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第1章
第1話
しおりを挟む私は比較的裕福な家に生まれた。
身の回りのものや食べるものに困ることもせず
また学もあったことで特に労せずして
国一番の学び舎に入り、卒業することができた。
実家が魔法士の家系ということもあり
私も国が有する軍に所属することが出来、
配属も魔法士部隊に属することが出来た。
ようするにエリートコースまっしぐらである。
このままつつがなくく過ごして行き、
将来の伴侶を見つけ
穏やかに生きていくのだろうと
私は思っていたし、
周りもそう思っていた。
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