終末の雪崩 ～アイス・スノーボード～

人類と大雪崩の闘い

大雪崩の襲来

【アイス・ストリート】の民は、【クロノス】のことをバカにし続けた・・・


【クロノス】は異端者だ。

学者のくせに、神話を盲信する非科学的な奴だ。

【大雪崩】など起きるはずがない・・・・



だが、今、民はバカにしていたはずの【クロノス】の予言が現実になった、この状況を目の当たりにしている・・・

「うわあああああああああああああああああ！！」


「かまくら」ごと、【大雪崩】に飲み込まれる民たち・・・・



ゼウス「ハ、ハハハハハ・・・やっぱ父さんの言ったことは本当だったんだ・・」

ゼウスは、気が狂ったように笑う。

ギガス「に、兄ちゃん、何笑ってるの！早く逃げなきゃ！」


逃げるってどこへ？　雪崩のスピードに人間が追いつけるわけがないだろう。



ギガスは、【雪板】を取り出し・・


ギガス「兄ちゃんは【雪板】を操作できないから、僕がやる！兄ちゃんは僕の後ろにのっ・・」

！！

・・・・・・・・・・・・・


ゼウス「ギガス・・・・・」


ゼウスの目の前で弟のギガスが巨大な雪崩に飲み込まれた・・・・