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1章 16年後
皆で朝ご飯
しおりを挟むまだ日も出ていない時間帯。珍しく秋葉は早めに目を覚ました。(高校生活って事でワクワクしてるのか?)と思いながら気持ちを抑えるためにランニングをしようと思い、ジャージに着替え準備をする。
玄関を出て柔軟をし、「よし、行くか」と少し気合いを入れて余り人気の無い町を走り出す。
5キロほど走ったところで家に帰り、シャワーを浴びて、味噌汁の香りが漂ってきたのでリビングへ向かうと父さんと母さん、そして澄香、穂花、雪ねぇもいた。
「「「おはよー!」」」と3人が挨拶してきたので、またかと思いながらも3人へ挨拶を返して父さんと母さんへも挨拶をして席へと座る。
準備も出来たので
「「「「「「いただきます!!」」」」」」と皆で言い、食べていく。
今日の朝食は母さんが気合いを入れたようで父さんの好物がずらりと並んでいる。
朝は、ご飯、なめことワカメ、ねぎの味噌汁。鮭の塩焼き、ひじきの煮物、ほうれん草のお浸し、胡瓜と茄子の糠漬け、そして甘味として草餅がある。
「おぉ、やっぱり紅葉の作るご飯は世界で1番だよ!」と父さんは息子達の前にも関わらず惚気ている。
母さんは少し照れながら、「愛しの旦那様だもの」といい朝からいちゃいちゃしていた。
澄香、穂花、雪ねぇはそれを見て、やっぱり秋葉の胃袋を掴むのが1番か!と言う認識になっていたが、それを秋葉は知らない。
ふと、父さんが「そう言えば皆は何か部活に入るのか?」と聞けば、皆が揃って「「「入らない!!」」」と言うが、それは俺に構う時間が少なくなるからだろうと思いながらも諦めにも似た感情を抱きつつも、会話は続いていく。
俺はこの可愛い幼馴染み3人とは切っても切れない縁だと理解していたので、ご馳走様と言い、朝食を食べ終ったので、学校へ行く準備をする。
俺が部屋へと戻り準備を終わらせると3人は玄関で俺を待っていた。
「「「さぁ、行こう!!」」」と言われ俺はやれやれと思いながらも3人と学校へと向かう。
世界は変わり
とある神殿のような場所で、3人の人影があった。
「召喚するのは4名で間違いないか?」
と魔術師風のローブを着た老人が言う。
「はい。異世界に於いて最高の4人を召喚予定であります!」と言うのは魔術師風のローブを着てはいる女性は、身長は小学校低学年ほどだ。
「クフフフ。歴史に名を残す召喚の儀に立ち会えて光栄ですよ」 と言うのは研究者や学者のような見た目をした男だった。
4人が召喚されるまで、あと少しとなっていた。
***********************
次の話で召喚予定です。
中々進まない話でご免なさい。
召喚されたらテンポ良く書けるようにしたいと思います。
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