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❤︎三人で…❤︎真柴みひろ
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吐息が耳にかかる。
「みひろ…愛してるよ」
耳元で囁く声が、私の耳の奥に侵入する。たやすく侵入を許した代償は、体の奥から沸き起こる、緩いけれども熱い疼きだった。
私…感じてしまった?
柔らかく塞がれる唇。ソフトに触れ合うだけだったのが、やがて軽く噛み合わされ、優しく舌が侵入してくる。
だめ…。気持ちはそう思っているのに、体が…。
「やめ、て…」
カラカラの喉を振り絞って、なんとか上げた声は声にならず…青島さんに聞こえたかどうかも分からなかった。
「好きだよ、みひろ…可愛くて綺麗で」
青島さんの指が、服のボタンにかかる。脱がされる…。
だめ。
だめ。
だめ。
やっぱりだめ…。宇丈さんの目の前で、宇丈さんに見られながら、なんて…絶対に無理。
「みひろの全部…オレに見せて?」
なのに抵抗できない。まるで催眠術にかかったように身体が重い。
「全部見たい…みひろの、普段見せないところも全部、愛したい…」
吐息混じりの囁き。愛を感じるソフトなタッチ。
服の裾をまくられ、袖を抜かれる。襟元を持たれ、優しくそっと頭から抜かれると、下着だけになる…。
「…綺麗だね」
青島さんの指か鎖骨から胸へとたどる。あっ…だ、め…っ。
目の端に宇丈さんが入った。
見られてる。最愛の人に、セラピーとはいえ…彼の親友に触れられ、愛されているところを、見られ、て…。
どくん、と体が疼いた。
体の中心に、稲妻に打たれたような快楽の刺激が走る。
「…っ」
声を殺して、その衝撃に耐える。はしたない…宇丈さん以外の人に触られて…彼の前で、イッてしまうなんて。
青島さん、お願い…もう、止めてください…。
「みひろ…愛してるよ」
耳元で囁く声が、私の耳の奥に侵入する。たやすく侵入を許した代償は、体の奥から沸き起こる、緩いけれども熱い疼きだった。
私…感じてしまった?
柔らかく塞がれる唇。ソフトに触れ合うだけだったのが、やがて軽く噛み合わされ、優しく舌が侵入してくる。
だめ…。気持ちはそう思っているのに、体が…。
「やめ、て…」
カラカラの喉を振り絞って、なんとか上げた声は声にならず…青島さんに聞こえたかどうかも分からなかった。
「好きだよ、みひろ…可愛くて綺麗で」
青島さんの指が、服のボタンにかかる。脱がされる…。
だめ。
だめ。
だめ。
やっぱりだめ…。宇丈さんの目の前で、宇丈さんに見られながら、なんて…絶対に無理。
「みひろの全部…オレに見せて?」
なのに抵抗できない。まるで催眠術にかかったように身体が重い。
「全部見たい…みひろの、普段見せないところも全部、愛したい…」
吐息混じりの囁き。愛を感じるソフトなタッチ。
服の裾をまくられ、袖を抜かれる。襟元を持たれ、優しくそっと頭から抜かれると、下着だけになる…。
「…綺麗だね」
青島さんの指か鎖骨から胸へとたどる。あっ…だ、め…っ。
目の端に宇丈さんが入った。
見られてる。最愛の人に、セラピーとはいえ…彼の親友に触れられ、愛されているところを、見られ、て…。
どくん、と体が疼いた。
体の中心に、稲妻に打たれたような快楽の刺激が走る。
「…っ」
声を殺して、その衝撃に耐える。はしたない…宇丈さん以外の人に触られて…彼の前で、イッてしまうなんて。
青島さん、お願い…もう、止めてください…。
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