48 / 141
4章:仮死451
第13話
しおりを挟む仮説:スキルの使用は、個体の何かを引き換えにするのではないだろうか
「どうしたの? 大きな笑い声が聞こえたけれど」
「あっ! 桜チャン、いいところに来たね」
「いいところ? 神宮ちゃんと国府ちゃんと2人で、何してたの?」
「ねえ、国府チャン、桜チャンのおっぱいの大きさはどう?」
「え? は!? どういうこと?」
「うふふ! さっちん、きいてきいて。なんと! 私、他人のバストサイズを正確に測れる能力に目覚めちゃったんです! すごいでしょ~」
「バストサイズ? なにそれ、新しい遊びなの??」
「それがさ、桜チャン。本当に正確に、おっぱいの大きさが解るみたいなんだよ」
「おっぱいの大きさって…ああ、目測で、AカップとかBカップとか…」
「おやおや~さっちん、私の超能力をみくびっているようですね~」
「ええ? それって…」
「ボクは国府チャンに、正確にバストサイズを当てられちゃったんだよね…」
「それってつまり、cm単位で? 1の位まで、わかるってこと?」
「そうそう!」
「国府ちゃん、本当に? それって、すごい能力じゃん」
「ふっふっふ…。因みに、さっちんのバストサイズは…」
「ちょっ! あたしのおっぱいのサイズって…や、やめてよね…男子たちが聞いてるよ…」
「あきらめ給へ…。私には既に、さっちんのサイズが見えておるぞよ。ええっとねえ…。おおっ!」
「おおっ!? 大きいの? ねえ、桜チャンのは大きいの?」
「さっちん、そうですか。さすがだねえ…。そのサイズですかあ…」
「やっぱり! 桜チャンは着痩せタイプだもんね~」
「ちょっとお…。国府ちゃん、なんなのよ…」
「ね~? すごいでしょ! 私、超能力を身に着けてしまったのです」
「それでね、みんなのバストのサイズを調べて遊んでたってわけなんだ」
「今のところ、さっちんがトップ争いの上位だよ。よかったね!」
「よ、よかったのかな…。でも、国府ちゃんは、どうしてそんな事が急に解るようになったの?」
「私にもよくわからないんだよね~。今朝起きたら、急にできるようになってました!」
「急にって…。どんなふうにバストサイズが解るの?」
「ええっとねえ。なんていうか…バストサイズを知りたい、と強く思うと、その人のおっぱいに重なって、数値が見えてくるんだよね~」
「数値? それがバストサイズ?」
「そうなのです! 私も、最初は何で数字が見えるのか不思議だったんだけれど…」
「それで国府チャンは、ボクの数値を読み上げたって訳。で、それっておっぱいの大きさじゃないの? ってなって…」
「へええ、それって、凄いね。でも、強く思わないと駄目なんだよね? どうして国府ちゃんは、他人のバストサイズなんて知りたいと思ったの?」
「うっ! うう…。い、いつも登校時に駅で一緒になる社会人のおねえさんのおっぱいがすっごく大きくて…」
「それで調べてみようって思ったの? えへへ、国府ちゃんらしいね」
「桜チャン、国府チャン、せっかくの超能力なんだから、もっといろんな人のおっぱいサイズを調べてみようよ」
「神宮ちゃん、それは悪趣味じゃないかな…」
「あ! もしかして、神宮ちん、それでランキング表を作れば…」
「男子たちに売れるかな!?」
「いい! それ、いいじゃないですかあ。さっちんが何位に食い込むか、見ものですなあ…うふふ」
「ちょっとちょっと、2人ともやめなよ。それよりも、国府ちゃんのその超能力、バストサイズ以外の事はわからないのかな?」
「バストサイズ以外の事?」
「だって、おっぱいの大きさ知りたい! って強く思ったら、おっぱいの大きさが数字として見えてきたんでしょ? だったら、別の事だって…」
「お…おお~! さっちん、そうかも!」
「国府チャン、やってみなよ!」
「よ、よ~し! じゃ、じゃあ、早速、さっちんのおしりのサイズをば…」
「国府ちゃん! なんであたしのスリーサイズばかり知りたがるのよ、もう~」
「おお~、なるほど、そのサイズですかあ」
「なになに? 気になるよ。国府チャン、教えてよ」
「な、なんだか、まる裸の自分を見透かされているみたいで、へ、変な気分…」
「じゃ、じゃあさ、さっき返ってきた数学のテストの点数は?」
「テストの点数? よ、よし、や、やってみますよ~! 神宮ちんの点数は!」
「ボ、ボクの点数はいいんだよ…」
「出ました! 神宮ちん…。私の方に来て、耳を貸して」
「う…うん。なに?」
「神宮ちんの数学の点数は…ゴニョゴニョ…」
「うっぷす…! せ、正解…」
「やりました! 私ってば、凄くない!?」
「国府ちゃん、本当になんでも数字化して見えちゃうんだ…。それって、本当に凄い能力だよ!」
「そ…それじゃあさ…国府チャン。つ、次はさ。い、いままでに…キスした回数とかは…?」
「キキキ、キス!?」
「きゃあ~! 神宮ちんってば、エロい!」
「おいおい、キスくらい、どうってことないよね!?」
「よ、よ~し、神宮ちんが今までにキスをした回数は…」
「だから! ボクの事はいいんだよ。桜チャンの回数を見なよ!」
「おお、そうでした! さっちんが、本当に鳴海せんぱいとキスもしていないのか、はたまた他の誰かとキスをした事があるのか…」
「も、もう~! やめてよ! は、恥ずかしくて死にそう…」
「あ、桜チャン、恥ずかしいって事は、もしかしてキスの経験が…。おい国府チャン。ボクが桜チャンを押さえているから、曇りなき眼でしかと見届け給え」
「了解です! 覚悟しなさいよ~。もしまだ未経験だったら、鳴海せんぱいは私がもらいうける」
「も~!! 2人とも、落ち着きなさい!」
「ねえねえ国府チャン…せっかくだから、もっと攻めようよ。もっと攻めて…今までにエッチした人数とか…わかる?」
「ご、ゴクリ」
「ちょっと! 神宮ちゃんも国府ちゃんも、ストップストップ。ちょっと遊びが過ぎるよ。このくらいにしておこうよ」
「そ、そうだよね…。危なかった…国府チャンの暴走を止められなくなるところだった…」
「わ、私を煽ったのは神宮ちんだよね??」
「あはは、ごめんごめん。でも、あ~、面白かったな~」
「それよりも、国府ちゃん、何か、もっと人の役に立つようなものは数値化できないかな?」
「人に役立つものって?」
「例えばだけれど…人の、残りの寿命…とか…」
「寿命!? 確かに!」
「寿命かあ…それは…ちょっと…き、緊張しちゃうかな~」
「じゃあさ、ボクたちで実験してみなよ」
「え~…。2人とも、100歳まで生きるとかが見えればいいけど…もし、そうじゃなかったら、私、2人に残りの寿命なんて、言えないかも…」
「だから、数値は言わなくていいからさ、見えたかどうかだけ教えてくれればいいんだよ」
「そそそ、そうか~。でも、私、表情に出ちゃうかも…。だって、私たちまだピッチピチの高校生なんだよ~? やっぱり、もし、2人の寿命が凄く短く表示されたら…」
「それは確かに、あたしもちょっと怖いかもだけど…。でも国府ちゃん。そういうデリケートな数値も見ることができたなら、もしかすると、国府ちゃんはその超能力で、すごく多くの人を助けられちゃったりするかもよ? バストのサイズとか、テストの点なんかじゃなくって」
「うんうん、そうだよ国府チャン」
「私の力で、人を助けられる…。それって、なんてステキ!」
「ね? だから、実験してみよう。表情に出ちゃう、とかなら、あたしたち後ろを向いているからさ」
「どうしたの? 大きな笑い声が聞こえたけれど」
「あっ! 桜チャン、いいところに来たね」
「いいところ? 神宮ちゃんと国府ちゃんと2人で、何してたの?」
「ねえ、国府チャン、桜チャンのおっぱいの大きさはどう?」
「え? は!? どういうこと?」
「うふふ! さっちん、きいてきいて。なんと! 私、他人のバストサイズを正確に測れる能力に目覚めちゃったんです! すごいでしょ~」
「バストサイズ? なにそれ、新しい遊びなの??」
「それがさ、桜チャン。本当に正確に、おっぱいの大きさが解るみたいなんだよ」
「おっぱいの大きさって…ああ、目測で、AカップとかBカップとか…」
「おやおや~さっちん、私の超能力をみくびっているようですね~」
「ええ? それって…」
「ボクは国府チャンに、正確にバストサイズを当てられちゃったんだよね…」
「それってつまり、cm単位で? 1の位まで、わかるってこと?」
「そうそう!」
「国府ちゃん、本当に? それって、すごい能力じゃん」
「ふっふっふ…。因みに、さっちんのバストサイズは…」
「ちょっ! あたしのおっぱいのサイズって…や、やめてよね…男子たちが聞いてるよ…」
「あきらめ給へ…。私には既に、さっちんのサイズが見えておるぞよ。ええっとねえ…。おおっ!」
「おおっ!? 大きいの? ねえ、桜チャンのは大きいの?」
「さっちん、そうですか。さすがだねえ…。そのサイズですかあ…」
「やっぱり! 桜チャンは着痩せタイプだもんね~」
「ちょっとお…。国府ちゃん、なんなのよ…」
「ね~? すごいでしょ! 私、超能力を身に着けてしまったのです」
「それでね、みんなのバストのサイズを調べて遊んでたってわけなんだ」
「今のところ、さっちんがトップ争いの上位だよ。よかったね!」
「よ、よかったのかな…。でも、国府ちゃんは、どうしてそんな事が急に解るようになったの?」
「私にもよくわからないんだよね~。今朝起きたら、急にできるようになってました!」
「急にって…。どんなふうにバストサイズが解るの?」
「ええっとねえ。なんていうか…バストサイズを知りたい、と強く思うと、その人のおっぱいに重なって、数値が見えてくるんだよね~」
「数値? それがバストサイズ?」
「そうなのです! 私も、最初は何で数字が見えるのか不思議だったんだけれど…」
「それで国府チャンは、ボクの数値を読み上げたって訳。で、それっておっぱいの大きさじゃないの? ってなって…」
「へええ、それって、凄いね。でも、強く思わないと駄目なんだよね? どうして国府ちゃんは、他人のバストサイズなんて知りたいと思ったの?」
「うっ! うう…。い、いつも登校時に駅で一緒になる社会人のおねえさんのおっぱいがすっごく大きくて…」
「それで調べてみようって思ったの? えへへ、国府ちゃんらしいね」
「桜チャン、国府チャン、せっかくの超能力なんだから、もっといろんな人のおっぱいサイズを調べてみようよ」
「神宮ちゃん、それは悪趣味じゃないかな…」
「あ! もしかして、神宮ちん、それでランキング表を作れば…」
「男子たちに売れるかな!?」
「いい! それ、いいじゃないですかあ。さっちんが何位に食い込むか、見ものですなあ…うふふ」
「ちょっとちょっと、2人ともやめなよ。それよりも、国府ちゃんのその超能力、バストサイズ以外の事はわからないのかな?」
「バストサイズ以外の事?」
「だって、おっぱいの大きさ知りたい! って強く思ったら、おっぱいの大きさが数字として見えてきたんでしょ? だったら、別の事だって…」
「お…おお~! さっちん、そうかも!」
「国府チャン、やってみなよ!」
「よ、よ~し! じゃ、じゃあ、早速、さっちんのおしりのサイズをば…」
「国府ちゃん! なんであたしのスリーサイズばかり知りたがるのよ、もう~」
「おお~、なるほど、そのサイズですかあ」
「なになに? 気になるよ。国府チャン、教えてよ」
「な、なんだか、まる裸の自分を見透かされているみたいで、へ、変な気分…」
「じゃ、じゃあさ、さっき返ってきた数学のテストの点数は?」
「テストの点数? よ、よし、や、やってみますよ~! 神宮ちんの点数は!」
「ボ、ボクの点数はいいんだよ…」
「出ました! 神宮ちん…。私の方に来て、耳を貸して」
「う…うん。なに?」
「神宮ちんの数学の点数は…ゴニョゴニョ…」
「うっぷす…! せ、正解…」
「やりました! 私ってば、凄くない!?」
「国府ちゃん、本当になんでも数字化して見えちゃうんだ…。それって、本当に凄い能力だよ!」
「そ…それじゃあさ…国府チャン。つ、次はさ。い、いままでに…キスした回数とかは…?」
「キキキ、キス!?」
「きゃあ~! 神宮ちんってば、エロい!」
「おいおい、キスくらい、どうってことないよね!?」
「よ、よ~し、神宮ちんが今までにキスをした回数は…」
「だから! ボクの事はいいんだよ。桜チャンの回数を見なよ!」
「おお、そうでした! さっちんが、本当に鳴海せんぱいとキスもしていないのか、はたまた他の誰かとキスをした事があるのか…」
「も、もう~! やめてよ! は、恥ずかしくて死にそう…」
「あ、桜チャン、恥ずかしいって事は、もしかしてキスの経験が…。おい国府チャン。ボクが桜チャンを押さえているから、曇りなき眼でしかと見届け給え」
「了解です! 覚悟しなさいよ~。もしまだ未経験だったら、鳴海せんぱいは私がもらいうける」
「も~!! 2人とも、落ち着きなさい!」
「ねえねえ国府チャン…せっかくだから、もっと攻めようよ。もっと攻めて…今までにエッチした人数とか…わかる?」
「ご、ゴクリ」
「ちょっと! 神宮ちゃんも国府ちゃんも、ストップストップ。ちょっと遊びが過ぎるよ。このくらいにしておこうよ」
「そ、そうだよね…。危なかった…国府チャンの暴走を止められなくなるところだった…」
「わ、私を煽ったのは神宮ちんだよね??」
「あはは、ごめんごめん。でも、あ~、面白かったな~」
「それよりも、国府ちゃん、何か、もっと人の役に立つようなものは数値化できないかな?」
「人に役立つものって?」
「例えばだけれど…人の、残りの寿命…とか…」
「寿命!? 確かに!」
「寿命かあ…それは…ちょっと…き、緊張しちゃうかな~」
「じゃあさ、ボクたちで実験してみなよ」
「え~…。2人とも、100歳まで生きるとかが見えればいいけど…もし、そうじゃなかったら、私、2人に残りの寿命なんて、言えないかも…」
「だから、数値は言わなくていいからさ、見えたかどうかだけ教えてくれればいいんだよ」
「そそそ、そうか~。でも、私、表情に出ちゃうかも…。だって、私たちまだピッチピチの高校生なんだよ~? やっぱり、もし、2人の寿命が凄く短く表示されたら…」
「それは確かに、あたしもちょっと怖いかもだけど…。でも国府ちゃん。そういうデリケートな数値も見ることができたなら、もしかすると、国府ちゃんはその超能力で、すごく多くの人を助けられちゃったりするかもよ? バストのサイズとか、テストの点なんかじゃなくって」
「うんうん、そうだよ国府チャン」
「私の力で、人を助けられる…。それって、なんてステキ!」
「ね? だから、実験してみよう。表情に出ちゃう、とかなら、あたしたち後ろを向いているからさ」
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
独身寮のふるさとごはん まかないさんの美味しい献立
水縞しま
ライト文芸
旧題:独身寮のまかないさん ~おいしい故郷の味こしらえます~
第7回ライト文芸大賞【料理・グルメ賞】作品です。
◇◇◇◇
飛騨高山に本社を置く株式会社ワカミヤの独身寮『杉野館』。まかない担当として働く有村千影(ありむらちかげ)は、決まった予算の中で献立を考え、食材を調達し、調理してと日々奮闘していた。そんなある日、社員のひとりが失恋して落ち込んでしまう。食欲もないらしい。千影は彼の出身地、富山の郷土料理「ほたるいかの酢味噌和え」をこしらえて励まそうとする。
仕事に追われる社員には、熱々がおいしい「味噌煮込みうどん(愛知)」。
退職しようか思い悩む社員には、じんわりと出汁が沁みる「聖護院かぶと鯛の煮物(京都)」。
他にも飛騨高山の「赤かぶ漬け」「みだらしだんご」、大阪の「モダン焼き」など、故郷の味が盛りだくさん。
おいしい故郷の味に励まされたり、癒されたり、背中を押されたりするお話です。

幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。
四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……?
どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、
「私と同棲してください!」
「要求が増えてますよ!」
意味のわからない同棲宣言をされてしまう。
とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。
中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。
無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。

Bグループの少年
櫻井春輝
青春
クラスや校内で目立つグループをA(目立つ)のグループとして、目立たないグループはC(目立たない)とすれば、その中間のグループはB(普通)となる。そんなカテゴリー分けをした少年はAグループの悪友たちにふりまわされた穏やかとは言いにくい中学校生活と違い、高校生活は穏やかに過ごしたいと考え、高校ではB(普通)グループに入り、その中でも特に目立たないよう存在感を薄く生活し、平穏な一年を過ごす。この平穏を逃すものかと誓う少年だが、ある日、特A(特に目立つ)の美少女を助けたことから変化を始める。少年は地味で平穏な生活を守っていけるのか……?
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる