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新しい仕事
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退職届を会社に出してからは早かった。
引き留められて面倒なことになるかなと考えていたが、ブラック企業というのは人の代えが何度でもきくと思っているらしい。
私の目には見えない社員でもいるんか?と思うくらいすんなり辞めることができて拍子抜けしてしまった。
何はともあれやっと地獄から抜け出せる、、。さらばブラック企業‼︎
退職届を出したその日ははさゆりと一緒に飲み明かした。
なんだかんだ私たちは私達なりに頑張ったよねと、次はもっともっと頑張ろうってベロベロになりながら熱く語っていた笑
この時、1ヵ月後からマネージャーとしての仕事が始まるとの話をさゆみから聞いた。
さゆみは私と同じマネージャー業かと思っていたが、さゆみパパの仕事を学ぶ為に側について勉強するとのことだった。
だから男装もマネージャーとしての仕事もこの1ヶ月で覚えてほしいと言われ、、そして今に至る、、、、。
「累~~~~~~~~~~~~‼︎なんでウィッグ被るのそんなに下手なん‼︎‼︎びっくりだよ‼︎」
「なんで‼︎うまいじゃん‼︎」
「前後ろ逆だわあほ‼︎」
「ほんとじゃん」
「累、私ずっと一緒にいれないんだから頑張ってよも~」
「はい泣( ; ; )」
まあそんなこんなでさゆみに色んなことを叩き込まれながら1ヶ月がたった。
「さゆみ~どう?どーう?」
「うん、ばっちり‼︎これはもう絶対大丈夫‼︎あとはマネージャーとしての仕事がうまくいけば大丈夫‼︎笑」
「う゛、、あい、、」
「、、、。累なら大丈夫だよ、だって私の累だもん大丈夫。」
「何それ照れる笑」
さゆみはふふっと優しく笑った。
「行ってらっしゃい」
ふうううううううううううううううう、、、、。
はああああああああああああああああああああああ、、、、。
大きな大きな深呼吸をしても緊張はする。めちゃくちゃする。
1ヶ月半ぶりくらいに彼らに会うのだ。緊張する。私うまくできるかな、、。いや、だめだこんな弱音吐いていちゃいかんいかん‼︎
ていうか社長<さゆみパパ>目の前にいるのにだめだこんな態度、、。
「累くん緊張してる?大丈夫かい?」
「いえ、お気遣いありがとうございます。大丈夫です‼︎」
「そう。ならよかった。」
さゆみパパが笑っているとなんだか安心する、、、
ガチャ
ビクッ
後ろの扉を静かに振り返るとリーダーの絋基から奏、真、蓮の順に中に入ってきた。
「おはようございます‼︎‼︎」
あ、、え、、なんだろう緊張しすぎて反射的におはようございますとか叫んでいた。
「あ、、」
マスクして顔隠れててよかった今やばいくらい顔真っ赤だ。
「ふはっ笑、、おはよ笑」
蓮がこちらを見てクシャとした笑顔でおはよと言ってくれた。
ええ、まじありがたいこの空気どうしようと思っていたから本当にありがたい、、神様なんか??
絋基「蓮が笑うとかなんか久しぶりに見たわ笑」
奏と真もうんうんと首を大きく振っている。
蓮「そう?俺笑うよ笑」
社長「はは、よかった。まぁリナリアのメンバー諸君新しいマネージャーの累くんだ。宜しく頼むよ。」
「「「「はい。」」」」
「一生懸命サポートできるよう勤めますので今日から宜しくお願い致します。」
一言告げると、リナリアのメンバーは心よく受け入れてくれた。
ああ、よかった、、ここから頑張らなきゃ、、、
社長「じゃあ今日からだからいろいろ教えてあげてね、解散」
社長の一声でみんなが社長室から退席していった。
引き留められて面倒なことになるかなと考えていたが、ブラック企業というのは人の代えが何度でもきくと思っているらしい。
私の目には見えない社員でもいるんか?と思うくらいすんなり辞めることができて拍子抜けしてしまった。
何はともあれやっと地獄から抜け出せる、、。さらばブラック企業‼︎
退職届を出したその日ははさゆりと一緒に飲み明かした。
なんだかんだ私たちは私達なりに頑張ったよねと、次はもっともっと頑張ろうってベロベロになりながら熱く語っていた笑
この時、1ヵ月後からマネージャーとしての仕事が始まるとの話をさゆみから聞いた。
さゆみは私と同じマネージャー業かと思っていたが、さゆみパパの仕事を学ぶ為に側について勉強するとのことだった。
だから男装もマネージャーとしての仕事もこの1ヶ月で覚えてほしいと言われ、、そして今に至る、、、、。
「累~~~~~~~~~~~~‼︎なんでウィッグ被るのそんなに下手なん‼︎‼︎びっくりだよ‼︎」
「なんで‼︎うまいじゃん‼︎」
「前後ろ逆だわあほ‼︎」
「ほんとじゃん」
「累、私ずっと一緒にいれないんだから頑張ってよも~」
「はい泣( ; ; )」
まあそんなこんなでさゆみに色んなことを叩き込まれながら1ヶ月がたった。
「さゆみ~どう?どーう?」
「うん、ばっちり‼︎これはもう絶対大丈夫‼︎あとはマネージャーとしての仕事がうまくいけば大丈夫‼︎笑」
「う゛、、あい、、」
「、、、。累なら大丈夫だよ、だって私の累だもん大丈夫。」
「何それ照れる笑」
さゆみはふふっと優しく笑った。
「行ってらっしゃい」
ふうううううううううううううううう、、、、。
はああああああああああああああああああああああ、、、、。
大きな大きな深呼吸をしても緊張はする。めちゃくちゃする。
1ヶ月半ぶりくらいに彼らに会うのだ。緊張する。私うまくできるかな、、。いや、だめだこんな弱音吐いていちゃいかんいかん‼︎
ていうか社長<さゆみパパ>目の前にいるのにだめだこんな態度、、。
「累くん緊張してる?大丈夫かい?」
「いえ、お気遣いありがとうございます。大丈夫です‼︎」
「そう。ならよかった。」
さゆみパパが笑っているとなんだか安心する、、、
ガチャ
ビクッ
後ろの扉を静かに振り返るとリーダーの絋基から奏、真、蓮の順に中に入ってきた。
「おはようございます‼︎‼︎」
あ、、え、、なんだろう緊張しすぎて反射的におはようございますとか叫んでいた。
「あ、、」
マスクして顔隠れててよかった今やばいくらい顔真っ赤だ。
「ふはっ笑、、おはよ笑」
蓮がこちらを見てクシャとした笑顔でおはよと言ってくれた。
ええ、まじありがたいこの空気どうしようと思っていたから本当にありがたい、、神様なんか??
絋基「蓮が笑うとかなんか久しぶりに見たわ笑」
奏と真もうんうんと首を大きく振っている。
蓮「そう?俺笑うよ笑」
社長「はは、よかった。まぁリナリアのメンバー諸君新しいマネージャーの累くんだ。宜しく頼むよ。」
「「「「はい。」」」」
「一生懸命サポートできるよう勤めますので今日から宜しくお願い致します。」
一言告げると、リナリアのメンバーは心よく受け入れてくれた。
ああ、よかった、、ここから頑張らなきゃ、、、
社長「じゃあ今日からだからいろいろ教えてあげてね、解散」
社長の一声でみんなが社長室から退席していった。
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