21 / 27
「都合の良い人間と猫」
しおりを挟む
ボクは、野良猫ちゃん戯れるのが好きだ。
休みの日は、必ず猫ちゃんが現れるスポットに行き、癒されている。
癒してくれるせめてものお礼にちゅーるやブラシを持参して……。
今日もいつも膝の上に乗ってくる猫ちゃんが姿を見せた。
ボクの座っているベンチの上に早速乗り、膝に移動しようとしてくる。
『可愛いなぁ……』
早速聞こえてくるゴロゴロ音。
ブラシで撫でてあげると、目を細めて仰け反った。
『この子、ブラシ好きなんだよなぁ……』
もっと可愛がってあげたい……。
ボクは、猫ちゃんが好きそうな所を中心にブラッシングしてあげた。
……とそこに、一匹の猫ちゃんが……。
『この子も最近よく会うんだよなぁ…… 。
ここであったのは、始めてだけど……』
後から来た猫ちゃんが、ベンチに飛び乗って来た。
膝の上の猫ちゃんに猫パンチする。
2匹の猫ちゃんによる、ケンカが始まった。
『もしかして……。2人はボクを取り合っているのかも……』
2人は膝の上で、シャー!と言い合っている。
猫『こいつは、私にご飯係よ!取らないで!』
猫『はぁ?こいつは、私のお世話係よ!あんたこそ、あっち行ってよね!!』
『ケンカはやめて欲しいけど、2人も可愛いなぁ……』
休みの日は、必ず猫ちゃんが現れるスポットに行き、癒されている。
癒してくれるせめてものお礼にちゅーるやブラシを持参して……。
今日もいつも膝の上に乗ってくる猫ちゃんが姿を見せた。
ボクの座っているベンチの上に早速乗り、膝に移動しようとしてくる。
『可愛いなぁ……』
早速聞こえてくるゴロゴロ音。
ブラシで撫でてあげると、目を細めて仰け反った。
『この子、ブラシ好きなんだよなぁ……』
もっと可愛がってあげたい……。
ボクは、猫ちゃんが好きそうな所を中心にブラッシングしてあげた。
……とそこに、一匹の猫ちゃんが……。
『この子も最近よく会うんだよなぁ…… 。
ここであったのは、始めてだけど……』
後から来た猫ちゃんが、ベンチに飛び乗って来た。
膝の上の猫ちゃんに猫パンチする。
2匹の猫ちゃんによる、ケンカが始まった。
『もしかして……。2人はボクを取り合っているのかも……』
2人は膝の上で、シャー!と言い合っている。
猫『こいつは、私にご飯係よ!取らないで!』
猫『はぁ?こいつは、私のお世話係よ!あんたこそ、あっち行ってよね!!』
『ケンカはやめて欲しいけど、2人も可愛いなぁ……』
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
校長先生の話が長い、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。
学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。
とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。
寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ?
なぜ女子だけが前列に集められるのか?
そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。
新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。
あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる