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サムライ校での学園生活
廃ホテルの最後
しおりを挟むダダダダダ!!(銃声)
ポイズン率いる【黒丸】の連中は、追ってくる【携帯ボディーガード】のメンバーたちをライフルで撃ち殺していた・・・
ポイズン「け!しつこく追ってきやがって・・・こんなこともあろうかと、ライフルを持って来て正解だったぜ。」
部下「これで追手は全部ですかね・・・」
ポイズン「いや・・・まだネズミは残っている・・・」
部下「え?」
ダダダダダ!!
ポイズン「よし、これでコソコソネズミは駆除できただろう・・・」
ポイズンが撃った草むらの茂みには、数人の男たちが隠れていたらしく、今は銃弾によって遺体に変わっていた。
部下「こいつらは、一体誰なんすかねえ・・」
ポイズン「恐らく警視庁の組対5課(組織犯罪対策第五課)の連中だろう・・・俺たちのアジトまで尾行する気だったんだろうが、運の悪い連中だよ。さあ、さっさと行くぞ。大事な商品を2つも抱えているんだ。」
部下「しかし、あのガキを暗殺をする任務の方はいいんですかい?」
ポイズン「安心しろ、俺を誰だと思ってる。汚れ仕事の天才と呼ばれた男だぞ。ガキも【あの島の闇】も全てまるごと消し去る道具をちゃんと仕掛けておいたさ。」
その頃・・・
岩一「友愛のお父さんを殺した【0】?」
安倍「正体不明の凶悪犯罪者・・・」
麗太「それが黒幕?」
京子「一体、どういうことなの友愛君?」
友愛の父の過去を知らない他の4人にとっては、チンプンカンプンな内容だった・・・
友愛「ぼ、僕は、【0】に命を狙われている・・・・・」
友愛は、恐ろしい恐怖の事実に頭が真っ白になる・・・
【黒点】「その通り。だからこそ・・・」
景修「だからこそ、重要参考人の小島少年を引き渡せ、警察が責任を持って保護する・・・と、そういうことか・・・悪いがあなた達に小島少年は渡せない。【黒点】に連れて行かれた多くの人間は、精神疾患や精神障害、または行方不明になってしまうらしいね・・・なぜそうなるのか謎だが、小島少年は、あんた達にとっては【都合の悪い存在】でもあることは確かだよね?」
【黒点】「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黒点たちは、沈黙したままだった・・・
友愛「え?それ、どういう・・・」
ドカン!!
その時だった! 【天使天国ホテル】が大爆発を起こし、その爆風が周囲にいた友愛たちを包んだのだった・・・
その爆破の様子をポイズンが楽しそうに見ている。
ポイズン「本来、ガキをしっかり殺害してから、爆破するつもりだったが・・・まあ、あの威力じゃガキも岸川景修も、その周りでコソコソ動いていた警察の犬共も仲良く天国へ旅立ったことだろう。
あのホテルは名前通り、最後まで誰かを天国へいざなったってわけだ、ハハハハハ・・・
しかし、流石、あの358テロの際に活躍した爆弾だ・・・我が【黒丸】が製造する爆弾はいつでも優秀だな。」
そう言って、ポイズンたち黒丸は、リリと小西を連れ、どこかへ姿をくらましたのだった・・・
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