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サムライ校での学園生活
携帯ボディーガード
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ボス「【携帯ボディーガードサービス】だと・・・」
聞いたことがある・・・・世界最強の傭兵と呼ばれ、今ではサムライ校の教師でもある【稲西 實常】が作った【日本ボディーガード協会】・・・
その協会の公式サービス・・・それが【携帯ボディーガード】。
スマホで呼べば、10分以内に依頼者のところまでやってきて
ワンコインで、どんな危険からも守ってくれるってことで、海外でも重宝されている国際的護衛サービスだ。
【携帯ボディーガード】のメンバーは、あらゆる死線をくぐり抜けてきた軍隊出身者が多いということもあり
そこらへんのSPよりも、超優秀でお手軽だ。
その【携帯ボディーガード】を束ねるリーダーは、ボディーガードなのに、超小柄な体格だが
その戦闘能力と素早さは、まるで鬼神のよう
弾丸よりも速く 神のように強い
あらゆる犯罪者もテロリストも恐れる【笑顔の魔人】
それが、【岸川景修】・・・・・
まさか、この木刀を持った小さな美青年が・・・その岸川景修なのか?
【0】「ポイズン・・・何をしている、さっさと小島友愛を捕まえるんだ・・・」
イヤモニ超しに【0】が、ボスをせかす。
どうやら、ボスの本当の名は、ポイズンというらしい・・・
ボス「【0】の旦那、そいつは少し難しくなりました・・・小島友愛の隣に、ある人物がべったりと張り付いて我々から守っているんです・・旦那も名前ぐらい聞いたことはあるんじゃないんですか?【岸川景修】です・・・」
【0】「!!・・・・・・・・・・・・・わかった・・今いる人質だけ連れて、ひきあげろ・・・・」
岸川景修という名を聞いた瞬間、【0】はひきあげるように指示した。
ボスならぬポイズンは、イヤモニからの【0】の指示に従い
ボス「ガキども、命拾いをしたな・・」
と捨て台詞を残すと、部下と人質であるリリを連れ、大急ぎで逃げようとする・・・
友愛、麗太「リリ!!」
麗太は、無理やり連れて行かれるリリを取り戻そうと、ポイズンらを追おうとする・・・
だが友愛は、麗太と一緒に追おうとするも恐怖で身体が動いていなかった・・・
怖い・・・怖い・・・・大切な仲間が奪われそうになっても、友愛は動けなかった・・・
岸川景修「待ちなさい、【黒丸】のことです。用意周到な彼らなら、追手が来ることも考えて、この山に多くの仲間を用意しているはず。下手な深追いは危険です・・・それに君たちは、まだ子供でしょう。ここは大人にまかせなさい・・・恐らく僕の仲間の【携帯ボディーガード】のメンバーが、彼らを追っていることでしょう・・」
岸川と名乗るイケメン兄さんは、麗太を止めた。
友愛「と、ところで、あなたは一体誰?」
岸川「あれ?友愛君、僕、君にメール送らなかったっけ?ほら、美奈子さんが、君のところへ来れないから代わりに行くって・・・」
友愛「あ!!もしかして、あの差出人不明のメールの人?」
友愛は、思い出したようだ。
このメール (読者の皆さんは、このメール覚えてました?)
↓
『美奈子さんの使いの者です。
美奈子さんが、君が学校でしっかりやれているか心配しています。
是非、土日の休みの日にでも僕と会えませんか?そこで君の学校生活について色々お話を聞きたいです。
追伸
美奈子さんは、三か月後に控えた東京サミットの取材で忙しいらしく直接は会えないそうです。』
岸川景修「そうそう、あれから全く返信来なかったから、どうしたのかな~って心配しましたよ。そしたら、こんな状況に遭遇したってわけだ。」
友愛「す、すいません・・忙しくてすっかり忘れてて・・・じゃあ、あなたは美奈子さんのお友達ってことですか?」
岸川景修「まあ、そんなところかな・・・しかし、まあ、かなり充実した学園生活送ってるみたいで安心しましたよ、ハハハハハ・・・」
こんな状況なのに、そんな事を笑って言う景修・・・どうやら腕はたつが、中身はちゃらんぽらんのようだ。
友愛「それ、何の冗談ですか? 充実どころか、今この瞬間も生か死かギリギリの生活を送っていたんですが・・・」
友愛は、素早くツッコミを入れる。
麗太「そ、それより・・さっさとリリを助け出さないと、あいつらに・・・」
岸川景修「安心してください。さっき言ったでしょう。僕の仲間が奴らを追っているって。それに奴らを追っているのは僕らだけじゃない。恐らく警察の方々もわざわざ来ていることでしょう。【黒丸】は日本最大の犯罪シンジケートですからね。当然、警察の皆さんもマークしていますよ。あ!ほら、あそこにいますよ。」
友愛たち5人は、景修が指差す方向を見る・・・
闇夜の森から、黒い人影がザワザワと動いている・・・・出てきたのは、密林にいた真っ黒なスーツと真っ黒なコートに身を包んだ謎の集団だった・・・
岸川景修「だが、警察の方々は、必ずしも我々善良なる日本国民の味方ではないようですねえ・・・恐ろしい敵意を感じます・・・」
友愛「え?」
謎の集団の正体は、警察庁の秘密組織【黒点】だった・・・
『【黒点】とは・・・・
公安警察のボスである【裏理事官】直轄の秘密実力組織である。主に警察の秘密を知ってしまった者や、公安の極秘捜査の実態を知った者を抹殺するのが主な任務である。要は警察が持つ【暗殺組織】だ。
【0】もかつて警察に潜り込んでいた際、この黒点を動かすことができる【裏理事官】にまで登りつめた。』
【黒点】「小島友愛君に聞きたいことがある。我々警察と一緒に来てもらおうか・・・」
全身真っ黒な集団【黒点】のリーダーと思わしき人物が、不気味な低い声でそう言った。
聞いたことがある・・・・世界最強の傭兵と呼ばれ、今ではサムライ校の教師でもある【稲西 實常】が作った【日本ボディーガード協会】・・・
その協会の公式サービス・・・それが【携帯ボディーガード】。
スマホで呼べば、10分以内に依頼者のところまでやってきて
ワンコインで、どんな危険からも守ってくれるってことで、海外でも重宝されている国際的護衛サービスだ。
【携帯ボディーガード】のメンバーは、あらゆる死線をくぐり抜けてきた軍隊出身者が多いということもあり
そこらへんのSPよりも、超優秀でお手軽だ。
その【携帯ボディーガード】を束ねるリーダーは、ボディーガードなのに、超小柄な体格だが
その戦闘能力と素早さは、まるで鬼神のよう
弾丸よりも速く 神のように強い
あらゆる犯罪者もテロリストも恐れる【笑顔の魔人】
それが、【岸川景修】・・・・・
まさか、この木刀を持った小さな美青年が・・・その岸川景修なのか?
【0】「ポイズン・・・何をしている、さっさと小島友愛を捕まえるんだ・・・」
イヤモニ超しに【0】が、ボスをせかす。
どうやら、ボスの本当の名は、ポイズンというらしい・・・
ボス「【0】の旦那、そいつは少し難しくなりました・・・小島友愛の隣に、ある人物がべったりと張り付いて我々から守っているんです・・旦那も名前ぐらい聞いたことはあるんじゃないんですか?【岸川景修】です・・・」
【0】「!!・・・・・・・・・・・・・わかった・・今いる人質だけ連れて、ひきあげろ・・・・」
岸川景修という名を聞いた瞬間、【0】はひきあげるように指示した。
ボスならぬポイズンは、イヤモニからの【0】の指示に従い
ボス「ガキども、命拾いをしたな・・」
と捨て台詞を残すと、部下と人質であるリリを連れ、大急ぎで逃げようとする・・・
友愛、麗太「リリ!!」
麗太は、無理やり連れて行かれるリリを取り戻そうと、ポイズンらを追おうとする・・・
だが友愛は、麗太と一緒に追おうとするも恐怖で身体が動いていなかった・・・
怖い・・・怖い・・・・大切な仲間が奪われそうになっても、友愛は動けなかった・・・
岸川景修「待ちなさい、【黒丸】のことです。用意周到な彼らなら、追手が来ることも考えて、この山に多くの仲間を用意しているはず。下手な深追いは危険です・・・それに君たちは、まだ子供でしょう。ここは大人にまかせなさい・・・恐らく僕の仲間の【携帯ボディーガード】のメンバーが、彼らを追っていることでしょう・・」
岸川と名乗るイケメン兄さんは、麗太を止めた。
友愛「と、ところで、あなたは一体誰?」
岸川「あれ?友愛君、僕、君にメール送らなかったっけ?ほら、美奈子さんが、君のところへ来れないから代わりに行くって・・・」
友愛「あ!!もしかして、あの差出人不明のメールの人?」
友愛は、思い出したようだ。
このメール (読者の皆さんは、このメール覚えてました?)
↓
『美奈子さんの使いの者です。
美奈子さんが、君が学校でしっかりやれているか心配しています。
是非、土日の休みの日にでも僕と会えませんか?そこで君の学校生活について色々お話を聞きたいです。
追伸
美奈子さんは、三か月後に控えた東京サミットの取材で忙しいらしく直接は会えないそうです。』
岸川景修「そうそう、あれから全く返信来なかったから、どうしたのかな~って心配しましたよ。そしたら、こんな状況に遭遇したってわけだ。」
友愛「す、すいません・・忙しくてすっかり忘れてて・・・じゃあ、あなたは美奈子さんのお友達ってことですか?」
岸川景修「まあ、そんなところかな・・・しかし、まあ、かなり充実した学園生活送ってるみたいで安心しましたよ、ハハハハハ・・・」
こんな状況なのに、そんな事を笑って言う景修・・・どうやら腕はたつが、中身はちゃらんぽらんのようだ。
友愛「それ、何の冗談ですか? 充実どころか、今この瞬間も生か死かギリギリの生活を送っていたんですが・・・」
友愛は、素早くツッコミを入れる。
麗太「そ、それより・・さっさとリリを助け出さないと、あいつらに・・・」
岸川景修「安心してください。さっき言ったでしょう。僕の仲間が奴らを追っているって。それに奴らを追っているのは僕らだけじゃない。恐らく警察の方々もわざわざ来ていることでしょう。【黒丸】は日本最大の犯罪シンジケートですからね。当然、警察の皆さんもマークしていますよ。あ!ほら、あそこにいますよ。」
友愛たち5人は、景修が指差す方向を見る・・・
闇夜の森から、黒い人影がザワザワと動いている・・・・出てきたのは、密林にいた真っ黒なスーツと真っ黒なコートに身を包んだ謎の集団だった・・・
岸川景修「だが、警察の方々は、必ずしも我々善良なる日本国民の味方ではないようですねえ・・・恐ろしい敵意を感じます・・・」
友愛「え?」
謎の集団の正体は、警察庁の秘密組織【黒点】だった・・・
『【黒点】とは・・・・
公安警察のボスである【裏理事官】直轄の秘密実力組織である。主に警察の秘密を知ってしまった者や、公安の極秘捜査の実態を知った者を抹殺するのが主な任務である。要は警察が持つ【暗殺組織】だ。
【0】もかつて警察に潜り込んでいた際、この黒点を動かすことができる【裏理事官】にまで登りつめた。』
【黒点】「小島友愛君に聞きたいことがある。我々警察と一緒に来てもらおうか・・・」
全身真っ黒な集団【黒点】のリーダーと思わしき人物が、不気味な低い声でそう言った。
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