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シンッと静まった広すぎるくらいのリビングに、時也さんが俺の愛欲を唇と舌で、男同士だからわかるのだろう弱い部分を巧みに責め立ててきて、しずる音だけが二人きりの空間に響いた。
「時也さ……、俺、もう出るから放してっ……ぁ、あ、っく……」
敏感なくびれを歯で甘噛みしながらちゅっとリップ音を立てながら唇を放した時也さんが、俺を見下ろして艷冶に笑んで見せた。
ゾッとするほど美しいグレーの瞳は確かに情欲の炎を燃やしていて、俺の先走りの蜜で濡れた唇を指で拭いながら「そうだな……。咥えて達かせるより、聖ちゃんの達く瞬間の顔見ながら出してやりてぇな」と、破裂寸前の熱を握り締めた。
「んっ……、そ、なの……見ないでくださっ……」
思わず顔面を腕で隠したら、時也さんは容赦ない力でそれを払い、手筒をきつく締めて上下させるから、腰ががたがたと震え始める。
「なぁ、達って? 聖ちゃん。達くとこ見せて?」
その甘い誘惑は俺の理性を焼き切り、もう限界なのだとひくつく快楽の化身が濁りを吐き出そうと、時也さんの指の中でどくんと終点の兆しに追い込まれた。
「時也さ、……出るっ……ぁっ、もぅっ、や、……は、ぁあっ!」
ギュッと時也さんのカーディガンの背中に縋り付いて弾けた迸りはビュルッと腹に吐き出され、勢いあまった飛沫は首元にまで飛んで、浅ましいまでの痴態を見せつけてしまったことに荒ぶる呼気の中、頬を真っ赤に染め上げてしまう。
「聖ちゃん、今すっげぇ綺麗な顔してるけど自覚あり?」
そういう時也さんこそ、綺麗で獰猛な雄の顔をしていた。
「時也さ……、俺、もう出るから放してっ……ぁ、あ、っく……」
敏感なくびれを歯で甘噛みしながらちゅっとリップ音を立てながら唇を放した時也さんが、俺を見下ろして艷冶に笑んで見せた。
ゾッとするほど美しいグレーの瞳は確かに情欲の炎を燃やしていて、俺の先走りの蜜で濡れた唇を指で拭いながら「そうだな……。咥えて達かせるより、聖ちゃんの達く瞬間の顔見ながら出してやりてぇな」と、破裂寸前の熱を握り締めた。
「んっ……、そ、なの……見ないでくださっ……」
思わず顔面を腕で隠したら、時也さんは容赦ない力でそれを払い、手筒をきつく締めて上下させるから、腰ががたがたと震え始める。
「なぁ、達って? 聖ちゃん。達くとこ見せて?」
その甘い誘惑は俺の理性を焼き切り、もう限界なのだとひくつく快楽の化身が濁りを吐き出そうと、時也さんの指の中でどくんと終点の兆しに追い込まれた。
「時也さ、……出るっ……ぁっ、もぅっ、や、……は、ぁあっ!」
ギュッと時也さんのカーディガンの背中に縋り付いて弾けた迸りはビュルッと腹に吐き出され、勢いあまった飛沫は首元にまで飛んで、浅ましいまでの痴態を見せつけてしまったことに荒ぶる呼気の中、頬を真っ赤に染め上げてしまう。
「聖ちゃん、今すっげぇ綺麗な顔してるけど自覚あり?」
そういう時也さんこそ、綺麗で獰猛な雄の顔をしていた。
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