27 / 31
第3章/幻想物語 魔女の夢(過去の記憶)
第26話/忘れじの記憶 06-予兆[ライメル]
しおりを挟む
「おいっ!早く逃げろ!」
「殺されるぞっ!何してる、そんなの
気にしないで早く走れっ!」
「….あぁ、ぁ…」
「なんなんだよ、一体っ!」
* * *
僕らが起きた時、外では魔王軍の襲撃が
起こっていた。
外の街は、既に火の海と化していた。
いきなりの出来事に、国民は大混乱。
そこら中に血が飛び散って、ちらほらと
人の四肢の一部が転がっている。
発狂、鳴き声、誰かを探している人の声…
様々な声が聞こえた。
街は、悲惨そのものだった。
「…は、うっ…おぇ…」
僕は、魔女に街が襲撃された日の事を
思い出してしまい、少し吐き気がした。
「ライメル、大丈夫…?」
「うん、大丈夫。僕らも戦おう…」
丁度良いさ、僕はここで、魔炎を進化させて
みせる。
「でも、また思い出すかもしれないし…
無理はしないでね。」
「分かってる。」
僕は、魔王軍との戦闘を開始した。
国民を巻き込むわけにはいかない。
出来るだけ魔術の範囲を小さくしないと
いけないんだな…
恐らく、これは魔力操作でどうにか出来る
はずだから、そこまで問題ではない。
それ以上に問題なのは、敵の強さだな。
今は、敵の実力が全く把握出来ていない状況
にあるから、奇襲をされた王国側は、確実に
不利な状況下にあるはずだ。
そして、国の兵が魔王軍よりも弱い場合、
ファンタジーに出てくる大逆転劇がない限り
国に勝ち目は無いと言っても過言では無い。
* * *
「すみません、僕も戦えます。」
「君は、どこから来たんだ?
いいや、協力感謝する。少年よ。」
よし、国の兵隊のリーダーには、国の仲間で
ある事は伝えられた。
これで、敵だと怪しまれる事もない。
思う存分、戦えるわけだ。
ここにいる魔王軍は、血も涙もない外道
ばかりだろうから、何も考えずに、ただ
目の前の敵を倒せばいいんだ。
「僕がこの戦いで、進化できるなら、
戦場を支配できるはずだ。」
血の匂いが、辺りに充満している。
叫び声も、さっきよりも酷く、大きく、
荒れ狂った声へと変化している。
早くこの戦いを終わらせないと、更に被害
が拡大する。
また、あの日の様な事には、なってほしくは
ないんだ…
* * *
「おい、なんだあのガキッ!」
「俺らのところに、1人で歩いてくるぜ!」
僕はようやく、魔王軍の下っぱらしき人を
発見した。そいつらが何か話しているが、
耳を向ける必要はない。
この国は思ったよりも広かったからか、
見つけるのに苦労した。
今回の敵は、2人かな。
「ごめん、ここで止まってられないから。
すぐに終わらせるね…」
「お前みたいなガキに、何が出来るんだ?」
久しぶりの実戦だからか、僕の腕は、普段
よりも少しだけ震えている。
でも、この緊張が恐らく、魔術進化のカギに
なるのだろう。
この緊張すらも、ものに出来れば、僕は
こいつらに勝てるはずだ。
「魔力解放60%”魔炎/赤”
君たちを、焼く。」
僕の周りを浮遊する赤く光る炎たちは、
瞬く間に、2人の下っぱに向かって、槍の
様にして放たれた。
その瞬間、炎の色はだんだん先の方から
蒼く染まって、赤い炎は、蒼い炎へと
変化した。
これが、魔術の進化だ。
「やった…!魔炎が蒼く光ってる!」
昨日行ったフォルトゥーナとの練習。
そこで学んだ事が、今活きてくる。
「な、なんだぁ?あいつ…」
「魔術を進化させたのか…?」
下っぱ達は、恐れを成して逃げていった。
「逃げたか。それじゃ違う敵を早く
探さないとな。」
僕は更に、14人の魔王軍の人間を魔術で
倒した。
その後、僕はこの襲撃をした魔王軍の兵隊の
リーダーであろう者と遭遇する。
その場では既に戦闘が起きていた様で、
僕がここにくる前、4人の国の兵隊のリーダーが、この場でやられている。
「お前が、リーダーだろ…?」
僕は冷静に、リーダーかどうかを確かめる。
「ああ、俺がこの襲撃の中心。
それが、どうしたって言うんだ…?」
そうか、こいつに反省する気は無いんだな。
人を殺める事に躊躇がない。
こいつは、死ぬべき人間なんだ。
「お前に死んでもらいたいんだ。
殺す理由は、お前が人をヤったから。
それ以外の理由はいらない。
魔力解放70%”魔炎/蒼 デュアル”」
「そんな攻撃で、俺を殺せるとでも?
魔力解放60%”突風”」
その瞬間、僕が放った炎は、一瞬にして
消え去ってしまう。
「なんだよ、こんなもんか?
粋がって出てきたくせに…もう少しくらい
楽しませて…くれよっ!!
魔力解放60”魔風”」
この攻撃から、今の僕は逃げる事しか
出来ない。そう、”今の”僕ならね。
「ごめんなさい…今の僕は、この程度の
実力しかありません。
でも”次の”僕は、一味違いますよ…
魔力解放80%”魔炎/蒼”」
僕はもう一度、さっきよりも威力を上げて
攻撃を仕掛けた。でも、この攻撃では、
絶対に防がれる。それは分かってる。
「なんだぁ?さっきと同じ攻撃じゃねえか!
やっぱりお前、弱いなあっ!
こんなの余裕で掻き消せるわ!
魔力解放40%”魔風 デュアル”」
こいつも、デュアルを習得している。
まあ、そんなものも意味無いんだけどね。
「今から、僕の進化を見てもらう。
まずは1つ、見てもらいます。
固有スキル:ディープ メシア」
このスキルの存在に気付いたのは、本当に
最近のことだ。数日前、なぜか僕は、この
スキルがある事に気付いたのだ。
僕が魔術の練習をフォルトゥーナに頼んだ
理由も、このスキルの存在に気付いたから
なんだ。
「このスキルは、今僕が放った攻撃と
同じ威力を持つ黒い光の刃が、自動的に
あなたを追跡するスキルですね。
この攻撃を、捌ききれますか!」
「なるほどな、少しは面白くなったな。
俺が全て、1つ残らず潰してやるっ!
魔炎/蒼の攻撃なんて、いくらあっても
変わらねえ、そうだろ!」
確かにその通りだ。
でも、魔炎/蒼じゃない攻撃ならどうだ?
「ここで、2つ目の進化です。
僕が放った、あの魔炎を見てください。」
魔王軍の兵隊のリーダーは、僕の魔炎に
目を向けた。その瞬間、炎の色は、さらに
変化を遂げたのだ。
その炎は、徐々に紫色の光を発して、最後
には、完全な紫へと変化した。
「魔炎/蒼から、魔炎/紫になる。
これが、僕の2つ目の進化です。
さあ、全部防ぎきってみろ。」
* * *
魔炎/紫の攻撃力は、蒼の何倍もの威力を
発すると言われている。
最初こそ、僕の攻撃を防ぎきれていたものの
何度も攻撃を重ねるにつれ、次第に体力が
無くなっていったのか、リーダーは地面に
倒れ込んでしまった。
「…お、俺はさっき、遠くからお前が
下っぱの2人と、戦ったのを見た…
お前はその時、魔炎が蒼に進化した
ばかりだったはずだ…
だったら何故っ!お前の扱う魔炎は、
さっき紫に進化したんだっ!
普通はあり得ないことなんだよ…
大体のやつは、魔炎を紫に出来ないまま
一生を終えるんだよ…
蒼にするのだって、本当はずっと、練習
を重ねないと変化しないはずなのにっ…
なんでお前は、そんな事が出来たんだ?
そんな事出来るのは、神しかっ…っ、!」
こいつ、僕にやられてるのに、よくも
ペラペラと話しを出来るな。
僕はそろそろ、こいつの言葉が耳障りに
感じたので、両手で思いっきり、こいつの
首を締め付けた。
「もう喋んなくて良いよ。
人を躊躇なく殺すやつの言葉なんて、
耳障りでしかないから。
もう、死んでいいよ…」
そして僕は、道に落ちていた剣を使いって、
こいつの心臓を突き刺した。
僕はこの時、感情がまるでなかったかの様に
無表情でいたのだ。
その瞬間に僕は、長い長い夢から、現実に
戻った。
第26話/忘れじの記憶 06-予兆[ライメル]
「殺されるぞっ!何してる、そんなの
気にしないで早く走れっ!」
「….あぁ、ぁ…」
「なんなんだよ、一体っ!」
* * *
僕らが起きた時、外では魔王軍の襲撃が
起こっていた。
外の街は、既に火の海と化していた。
いきなりの出来事に、国民は大混乱。
そこら中に血が飛び散って、ちらほらと
人の四肢の一部が転がっている。
発狂、鳴き声、誰かを探している人の声…
様々な声が聞こえた。
街は、悲惨そのものだった。
「…は、うっ…おぇ…」
僕は、魔女に街が襲撃された日の事を
思い出してしまい、少し吐き気がした。
「ライメル、大丈夫…?」
「うん、大丈夫。僕らも戦おう…」
丁度良いさ、僕はここで、魔炎を進化させて
みせる。
「でも、また思い出すかもしれないし…
無理はしないでね。」
「分かってる。」
僕は、魔王軍との戦闘を開始した。
国民を巻き込むわけにはいかない。
出来るだけ魔術の範囲を小さくしないと
いけないんだな…
恐らく、これは魔力操作でどうにか出来る
はずだから、そこまで問題ではない。
それ以上に問題なのは、敵の強さだな。
今は、敵の実力が全く把握出来ていない状況
にあるから、奇襲をされた王国側は、確実に
不利な状況下にあるはずだ。
そして、国の兵が魔王軍よりも弱い場合、
ファンタジーに出てくる大逆転劇がない限り
国に勝ち目は無いと言っても過言では無い。
* * *
「すみません、僕も戦えます。」
「君は、どこから来たんだ?
いいや、協力感謝する。少年よ。」
よし、国の兵隊のリーダーには、国の仲間で
ある事は伝えられた。
これで、敵だと怪しまれる事もない。
思う存分、戦えるわけだ。
ここにいる魔王軍は、血も涙もない外道
ばかりだろうから、何も考えずに、ただ
目の前の敵を倒せばいいんだ。
「僕がこの戦いで、進化できるなら、
戦場を支配できるはずだ。」
血の匂いが、辺りに充満している。
叫び声も、さっきよりも酷く、大きく、
荒れ狂った声へと変化している。
早くこの戦いを終わらせないと、更に被害
が拡大する。
また、あの日の様な事には、なってほしくは
ないんだ…
* * *
「おい、なんだあのガキッ!」
「俺らのところに、1人で歩いてくるぜ!」
僕はようやく、魔王軍の下っぱらしき人を
発見した。そいつらが何か話しているが、
耳を向ける必要はない。
この国は思ったよりも広かったからか、
見つけるのに苦労した。
今回の敵は、2人かな。
「ごめん、ここで止まってられないから。
すぐに終わらせるね…」
「お前みたいなガキに、何が出来るんだ?」
久しぶりの実戦だからか、僕の腕は、普段
よりも少しだけ震えている。
でも、この緊張が恐らく、魔術進化のカギに
なるのだろう。
この緊張すらも、ものに出来れば、僕は
こいつらに勝てるはずだ。
「魔力解放60%”魔炎/赤”
君たちを、焼く。」
僕の周りを浮遊する赤く光る炎たちは、
瞬く間に、2人の下っぱに向かって、槍の
様にして放たれた。
その瞬間、炎の色はだんだん先の方から
蒼く染まって、赤い炎は、蒼い炎へと
変化した。
これが、魔術の進化だ。
「やった…!魔炎が蒼く光ってる!」
昨日行ったフォルトゥーナとの練習。
そこで学んだ事が、今活きてくる。
「な、なんだぁ?あいつ…」
「魔術を進化させたのか…?」
下っぱ達は、恐れを成して逃げていった。
「逃げたか。それじゃ違う敵を早く
探さないとな。」
僕は更に、14人の魔王軍の人間を魔術で
倒した。
その後、僕はこの襲撃をした魔王軍の兵隊の
リーダーであろう者と遭遇する。
その場では既に戦闘が起きていた様で、
僕がここにくる前、4人の国の兵隊のリーダーが、この場でやられている。
「お前が、リーダーだろ…?」
僕は冷静に、リーダーかどうかを確かめる。
「ああ、俺がこの襲撃の中心。
それが、どうしたって言うんだ…?」
そうか、こいつに反省する気は無いんだな。
人を殺める事に躊躇がない。
こいつは、死ぬべき人間なんだ。
「お前に死んでもらいたいんだ。
殺す理由は、お前が人をヤったから。
それ以外の理由はいらない。
魔力解放70%”魔炎/蒼 デュアル”」
「そんな攻撃で、俺を殺せるとでも?
魔力解放60%”突風”」
その瞬間、僕が放った炎は、一瞬にして
消え去ってしまう。
「なんだよ、こんなもんか?
粋がって出てきたくせに…もう少しくらい
楽しませて…くれよっ!!
魔力解放60”魔風”」
この攻撃から、今の僕は逃げる事しか
出来ない。そう、”今の”僕ならね。
「ごめんなさい…今の僕は、この程度の
実力しかありません。
でも”次の”僕は、一味違いますよ…
魔力解放80%”魔炎/蒼”」
僕はもう一度、さっきよりも威力を上げて
攻撃を仕掛けた。でも、この攻撃では、
絶対に防がれる。それは分かってる。
「なんだぁ?さっきと同じ攻撃じゃねえか!
やっぱりお前、弱いなあっ!
こんなの余裕で掻き消せるわ!
魔力解放40%”魔風 デュアル”」
こいつも、デュアルを習得している。
まあ、そんなものも意味無いんだけどね。
「今から、僕の進化を見てもらう。
まずは1つ、見てもらいます。
固有スキル:ディープ メシア」
このスキルの存在に気付いたのは、本当に
最近のことだ。数日前、なぜか僕は、この
スキルがある事に気付いたのだ。
僕が魔術の練習をフォルトゥーナに頼んだ
理由も、このスキルの存在に気付いたから
なんだ。
「このスキルは、今僕が放った攻撃と
同じ威力を持つ黒い光の刃が、自動的に
あなたを追跡するスキルですね。
この攻撃を、捌ききれますか!」
「なるほどな、少しは面白くなったな。
俺が全て、1つ残らず潰してやるっ!
魔炎/蒼の攻撃なんて、いくらあっても
変わらねえ、そうだろ!」
確かにその通りだ。
でも、魔炎/蒼じゃない攻撃ならどうだ?
「ここで、2つ目の進化です。
僕が放った、あの魔炎を見てください。」
魔王軍の兵隊のリーダーは、僕の魔炎に
目を向けた。その瞬間、炎の色は、さらに
変化を遂げたのだ。
その炎は、徐々に紫色の光を発して、最後
には、完全な紫へと変化した。
「魔炎/蒼から、魔炎/紫になる。
これが、僕の2つ目の進化です。
さあ、全部防ぎきってみろ。」
* * *
魔炎/紫の攻撃力は、蒼の何倍もの威力を
発すると言われている。
最初こそ、僕の攻撃を防ぎきれていたものの
何度も攻撃を重ねるにつれ、次第に体力が
無くなっていったのか、リーダーは地面に
倒れ込んでしまった。
「…お、俺はさっき、遠くからお前が
下っぱの2人と、戦ったのを見た…
お前はその時、魔炎が蒼に進化した
ばかりだったはずだ…
だったら何故っ!お前の扱う魔炎は、
さっき紫に進化したんだっ!
普通はあり得ないことなんだよ…
大体のやつは、魔炎を紫に出来ないまま
一生を終えるんだよ…
蒼にするのだって、本当はずっと、練習
を重ねないと変化しないはずなのにっ…
なんでお前は、そんな事が出来たんだ?
そんな事出来るのは、神しかっ…っ、!」
こいつ、僕にやられてるのに、よくも
ペラペラと話しを出来るな。
僕はそろそろ、こいつの言葉が耳障りに
感じたので、両手で思いっきり、こいつの
首を締め付けた。
「もう喋んなくて良いよ。
人を躊躇なく殺すやつの言葉なんて、
耳障りでしかないから。
もう、死んでいいよ…」
そして僕は、道に落ちていた剣を使いって、
こいつの心臓を突き刺した。
僕はこの時、感情がまるでなかったかの様に
無表情でいたのだ。
その瞬間に僕は、長い長い夢から、現実に
戻った。
第26話/忘れじの記憶 06-予兆[ライメル]
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
とある婚約破棄の顛末
瀬織董李
ファンタジー
男爵令嬢に入れあげ生徒会の仕事を疎かにした挙げ句、婚約者の公爵令嬢に婚約破棄を告げた王太子。
あっさりと受け入れられて拍子抜けするが、それには理由があった。
まあ、なおざりにされたら心は離れるよね。
リグレットの炎怨
キリン
ファンタジー
「炎だ、炎に気を付けるんだリグレット、君の幸せを燃やす炎から逃げろ」
幼い頃にこの世界に来た僕が家族と会えなくなるのはこれで二度目だ。
そして僕は誓った、炎を、二度も自分から家族を奪ったその概念に。
これは、復讐の炎に身を焼かれた、哀れな一つの炭の物語。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
全校転移!異能で異世界を巡る!?
小説愛好家
ファンタジー
全校集会中に地震に襲われ、魔法陣が出現し、眩い光が体育館全体を呑み込み俺は気絶した。
目覚めるとそこは大聖堂みたいな場所。
周りを見渡すとほとんどの人がまだ気絶をしていてる。
取り敢えず異世界転移だと仮定してステータスを開こうと試みる。
「ステータスオープン」と唱えるとステータスが表示された。「『異能』?なにこれ?まぁいいか」
取り敢えず異世界に転移したってことで間違いなさそうだな、テンプレ通り行くなら魔王討伐やらなんやらでめんどくさそうだし早々にここを出たいけどまぁ成り行きでなんとかなるだろ。
そんな感じで異世界転移を果たした主人公が圧倒的力『異能』を使いながら世界を旅する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる