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サムライ校での学園生活

CIA式噓発見術

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来たー!!まさか同じソフトを狙っていたやつがいたとは・・・

それも、まさかこんな最強の男子が・・・

天才少年、木村卓矢・・・・・全科目100点を取ってしまう神のような頭脳を持つ子であり・・・

一度読んだ本は忘れず・・・どんな複雑な計算式も、1分も経たないうちに解き明かす!

ハッキング能力も神レベルで、まさに天が産み出したと呼べる神童

おまけにビジュアルも良いから、女子の人気が絶大という、むかつくほどの高スペック野郎だが・・・・



今は彼を味方につけ、PCからソフトを発見してもらう・・・・それがリリを助ける最短手段だ!!


と、友愛と麗太は心の中でそう思った・・・



木村「ところで、君たちがこの部屋に勝手に侵入しようとした理由はなんだい?」

友愛 麗太「え?」

木村「僕も教えたんだから、君らも教えてくれよ。」


友愛と麗太は、木村がPCは操作している後ろで、互いに目を合わせる・・・

まずいぞ・・・とりあえず・・・


友愛「ぼ、僕らも、噂の【最強ソフト】が気になってさ・・・それでちょっと気になって、少し覗いてやろとしただけさ・・・ほ、ホントだよ!ちょっとした出来心さ、ハハハハハ!!」


友愛の明らかに動揺した空笑い・・・


木村「ふ~ん」


木村は振り向き、2人を探るような目で見た・・・だが、すぐにPCに向き直り、ソフト探しに戻る。



木村「お、見ーつけた」

ものの数秒しないうちに、木村は噂の【最強ソフト】を見つけてしまっていた・・・


麗太「マ、マジで?!」


麗太が物凄い勢いで、食いつく!

PCの画面の中には、周りを青く光る鍵に囲まれ、中央に【human Wisdom】と記された大きな球体が映っていた・・・



木村「ふ・・・今の反応でハッキリしたね・・君ら僕に噓をついてるだろう?」


友愛 麗太「え?」


木村「僕が1番最初にソフトの話をした時、君らの目の色はそれまでとは、打って変わったものになっていたよ。明らかに何か強い意志が目の奥に宿っていた・・・そして今の君の反応を見て、それが確信に変わったよ・・」

木村は麗太をチラリと見た・・・


麗太「ハ、ハハハ・・・何を言っているの?? ぜ、全然わからないなあ・・・」

木村「CIA式噓発見術・・・ターゲットの本質を見抜く際は、ターゲットの目を見ろ・・・授業で習っただろ?君らが何かを隠していることはすぐにわかってしまうよ・・・何か強い目的があって、その目的のために、このソフトが必要なんだろ?」


ゴクリ・・・・友愛と麗太は追い詰められ、息をのむ


木村「さあ、本当の目的はなんだい?」












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