勇者「もうがんばりたくない」~ノベル連載版:過去に戻った勇者はもう悲劇を繰り返させないようです~ 

ちくわブレード

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第一章

18.【また会ったな勇者】●

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「……魔王の、城。どうして……」

 全身に負った傷を塞ごうと緋色の衣装が蠢く最中。地に膝を着き、肩で息をしていたフェリシアは目の前の光景に混乱する。
 魔王という名が示す物はただ一つ。この世界で最強の四天王と、それを率いる魔物の王だ。
 彼等は東の大地を支配して魔物で埋め尽くし、茨の結界で居城を護り人間からの目を欺いていた。
 ゆえに──フェリシアが記憶する城の姿がこんな、何もない荒野に佇んでいる筈がないのだ。
 だが先の戦ったドラゴンから異様な強さと『意志』を感じたのも事実。フェリシアはそれを訝しむまでもなく関連したものと見て警戒を強めた。

「はぁ……はぁ……」

 霞む目の奥で、彼は息を整えようと尽力する。
 傷ついた体はともかく。消耗した魔力は戦闘で必ず影響を見せる、そうなれば魔王城に入った先に待ち受けている相手次第では後れを取る可能性があった。
 しかし、退くには余りにも────判断としては前者に傾いている。

(いるのか。魔王……そして、他の四天王達も……?
 今の僕に勝てるか……? かつての装備は無く、武器も無いのに。
 魔力も相当消費した後だ、魔王との戦いでそれは無茶だ。
 でも行かなければならない、分かってる。
 この世界の手掛かりがあるだけじゃない。世界を救うには、避けられない道だ。
 ルシール……ノエル……。
 レイン……。
 だがここで退いて、次に来れる保証はない。ここは──そうだ、ここは?)

 冷えた風が吹き始める。
 荒れ果てた大地を見渡した彼は次いで空を見上げ、転移魔法トランスファーを起動する。そして更に魔力を僅かに消費する代わりに魔力ソナーを使って俯瞰的に地形を──半径数十キロに渡って大地を探った。
 ほんの一瞬だけ頭が揺れてから、フェリシアは俯瞰した地図を頭の中で照らし合わせ。それから暫しの後に確信した。

 確かに魔王の城が在った、あの東の大地に似ていたのだ。

「────僕が勇者になる二年前の時にはもう、ここは茨の結界と魔物の大群で埋め尽くされていたはず」

 もしも、仮になのだとしても。
 茨と魔物に覆われる以前の東の大地など、フェリシアが勇者となる何百年も前の話なのだ。辻褄が合わないのは確かである。
 ならば逆説的に──つまり今の魔王城は今までと違うという事、これは明確にフェリシアが探していた『この世界』の手掛かりに違いなかった。

(僕の勘はこれを知らせていた……という事なのか。それとも、誰かの意図が?)

 フェリシアの脳裏をレインという青い髪の少女の姿が過ぎる。
 考えても仕方ない。事実、もう半ば以上フェリシアは既に方針を決めていた。

「行こう」

 霧がかった城を前に、勇者は踏み出して行く。




 勇者フェリシアが魔王の城を訪れた際の記憶はとても曖昧だ。
 彼がその足で城門を抜ける前、その時は仲間のノエルが息絶えたばかりだった。
 背負う亡骸をフェリシアは優しく扱い、黒髪の女戦士を城内の前庭にそっと置いて立ち去って行ったのが最後の記憶である。
 その後は──とても疲れた体を必死に動かし続けていた気がする。

「……ここに、ノエルを置いて行った」

 今のフェリシアは肉体が6年ばかり若返っている所為か、かつて魔王の城に辿り着いた頃に比べれば格段に落ち着いていた。
 それは仲間の死が彼の心を蝕んでいたからなのか。或いは精神が肉体に引かれた結果なのか。いずれにせよ冷静になった頭で魔王の城をよく観察できる今のフェリシアは、非常に鮮明に周囲が見える様になっていた。

 ──魔王の城は、人の温かみに溢れていた。
 城門砦は何処を見ても椅子やテーブルが置かれている。朽ちていたが、そばにはバスケットも落ちていた。
 壊れた樽はどれも火薬の類ではなく、微かに水気を感じた。砦の内部は荒れ果ててはいたが窓際や階段に幾つも、水差しや花瓶のような物の破片が散らばっていた。
 城門の上は通路に沢山の古びた武装が置き去りにされていた。その中に、掠れて読めないが人の名前のような文字が記された物もあった。
 塔に昇ればそこには紐が括り付けられた桶がある。
 ひとつ、塔から下へ伸ばされた紐を辿ってフェリシアが下りて向かえば、そこは狭いが給仕場に見えた。中には多くの棚があり、折れた洗濯板や壊れた調理具が散乱していた。

 給仕場を抜けたフェリシアは人のいなくなってしまった古城を往く。
 明るい回廊。通路上に並んだ燭台は時折、赤い花の宝石が装飾に使われているようだった。今は灯りは無く、見上げれば回廊の天井は天窓を幾つも並べているようだ。
 枯れて、踏み荒らされた様子のある庭園を見遣るフェリシアは緋色の衣装が静かになったのを感じる。傷の治癒が終わったのだ。
 回廊からエントランスホールへと着いたフェリシアは階上へと向かう吹き抜けの階段を無視して、大きな扉を片手で開け放った。

 冷たい風が吹き込む。
 広がるのはやはり荒れ果てた前庭。踏み荒らされ、中には焦げて炭化した薔薇園らしき物も見えた。
 古城の前庭には大きく円を描いた広場がある。
 かつては手入れがされていたのだろうか、そこには焼け落ちた小屋や朽ちた木々が生えている。
 その中で、ひとつだけ幹の太い枯れ木の側へとフェリシアは近づいて行った。
 根元には何もない。
 何らかの痕跡も見当たらないその場所を、フェリシアはそっと膝を着いて手を伸ばし。ゆっくりと土を撫でた。

「……ここは冷たいところだったね。ごめんね、ノエル」

 頬を雫が伝う。
 ずっと、フェリシアは心の何処かで様々なものがつっかえている。
 その一つは『元の世界』の事だ。
 フェリシアが過去の……今の世界に来た時点で、少なくとも元の世界にいた自分がどうなったか確かめる術がない。状況だけで見れば死んだのだろう、そうでなければ消えたのは確かだ。
 力なく開いている眼の内から溢れ出る涙を拭う勇気が起きなかった。
 自分が消えたあの世界は平和になったのか。それとも、違うのか。
 置き去りにしてしまったノエルはこんな──寂しい所で朽ちていくのか。

「────本当に、ごめんよ……っ」

 日はまだ落ちていないのか、古城は灰色に霧の中で風を呼び込んでいる。
 吹き付ける冷たい風の音を聴きながらフェリシアは暫し涙を流し続け、すすり泣く声を漏らしていた。

 そんな時。
 空気が渦を巻き、直後に大気が乾いた音を立てて打たれた。

「……ッ!?」



「また会ったな。勇者────」

 泣き崩れていたフェリシアの背後に立っていたのは、黒いドレスを身に纏った女。
 その艶のある黒髪。低い声。微かに伺える悠然とした振る舞いに、フェリシアは頬を濡らす涙を忘れて飛び退いて身構える。

「魔王……!」

──随分とまあ、縮んだ物だな? それに今や愛らしいほどに泣き腫らしている。
 フローレンス姉妹も今の貴様に敗北するとは思ってもいなかった事だろうよ」

「フローレンス? ……やっぱり、エストの森に雷帝達を送り込んだのは君なんだね」

 フェリシアの身体は油断無く臨戦態勢に入る。
 感情が冷え、視線が真っすぐに魔王へ注がれ、敵を討つ為に持てる力の全てが集中されるのだ。
 だが身構えるフェリシアを不思議そうに魔王は見つめている。
 彼の問いに何か思案しているのではない、『何か』を魔王は探しているのだ──フェリシアという青年の姿から。

其方そなた

「…………?」

 歪んでいた像。
 決戦の時と変わらず、雷帝フローレンスと同じく。識別阻害の呪詛を使って隠された素顔が揺れる。
 それは何らかの感情を発露したが故の変化。フェリシアは彼女の変化に眉を潜め、一歩下がる。
 何かの意図があるのかと警戒するフェリシアに対して、低い声で魔王が口を開いた。

其方そなた──誰だ」

「……え?」

 意表を衝かれたフェリシアが困惑した声を上げる一方、魔王だけは変わらず捲し立てる。

「我が戦った勇者ではない──だが、その姿。確かに忌々しくも面影がある……? 何者だ、其方そなたは勇者フェリシアではないのか」

(……何を言ってるんだ?)

 確かに魔王からすれば、今のフェリシアは戦った時から6年ほど遡った姿である。別人に見えてもおかしくはない。
 だがそんな事。
 この場この状況に懐く程の事かと考えたフェリシアは、魔王の気配を探る。敵意を感じない事が気になったからだった。
 揺らぐ魔力は静かで、声音にも訝しんだ様子以外に目立った変化がない。
 では魔王はフェリシアの何をそこまでと言っているのか。

「答えよ。其方そなたは何者か」

「僕は……勇者の、フェリシアだ」

「その使命は如何に」

「魔王を討ち、世界に平和を取り戻す事だ」

「何故だ?」

「──なぜ、だって?」

 魔王はまるで別人だと言うかのように問答を重ねるうちに声色を潜ませたものに変わって行った。
 そしてフェリシアはそんな彼女の様子に少しずつ、疑問を抱く様になる。

(待て、なんで魔王はこんなに無防備で立ってるんだ)

 黒衣のドレスを翻して歩み寄って来る魔王から後退りする。フェリシアが下がる度、魔王は意に介さずそれでも近づいて来る。
 警戒が無い。敵意が無い。殺意が無い。
 それは──つまり。

「止まれ……!」

「──何故、世界を救おうとする。
 其方そなたは知っている筈だ、この世界は『私達』を拒み……全てを呪う。ここで我等が戦おうと結末は変わりはしない。
 何を求める? 何を、何のために、其方そなたは戦うというのだ」

「それ以上僕に近付くな、魔王……──!!」

 認めざるを得ない。
 魔王は、間違いなくフェリシアを相手に『安心』していたのだ。
 フェリシアの中で血が巡る。鼓動が早まるのを感じながら、それは思考を加速させ……予知にも似た超感覚を生み出す。

(──僕を味方だと認識している。
 馬鹿な、何故。
 僕の知らない勇者がいる。
 違う、あれは僕を指している。
 あの目は疑っている、つまり僕以外の面影を知っている。
 違う、違う、目だ。彼女は僕の目を見て言っていた。
 衣装の作りは城内にあった武装に近い物があった。
 記憶に欠落があるのは知っている、そうかそこに欠けた記憶があるのでは。
 フローレンスを殺したのに、自分を殺したのに、四天王を全員殺したのに、何を許す理由があるんだ?
 魔王を殺せば世界が救われる。
 なぜ……世界を救うか、そんな事決まってる。
 人を救うためには、必要だからだ。
 ひと……人? 魔物は、魔人は、魔王は……人じゃないのか?
 僕は何故…………────────)

 一瞬の思考の末、フェリシアが震える唇を必死になって動かした。

「僕は……勇者だからだ」

「────」

「僕は君を倒して、世界に振り撒かれている『悪心の呪詛』を取り除かなければならない!
 そうすれば皆が優しい日々を、『皆』が平穏な暮らしを……取り戻せるんだ!!」

「そうか────残念だよ」

 魔王の纏う気配が大きく揺れ動く。
 膨れ上がった魔力が目に見えて奔り、突風となって辺り一帯に闇の瘴気が溢れ出して行く。戦闘態勢に入ったのが分かるよりも先に、その場から咄嗟の転移魔法トランスファーで上空へフェリシアが逃れた。
 眼下に見下ろす魔王はどれほど離れても逃げられる気がしない。
 転移で距離を取ったのを見た魔王がこちらを見上げ、そのまま膨れ上がる魔力に比例して強烈なまでの殺意を見せて来たのだ。
 その豹変ぶりに驚いたフェリシアは同時に、魔王が刹那に垣間見せた落胆を見逃さなかった。
 まるで、裏切り者でも見るかのような。
 期待に応えられなかったかのような。

「魔王はそんな事を聞いて、何が言いたいんだ……!」

「気にするな。だが……そうだな、強いて言えばこれは確認である。其方そなたが本当にあの日……死闘を制した勇者なのか、とな」

「僕は僕だ。魔王に勝って、それから……僕は!」

「言葉は不要。
 証明出来ぬなら、ここで死ね。勇者────」


 魔王が鉤爪の様に鋭利な手甲をカチリと鳴らして、手を一閃させた。



 揺れる瘴気を見たフェリシアが身を捻った瞬間。魔王城から白き極大の光線が一直線に空へと伸びたのだった。

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