。
止めて欲しくない。けれども、恥ずかしい。
レナはアルベールから目を背けて小さな声で答えた。
「わ、わからない、です……。その……そこを触られると……へ、変な気持ちになってしまって……。お、お股がビリビリするのは……嫌じゃなくて……気持ち良い、です。……でも……同じくらいこわくて……、人に触られるのは、すごく……恥ずかしい、です……」
「ふふふっ。レナは素直で恥ずかしがり屋さんなんだね」
レナの反応を見て、アルベールはくすりと笑った。
「それなら自分で触ってみようか」
「えっ……?」
彼はそう言ってレナの右手を水音のする場所に誘導した。
くちゅんッ……
「?!」
レナが初めて直に触ったそこは、ネバネバした知らない液体で濡れていた。
「ここが、クリトリス」
「ひゃあっ……!」
アルベールはレナの手を掴んで陰部の上の辺りを触らせた。
彼の手に誘導された先には豆のような突起物があり、そこを擦るとレナの口からは一際甲高い声が漏れた。
「ね? 気持ち良いでしょ?」
「ふぅうッ……んッ、んっ! あっ、アッ!」
「気持ち良い時は恥ずかしがらずに正直に言わなきゃダメだよ。ねえ、ここを触るの、気持ち良い?」
「も、申し訳……あっ、ありま、せっ……んッ……。はい……気持ち、良い……です……」
レナはこれまで一度も自分で触れたことのなかった部分を、アルベールに誘導されてくちゅくちゅと弄った。
クリトリスと教えられた部分を擦ると、ビリビリと身体に電流が走ったような感覚がする。
……気持ちが良い。こんな感覚、今まで味わった事がなかった。
レナは夢中になって自分の淫部を擦った。
「んッ……あっ……ふっ、あっ!」
「このクリトリスを弄りながら、胸も一緒に触って……そう、もっと、乳首を捏ねるみたいに」
「んっ……、ふッ……んう、ッ」
今度は左手を胸に誘導され、重ねた手で上からやわやわと胸を揉まれる。
レナはまるで雲の上を歩いているように、頭の中がふわふわし始めた。
「もっと強く」
「アッ、ああんっ……!」
「そう、上手だよ。ほら、こうやって弄ってると、クリトリスが大きくなるでしょ? それを指の腹でグリグリしてごらん」
「んっ、ぅ……ふ、ぅッ、ん、んぅーッ!」
レナはアルベールに言われるままクリトリスを指の腹でグリグリと弄り、自らの胸をまさぐった。
すっかり起ち上がって固くなった乳首とクリトリスは、指でなぶるとゾクゾクと体の奥から快感の波を連れてくる。
くちゅっ、くちゅんっ、くちゅっ……!
荒くなった息に呼応するように淫部から聴こえる水音も大きくなった。
ベッドのシーツのおしりの辺りは、レナの愛液でビショ濡れだ。
「ふふふっ。随分美味しそうになったね」
「あッ……」
アルベールは動きを止めた彼女の右手を取り上げ、自分の顔の前に持っていった。
「知ってる? 今のレナみたいに、快楽に溺れてる女の血が一番美味しいんだよ」
「っ……!」
れろりと、アルベールはレナの指についた愛液を舌で舐めとった。
それだけで、敏感になった彼女の体はビクリと震える。
「中でも、絶頂を迎えた瞬間の女の血は格別に甘くて美味しいんだ」
「……ぁっ! アルベール、さまッ……」
再びアルベールの手がレナの陰部にのびて、ぬらぬらと光る蜜穴を探り当てた。
「ひッ?!」
ちゅぷぷっと音を立てて、彼の指が三本、レナの中に根元まで飲み込まれてゆく。
指が全て埋まると、レナの身体に今までとは比べ物にならない強い刺激と大きな快感が押し寄せてきた。
「嬉しいな。初めて絶頂を知る処女の血が飲めるなんて」
「あっ……ふぁあッ!」
「良いかいレナ。イク時はちゃんとイクって言うんだよ?」
「イ、ク……? あっ……あぁッ!」
耳慣れない言葉にレナは聞き返したが、それはすぐに喘ぎ声に塗り潰されてしまった。
ちゅぐっ! ちゅぐっちゅぐっ!
「あっ……ひぃッ……! あぐうぅぅ! あッ! んうッ! ンンンッ!」
アルベールの指が激しく抜き差しされる。
それはさっきまでのレナの自慰の刺激とは段違いだった。
乱れたシーツにピシャピシャと愛液が飛び散り、彼女は全身を狂おしく震わせて善がった。
ムクムクと子宮の底からなにかが競り上がってくる。
「あッ、いッ、いやぁッ……! アルベール、さまッ……! なにか、くる! こわい! あっ! ふああッ! やだあっ! アルベールさまぁッ! なにか、きちゃうの! こわい! こわい、よぉ! 私、わたし、おかしくなっちゃいますッ! お股がビリビリして、なにか、近付いてるんですッ!」
彼女は両手でシーツを掻きむしり、焦点の合わない目で上を見上げた。
得体の知らない感覚が確実にレナの体を追い詰めていた。
「大丈夫だよレナ。それは『イク』って言う感覚が近付いてるんだ。イク瞬間は、ちゃんと俺に教えてね?」
アルベールは優しく諭すようにレナに言った。
しかしその口調とは裏腹に、レナの陰部を弄ぶその手の動きには一切容赦がない。
ぶちゅっ……! ぐじゅぐじゅっ! ジュブッ! ジュブッ!
「あ゛ッ! ひッ……! あ゛ッ、くあ゛あ゛ッ!」
気が付けばレナは無意識に腰を浮かせ、彼の指の抜き差しに合わせてガクガクと一心不乱に腰を振っていた。
勃起したクリトリスが擦れて、痛いほどの強い刺激がより大きな快楽の波を呼んでくる。
「ひぅう゛ッ! ひッ……イ゛イ゛イ゛イ゛ッ!」
「あははっ! 良いね、すごく美味しそう」
彼はそう言ってズボリと根元まで入れた指を腟内でバラバラに動かしながら、もう片方の手で引っ張り上げるように剥き出しになったレナのクリトリスを扱きあげた。
グリュグリュグリュッ! ジュボッジュボッジュボッ!
「ぁあ゛っ! あ゛あ゛ッ!」
ぐいっとアルベールの指が折り曲げられ、ピンポイントでGスポットを突かれる。
レナはその瞬間、獣の咆哮のようにアルベールに教えられ通りに叫んだ。
「あアッ! いッ……イクッ! イクイクッ! イッ、イ゛イ゛イ゛グう゛う゛ーーーッ!」
レナが体を弓なりに仰け反らせたのと同時に、アルベールは彼女の首元にかぶりつく。
「ああッ……あーーー……」
全身が性感帯のように敏感になっていたレナにとっては、もはや噛まれた痛みすら快感であった。
だらりと口元から彼のものとも自身のものともわからない唾液を垂らし、ぴくぴくと小刻みに身体を痙攣させる。
頭の中は幸福感でいっぱいであった。
アルベールの指で、ついに彼女は初めてのオーガズムを迎えたのだ。
「はぁッ……はッ……、アルベール、さま……」
レナは一瞬意識を飛ばした後、脱力し、放心した様子でアルベールを見上げた。
目が合うと、彼は口の端に垂れた赤い血を名残惜しそうに指で拭いなら、クックッと喉を鳴らした。
「ふふふっ。すごく美味しかったよ。北の古の血は、特別に甘いんだね。こんなに美味しい血が毎日飲めるなら、『食事係』の人間を手元に置いておくのも悪くないな」
アルベールはレナの亜麻色の髪を愛しそうに撫で、ひと房を手に取るとチュッと口付けた。
……まるでおとぎ話の王子のような優雅な仕草だ。
「安心して良いよ。領主として盟約は守るし、ちゃんと君のことは最期まで面倒見て可愛がってあげるから」
しかしその瞳は血のように紅く、夜の闇に妖しく爛々と光っている。
--魔物だ。この屋敷の主人は、美しい姿で人を惑わせて喰らう、恐ろしい魔物だ。
絶頂の疲れと貧血で、レナの意識は急速に深い眠りの中に堕ちていった。
朦朧とする意識の中、彼女は自分を見つめるぞっとするほど美しいアルベールの魔性の微笑みを、確かに見た。
「いやッ……いやぁ……」
レナはグズグズになって駄々を捏ねる子供のようにいやいやを繰り返す。
「……本当に嫌なの?」
そんな彼女に、アルベールは眉尻を下げてレナに問うた。
「……あっ、うっ、ううう……」
「君の中はこんなにトロトロになってるのに」
「ひゃううッ!」
彼は愛液でぬらぬらと光るレナの雌穴にぬぷりと人差し指を差し入れた。
「あッ、あッ、あッ!」
「ほら、掻き出すといっぱい蜜が溢れてくる。このお汁はね、愛液って言って、女の子が気持ち良くならないと出てこないんだよ?」
「あッ、ふッ、ああッ……!」
「ねえ、素直になって? 君が本当に嫌ならこの手を止めてあげるから」
レナはぐちゃぐちゃに掻き回された頭の中で必死に考えた。
彼女にとって、脚を開いて陰部を触られている今の状況が恥ずかしくてたまらないのは本当だ。
けれども、身体をまさぐるアルベールの手に嫌悪感がある訳ではなかった。
ちゅぐちゅぐと掻き回される度に溢れる大量の愛液は、気持ちが良いからに他ならない。
嫌などころか、陰部を弄られるとズクズクと身体の奥が熱くなる。
止めて欲しくない。けれども、恥ずかしい。
レナはアルベールから目を背けて小さな声で答えた。
「わ、わからない、です……。その……そこを触られると……へ、変な気持ちになってしまって……。お、お股がビリビリするのは……嫌じゃなくて……気持ち良い、です。……でも……同じくらいこわくて……、人に触られるのは、すごく……恥ずかしい、です……」
「ふふふっ。レナは素直で恥ずかしがり屋さんなんだね」
レナの反応を見て、アルベールはくすりと笑った。
「それなら自分で触ってみようか」
「えっ……?」
彼はそう言ってレナの右手を水音のする場所に誘導した。
くちゅんッ……
「?!」
レナが初めて直に触ったそこは、ネバネバした知らない液体で濡れていた。
「ここが、クリトリス」
「ひゃあっ……!」
アルベールはレナの手を掴んで陰部の上の辺りを触らせた。
彼の手に誘導された先には豆のような突起物があり、そこを擦るとレナの口からは一際甲高い声が漏れた。
「ね? 気持ち良いでしょ?」
「ふぅうッ……んッ、んっ! あっ、アッ!」
「気持ち良い時は恥ずかしがらずに正直に言わなきゃダメだよ。ねえ、ここを触るの、気持ち良い?」
「も、申し訳……あっ、ありま、せっ……んッ……。はい……気持ち、良い……です……」
レナはこれまで一度も自分で触れたことのなかった部分を、アルベールに誘導されてくちゅくちゅと弄った。
クリトリスと教えられた部分を擦ると、ビリビリと身体に電流が走ったような感覚がする。
……気持ちが良い。こんな感覚、今まで味わった事がなかった。
レナは夢中になって自分の淫部を擦った。
「んッ……あっ……ふっ、あっ!」
「このクリトリスを弄りながら、胸も一緒に触って……そう、もっと、乳首を捏ねるみたいに」
「んっ……、ふッ……んう、ッ」
今度は左手を胸に誘導され、重ねた手で上からやわやわと胸を揉まれる。
レナはまるで雲の上を歩いているように、頭の中がふわふわし始めた。
「もっと強く」
「アッ、ああんっ……!」
「そう、上手だよ。ほら、こうやって弄ってると、クリトリスが大きくなるでしょ? それを指の腹でグリグリしてごらん」
「んっ、ぅ……ふ、ぅッ、ん、んぅーッ!」
レナはアルベールに言われるままクリトリスを指の腹でグリグリと弄り、自らの胸をまさぐった。
すっかり起ち上がって固くなった乳首とクリトリスは、指でなぶるとゾクゾクと体の奥から快感の波を連れてくる。
くちゅっ、くちゅんっ、くちゅっ……!
荒くなった息に呼応するように淫部から聴こえる水音も大きくなった。
ベッドのシーツのおしりの辺りは、レナの愛液でビショ濡れだ。
「ふふふっ。随分美味しそうになったね」
「あッ……」
アルベールは動きを止めた彼女の右手を取り上げ、自分の顔の前に持っていった。
「知ってる? 今のレナみたいに、快楽に溺れてる女の血が一番美味しいんだよ」
「っ……!」
れろりと、アルベールはレナの指についた愛液を舌で舐めとった。
それだけで、敏感になった彼女の体はビクリと震える。
「中でも、絶頂を迎えた瞬間の女の血は格別に甘くて美味しいんだ」
「……ぁっ! アルベール、さまッ……」
再びアルベールの手がレナの陰部にのびて、ぬらぬらと光る蜜穴を探り当てた。
「ひッ?!」
ちゅぷぷっと音を立てて、彼の指が三本、レナの中に根元まで飲み込まれてゆく。
指が全て埋まると、レナの身体に今までとは比べ物にならない強い刺激と大きな快感が押し寄せてきた。
「嬉しいな。初めて絶頂を知る処女の血が飲めるなんて」
「あっ……ふぁあッ!」
「良いかいレナ。イク時はちゃんとイクって言うんだよ?」
「イ、ク……? あっ……あぁッ!」
耳慣れない言葉にレナは聞き返したが、それはすぐに喘ぎ声に塗り潰されてしまった。
ちゅぐっ! ちゅぐっちゅぐっ!
「あっ……ひぃッ……! あぐうぅぅ! あッ! んうッ! ンンンッ!」
アルベールの指が激しく抜き差しされる。
それはさっきまでのレナの自慰の刺激とは段違いだった。
乱れたシーツにピシャピシャと愛液が飛び散り、彼女は全身を狂おしく震わせて善がった。
ムクムクと子宮の底からなにかが競り上がってくる。
「あッ、いッ、いやぁッ……! アルベール、さまッ……! なにか、くる! こわい! あっ! ふああッ! やだあっ! アルベールさまぁッ! なにか、きちゃうの! こわい! こわい、よぉ! 私、わたし、おかしくなっちゃいますッ! お股がビリビリして、なにか、近付いてるんですッ!」
彼女は両手でシーツを掻きむしり、焦点の合わない目で上を見上げた。
得体の知らない感覚が確実にレナの体を追い詰めていた。
「大丈夫だよレナ。それは『イク』って言う感覚が近付いてるんだ。イク瞬間は、ちゃんと俺に教えてね?」
アルベールは優しく諭すようにレナに言った。
しかしその口調とは裏腹に、レナの陰部を弄ぶその手の動きには一切容赦がない。
ぶちゅっ……! ぐじゅぐじゅっ! ジュブッ! ジュブッ!
「あ゛ッ! ひッ……! あ゛ッ、くあ゛あ゛ッ!」
気が付けばレナは無意識に腰を浮かせ、彼の指の抜き差しに合わせてガクガクと一心不乱に腰を振っていた。
勃起したクリトリスが擦れて、痛いほどの強い刺激がより大きな快楽の波を呼んでくる。
「ひぅう゛ッ! ひッ……イ゛イ゛イ゛イ゛ッ!」
「あははっ! 良いね、すごく美味しそう」
彼はそう言ってズボリと根元まで入れた指を腟内でバラバラに動かしながら、もう片方の手で引っ張り上げるように剥き出しになったレナのクリトリスを扱きあげた。
グリュグリュグリュッ! ジュボッジュボッジュボッ!
「ぁあ゛っ! あ゛あ゛ッ!」
ぐいっとアルベールの指が折り曲げられ、ピンポイントでGスポットを突かれる。
レナはその瞬間、獣の咆哮のようにアルベールに教えられ通りに叫んだ。
「あアッ! いッ……イクッ! イクイクッ! イッ、イ゛イ゛イ゛グう゛う゛ーーーッ!」
レナが体を弓なりに仰け反らせたのと同時に、アルベールは彼女の首元にかぶりつく。
「ああッ……あーーー……」
全身が性感帯のように敏感になっていたレナにとっては、もはや噛まれた痛みすら快感であった。
だらりと口元から彼のものとも自身のものともわからない唾液を垂らし、ぴくぴくと小刻みに身体を痙攣させる。
頭の中は幸福感でいっぱいであった。
アルベールの指で、ついに彼女は初めてのオーガズムを迎えたのだ。
「はぁッ……はッ……、アルベール、さま……」
レナは一瞬意識を飛ばした後、脱力し、放心した様子でアルベールを見上げた。
目が合うと、彼は口の端に垂れた赤い血を名残惜しそうに指で拭いなら、クックッと喉を鳴らした。
「ふふふっ。すごく美味しかったよ。北の古の血は、特別に甘いんだね。こんなに美味しい血が毎日飲めるなら、『食事係』の人間を手元に置いておくのも悪くないな」
アルベールはレナの亜麻色の髪を愛しそうに撫で、ひと房を手に取るとチュッと口付けた。
……まるでおとぎ話の王子のような優雅な仕草だ。
「安心して良いよ。領主として盟約は守るし、ちゃんと君のことは最期まで面倒見て可愛がってあげるから」
しかしその瞳は血のように紅く、夜の闇に妖しく爛々と光っている。
--魔物だ。この屋敷の主人は、美しい姿で人を惑わせて喰らう、恐ろしい魔物だ。
絶頂の疲れと貧血で、レナの意識は急速に深い眠りの中に堕ちていった。
朦朧とする意識の中、彼女は自分を見つめるぞっとするほど美しいアルベールの魔性の微笑みを、確かに見た。
3
お気に入りに追加
945
あなたにおすすめの小説



甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
義兄の執愛
真木
恋愛
陽花は姉の結婚と引き換えに、義兄に囲われることになる。
教え込むように執拗に抱き、甘く愛をささやく義兄に、陽花の心は砕けていき……。
悪の華のような義兄×中性的な義妹の歪んだ愛。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる