131 / 171
❤︎三人で…❤︎真柴みひろ
6
しおりを挟む
本当は「もう止めて」と言いたかった。青島さんは着ていたTシャツを脱ぎ捨て、「電気、消してくる」と言って…立ち上がった。
宇丈さんの顔を見れない。左横に座っているであろう彼を…気配だけで感じる。
嫉妬しているだろうか。怒っているだろうか。嫌だとはっきり青島さんに伝えた方が良かっただろうか…。
咄嗟にたくさんの思いが溢れて、頭の中が軽くパニックになるほどだった。青島さんは、嫌ならそう言って、と言ってくれたのに。
戻ってきた青島さんの腕に抱き寄せられ、裸の胸を頬で感じると一気に羞恥を感じた。
顔が熱い。もし部屋が明るかったら、絶対に真っ赤な顔をしているのを見られてしまう…。
たくましい筋肉で覆われた青島さんの体は、宇丈さんよりも少しだけ胸板が厚い気がした。
宇丈さんもだけど…青島さんも主人とはまるで違う体。主人は背が低く、そんなに筋肉がついてない…。
もう一度優しく唇を、舌を、口腔内を侵食されていく。
手はソフトに私の体のラインをゆっくりと辿る。思わず漏れる吐息に…宇丈さんの前だ、ということを忘れてしまいそうになる。
頑なに拒み続けたはずの体は、今やゆっくりとではあるけれども青島さんの愛を受け取り、蕩けだしていく。
弛み、力を失い…彼にしなだれかかり、支えてもらう。
宇丈さんの顔を見れない。左横に座っているであろう彼を…気配だけで感じる。
嫉妬しているだろうか。怒っているだろうか。嫌だとはっきり青島さんに伝えた方が良かっただろうか…。
咄嗟にたくさんの思いが溢れて、頭の中が軽くパニックになるほどだった。青島さんは、嫌ならそう言って、と言ってくれたのに。
戻ってきた青島さんの腕に抱き寄せられ、裸の胸を頬で感じると一気に羞恥を感じた。
顔が熱い。もし部屋が明るかったら、絶対に真っ赤な顔をしているのを見られてしまう…。
たくましい筋肉で覆われた青島さんの体は、宇丈さんよりも少しだけ胸板が厚い気がした。
宇丈さんもだけど…青島さんも主人とはまるで違う体。主人は背が低く、そんなに筋肉がついてない…。
もう一度優しく唇を、舌を、口腔内を侵食されていく。
手はソフトに私の体のラインをゆっくりと辿る。思わず漏れる吐息に…宇丈さんの前だ、ということを忘れてしまいそうになる。
頑なに拒み続けたはずの体は、今やゆっくりとではあるけれども青島さんの愛を受け取り、蕩けだしていく。
弛み、力を失い…彼にしなだれかかり、支えてもらう。
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
小野寺社長のお気に入り
茜色
恋愛
朝岡渚(あさおかなぎさ)、28歳。小さなイベント企画会社に転職して以来、社長のアシスタント兼お守り役として振り回される毎日。34歳の社長・小野寺貢(おのでらみつぐ)は、ルックスは良いが生活態度はいい加減、デリカシーに欠ける困った男。
悪天候の夜、残業で家に帰れなくなった渚は小野寺と応接室で仮眠をとることに。思いがけず緊張する渚に、「おまえ、あんまり男を知らないだろう」と小野寺が突然迫ってきて・・・。
☆全19話です。「オフィスラブ」と謳っていますが、あまりオフィスっぽくありません。
☆「ムーンライトノベルズ」様にも掲載しています。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる