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❤︎三人で…❤︎真柴みひろ
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「目を見て」
青島さんの目を見る…あ…。
見つめ合うと、クモの巣に囚われた蝶のように身動きできず、目を逸らせない…。
「オレは今…みひろが好きでたまらないよ?」
「…」
「愛するみひろの、心も体も気持ち良くしてあげたい…」
「…」
「オレの愛を…受け止めてくれる?」
見つめあったまま…青島さんの瞳が熱を帯びる。髪を撫でる手が頬に滑り、そっと優しく撫でられると。彼の手から、私への…愛を感じる…。
「はい…受け取ります」
頬を撫でていた手が、ゆっくりと動いて私の唇をなぞる。心臓が…まるで早鐘のように打ち始める。
息が上がる。喉がカラカラに乾いている…。
何かを言わなければ、と思うのに、唇も舌も乾ききってひりついて…動けない。
青島さんの潤んだ瞳は、愛おしそうに私を見つめる。
待って…セラピーだって分かってるけど。宇丈さんがいるのに…見てるのに。
宇丈さん…どんな思いで今、この場所にいるの?私と青島さんのことを、何を思って見てるの…?
青島さんの目を見る…あ…。
見つめ合うと、クモの巣に囚われた蝶のように身動きできず、目を逸らせない…。
「オレは今…みひろが好きでたまらないよ?」
「…」
「愛するみひろの、心も体も気持ち良くしてあげたい…」
「…」
「オレの愛を…受け止めてくれる?」
見つめあったまま…青島さんの瞳が熱を帯びる。髪を撫でる手が頬に滑り、そっと優しく撫でられると。彼の手から、私への…愛を感じる…。
「はい…受け取ります」
頬を撫でていた手が、ゆっくりと動いて私の唇をなぞる。心臓が…まるで早鐘のように打ち始める。
息が上がる。喉がカラカラに乾いている…。
何かを言わなければ、と思うのに、唇も舌も乾ききってひりついて…動けない。
青島さんの潤んだ瞳は、愛おしそうに私を見つめる。
待って…セラピーだって分かってるけど。宇丈さんがいるのに…見てるのに。
宇丈さん…どんな思いで今、この場所にいるの?私と青島さんのことを、何を思って見てるの…?
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