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12歳の少年がサムライになれる学校へ
サムライ五大特急
しおりを挟む美奈子さん「凄いね、その軍棒!!私も欲しいぐらいだわ。」
店から出た後、美奈子さんはずっと軍棒を振り回していた。
危ない!危ない!誰かに当たったら、確実に人殺しちゃうから!と怯える友愛
友愛「でも、なんで校長先生は、僕にこんな凄い軍棒をプレゼントしてくれたんだろう・・・」
美奈子さん「う~ん、たぶん玄勇会にとって友愛君のお父さんは特別な存在だからだと思う。」
友愛「特別な存在?」
美奈子さん「【日本を守る】という使命を掲げた玄勇会の理念に一番共感して活動していたのは、友愛君のお父さんだから・・・・それで、その・・・亡くなってしまったから・・・」
友愛は、なんだか複雑だった・・・・
ひねくれたものの見方かもしれないけど・・・・
父さんが亡くなったせいで、僕は玄勇会から特別扱いされているってこと?
僕は、かわいそうな子って見られてるのかな・・・・
一通りを教材を買い終え、友愛はいよいよ、江戸城が校舎のサムライ校へ向かうことになる・・・・
ここから先、サムライ校へ向かうためには、【新日本駅】という場所へ向かい、列車に乗らなくてはいけないらしい。
「デカー!」
友愛は、駅のその巨大さに目を見張った。
外観は、東京駅と似たレンガ作りだが、構内は近未来を感じさせる真っ白なフォルムだった。
美奈子さん「はい、これ切符ね。改札を出たら、あそこの5つの入り口のどれかを通ってね。」
美奈子さんが切符を渡してくれる。
前方の改札の先には、五つの種類のプラットフォームに繋がる入り口があるようだ。
美奈子さん「【サムライ校送迎特急】にはね、動力エネルギーがそれぞれ違う五つの種類の列車があるの。その列車の種類に合わせてプラットフォームも五つに別れてるわけ。」
五つの動力エネルギーが違う列車とは以下の通りだ。
【サムライ校5大送迎特急】の一覧 「」は名前
・太陽光ソーラー式列車 「日輪」
(太陽光をソーラーパネルで吸収し動く。)
・地下鉄電子モーター式特急 「ダイナマイト」
(電圧をもとに動く。システム内部では数秒間に何度も落雷のような衝撃を大きな電圧エネルギー
を使って発生させ機体を動かしている。ホーム内は万一の事故に備え、感電防波システムなどの丈夫なシールドが張られている。なぜなら発車時は特に数十万ボルトの電流が機体から発せられ、もしシールドが無かったらホームにいる人々がみんな感電死してしまうかもしれないから)
電流光線という武器が取り付いてます。なんで列車なのにそんな武装されてんだよ!
・水圧式列車 「水風」
(水流の物理法則を使って動かしている。津波や海の満ち引きをシステム内で再現して動かす理論。
ただし、あまりの機体速度のため、発車時に飛び出す多くの水がホーム内に飛び散った場合、水が高速となってウオータージェットと同じように鉄をも切り裂く凶器となって飛んでくる。最悪ホームにいる乗客の命の危険があるので、こちらも高圧水防護バリアが張られている。)
ちなみに高圧水ミサイルが搭載してあります。 だから、なんで列車なのにそんな装備されてんだよ!
・原子力式列車 「フォービッド」
(核分裂による大きな爆発を利用して走る。核兵器の爆発と同じ理論である。
ただし核のゴミが大量に発生する。ホーム内は万一の事故に備え、放射能探査装置や放射能シールドなどの防護壁がある。)
・超火力式列車 「勇炎」
(石油をフルに使い、炎の爆発である超業火エネルギーで動かす。こちらも発車時に大量のガスと火が放出されるため、ホーム内は耐熱用鉄壁シールドが張られている。)
ちなみに超簡易型火炎放射器がついてます。 もうツッコむの辞めた。
友愛「すご、でもなんで違ったエネルギーの列車が何台もあるんだ?」
美奈子さん「玄勇会がこの島を国から買う代わりに、政府の【新エネルギープロジェクト】の実験に島のインフラを使って協力をするって取引をしたの。本土じゃ中々こういう大規模な実験はできないからね。だから友愛君が今から乗る列車は試験段階のものなのよ。」
友愛「え?あの~ちょっとすいません・・・それ大丈夫なんですか?」
なんか、笑顔で説明してくれたけどさ・・美奈子さん・・・超不安なんですけど・・・
美奈子さん「大丈夫、無人走行で何度も検証したけど問題ないし・・・駅員の皆さんは優秀な技術者上がりの方たちばかりだし・・・まあいざとなれば政府から送られてきた科学者の人達もいるし・・・」
確かに構内にはチラホラ、白衣姿の人達がそれぞれパソコン片手に真剣に何か作業してるよう・・・
美奈子さん「この島は日本の技術発展にも大きく協力していくつもりなの。」
技術発展は結構ですけど、子供の命を犠牲にはしないでくださいね。
友愛「さあ、どれに乗るの?」
美奈子さん「迫力があるのは【勇炎】よ。なんせ発車時と停車時に大きな轟音と揺れを起こして、炎を発するからね。辺り一面、火に包まれるわ。でも安心して、ちゃんとホーム内はシールドが張られているから。アトラクション感覚で楽しんだらいいわ。一説では、昔から炎のような王者の魂を持った勇気ある人が乗るから勇ましい炎と書いて【勇炎】だとか言われてるけど・・・」
随分、うさんくさい伝説だな~
友愛「え?その勇炎って列車は何か歴史があるんですか?」
美奈子さん「うん、元々は旧日本軍が使っていた軍事用列車みたいよ、島にあるのはそれに最新システムを搭載して改造したもの。だからちょっと古臭いかもしれないけど・・・」
いよいよ、出発のベルが鳴る・・・・
美奈子さん「じゃあね!!友愛君」
友愛「そっか・・・美奈子さんが案内してくれるのはここまでなんですね・・・」
友愛はちょっと寂しそうだ。
美奈子さん「うん、でもまた学校で会えるわよ。入学式にはちゃんと取材に来るからね。」
友愛「はい、ありがとうございました。」
美奈子さんは、最後まで笑顔で手を振って、プラットフォームへ向かう友愛を見送ってくれた。
友愛は、【勇炎】のプラットフォームの入り口へ入っていった。
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