本当に神様でしたか?!

るい

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1章 16年後

食事会にて

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この物語はフィクションです。実在の団体、企業等は無関係です。

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 校舎を出た俺達は校門で待っている両親達の元へ少し小走りで向かった。

「「「「「「皆おめでとう!」」」」」」と言う俺、澄香、穂花、雪ねぇの両親達のお祝いを聞きて俺達は新しい生活が始まったんだなと実感する。

「「「「ありがとう!」」」」と俺達も両親達へとお礼を言い、10人で昼ご飯を食べるために町の中でも有名なオーラルレストランへと向かう。

オーラルレストランへ着いた一行を迎えるのは二階建てのオープンキッチンで、そのレストランでは和食、洋食、中華、イタリアン、その他の国の料理までありとあらゆるジャンルの料理を提供してくれると言うことで中々予約も取れず高級ガイドブックでも星を取るほどのレベルだ。

このレストランを予約できたのは秋葉の父である秋のお陰である。そのレストランは秋がデザイン、設計をした為に店のオーナーから物凄く感謝を為れているためである。

秋は天才建築士として世界に名を轟かせる程に有名な人物である。

「こうやって皆と来れるのも初めての事だし嬉しいよ!」と感涙している秋を見て妻でもある紅葉は、あらもうあなたったらと言った感じで見ている。

黒田夫婦、御門夫婦もやはり同じ様な反応をしている。

「僕はここのレストランは美味しいって聞いてたからすっごい嬉しいよ!!」

「私もここのレストランは地元含め全国で有名なので来たかったところなのよね!」

「やっぱり私達のお祝いはオーラルが一番ね!!」

と言う澄香、穂花、雪ねぇがいるが、俺は母さんが作ってくれるご飯が1番好きだが、たまには良いかと思考を切り替える。

両親達はニヨニヨしながら微笑ましいものでも見ているかのような反応をする。

「今日は特別にシェフに用意して貰ったものが多いから皆期待してくれよ?」と父さんは言うが、俺には高級店の味も分からなければ盛り付けなどの感性も無い。

俺からしたら簡単に食べれて美味しいものが良いと思っているのだが。


席は円卓状になり、上座下座等関係なく皆で気を遣うこと無く食べれるようになっている。

どんな料理が出て来るかワクワクしながら待っている澄香と穂花、そして雪ねぇは今か今かと前菜を待っている。

こればっかりは俺も期待値が上がっているので凄く楽しみだ。



〈後書き的なもの〉
こうして読んで貰ってありがとうございます。

初の小説で纏まらないところや矛盾するところなど多々あるかも知れませんが、極力そういうことが無いように気をつけて行きたいと思っています。

話しの中で、秋葉、澄香、穂花、雪の両親達の話しを組み込めていけたらと思ってます。

完結するまでは更新を辞めることは無いので温かい目で見て貰えると嬉しいです。


目指せゆくゆくは書籍化!!


暫く更新が空くかも知れませんが宜しくお願いします!!




 
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