4 / 4
「OL かなえの場合」
しおりを挟む
私は、冷え性だ。
特にお尻が冷えてしまう……。
そんなとき、温めてくれる男性がいたら……。
そんな私の妄想……。
「はぁ……。疲れた……。毎日最近忙しくて……」
私は疲れたOL。
最近は残業続きで疲れている。
帰宅したら、すぐにベットに飛び込む。
これは私の習慣だ。
しばらくは動きたくない……。
「疲れてるけど……、体はお尻は冷えるんだよな……。お風呂にすぐ入った方がいいのは分かるけど……面倒くさい……動きたくない……」
「では、お手伝いしましょうか……?」
いきなり背後で声がして、振り向く。
そこには、見たことのない男性がいた。
「誰!?」
「……騒がないで下さい。私は怪しいものではございません。
私は疲れた女性を日々癒すお手伝いをしている者です。本日は貴女の元へやって来ました……」
男は丁重に頭を下げた。
悪い人ではないんだろうけれど……。
「そんなことを言われても、勝手に家に入って来られたら……」
「申し訳ございません……。ですが、リラックスにはご自宅が一番いいと思いまして……」
確かに……って、何納得してんのよ!私!
「いや……でも……。癒すって何を……?」
「えぇ、それは……」
男は笑顔でベットに潜り込んできた。
「こういうことです」
「いや!ムリ!!」
「お尻が寒いと先程おっしゃっていたと思いますが……」
「いや!お尻が寒いなら、お風呂入るとか、湯タンポするとか、色々あるでしょう!!」
「……えぇ、確かに、それもそうですが……」
男が耳元で囁いた。
「それはいつもの温め方でしょう?……せっかく私が来たのですから……もっと別の……」
そう言って体を寄せてくる。
男の体温や匂いを感じた。
「……体の内側から温まるようなことをしないと……」
男の手が腰に回された。
「耳元で喋るのやめ……」
耳に息の熱さと湿気を感じて、肩がすくむ。
「耳元で喋られるのは、苦手ですか……?」
「……ちょっと……くすぐったいから……」
体を捩るも耳たぶを吸われる。
「……っ……」
男が少し笑った。
「……体……、ちょっと熱くなってきたみたいですね……」
男が体をピッタリとくっつけてきた。
「こうやって体をくっつけると、より暖まりますよ……。手もあなたの体にピッタリくっつけて……。あなたは特にお尻が冷えるから、ここは特にピッタリさせましょう……」
そう言うと自分の股間を私のお尻に押し当ててきた。
「ちょ……っ、ちょっと!当たってるし!」
「当たってるんじゃなくて、当ててるんです」
「……それが嫌だって……っ」
なんか、お尻の後ろのモノが少し固くなっている気がして、焦った。
「でも……、あなたの体はだんだん熱を帯びている……。さっきより肌が熱い……」
耳に唇を当て話されると、熱い吐息がかかった。
心臓の音が煩く鳴り響く。
確かに体が熱くなっていた。
「……でも、お尻はまだ少し冷たいですね……。これからもっと熱くしてあげますね……」
そういうと男は強く私の腰を引き寄せた……。
目が覚めて、部屋で寝ていたことに気付いた。
妄想しながら眠っていた……。
これが本当だったら良かったのに……。
少し、体が寂しくなる……。
仕方がないので、私はまた甘美な妄想の中に陥った……。
特にお尻が冷えてしまう……。
そんなとき、温めてくれる男性がいたら……。
そんな私の妄想……。
「はぁ……。疲れた……。毎日最近忙しくて……」
私は疲れたOL。
最近は残業続きで疲れている。
帰宅したら、すぐにベットに飛び込む。
これは私の習慣だ。
しばらくは動きたくない……。
「疲れてるけど……、体はお尻は冷えるんだよな……。お風呂にすぐ入った方がいいのは分かるけど……面倒くさい……動きたくない……」
「では、お手伝いしましょうか……?」
いきなり背後で声がして、振り向く。
そこには、見たことのない男性がいた。
「誰!?」
「……騒がないで下さい。私は怪しいものではございません。
私は疲れた女性を日々癒すお手伝いをしている者です。本日は貴女の元へやって来ました……」
男は丁重に頭を下げた。
悪い人ではないんだろうけれど……。
「そんなことを言われても、勝手に家に入って来られたら……」
「申し訳ございません……。ですが、リラックスにはご自宅が一番いいと思いまして……」
確かに……って、何納得してんのよ!私!
「いや……でも……。癒すって何を……?」
「えぇ、それは……」
男は笑顔でベットに潜り込んできた。
「こういうことです」
「いや!ムリ!!」
「お尻が寒いと先程おっしゃっていたと思いますが……」
「いや!お尻が寒いなら、お風呂入るとか、湯タンポするとか、色々あるでしょう!!」
「……えぇ、確かに、それもそうですが……」
男が耳元で囁いた。
「それはいつもの温め方でしょう?……せっかく私が来たのですから……もっと別の……」
そう言って体を寄せてくる。
男の体温や匂いを感じた。
「……体の内側から温まるようなことをしないと……」
男の手が腰に回された。
「耳元で喋るのやめ……」
耳に息の熱さと湿気を感じて、肩がすくむ。
「耳元で喋られるのは、苦手ですか……?」
「……ちょっと……くすぐったいから……」
体を捩るも耳たぶを吸われる。
「……っ……」
男が少し笑った。
「……体……、ちょっと熱くなってきたみたいですね……」
男が体をピッタリとくっつけてきた。
「こうやって体をくっつけると、より暖まりますよ……。手もあなたの体にピッタリくっつけて……。あなたは特にお尻が冷えるから、ここは特にピッタリさせましょう……」
そう言うと自分の股間を私のお尻に押し当ててきた。
「ちょ……っ、ちょっと!当たってるし!」
「当たってるんじゃなくて、当ててるんです」
「……それが嫌だって……っ」
なんか、お尻の後ろのモノが少し固くなっている気がして、焦った。
「でも……、あなたの体はだんだん熱を帯びている……。さっきより肌が熱い……」
耳に唇を当て話されると、熱い吐息がかかった。
心臓の音が煩く鳴り響く。
確かに体が熱くなっていた。
「……でも、お尻はまだ少し冷たいですね……。これからもっと熱くしてあげますね……」
そういうと男は強く私の腰を引き寄せた……。
目が覚めて、部屋で寝ていたことに気付いた。
妄想しながら眠っていた……。
これが本当だったら良かったのに……。
少し、体が寂しくなる……。
仕方がないので、私はまた甘美な妄想の中に陥った……。
0
お気に入りに追加
11
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)
幻田恋人
恋愛
夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。
でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。
親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。
童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。
許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…
僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
サディストの飼主さんに飼われてるマゾの日記。
風
恋愛
サディストの飼主さんに飼われてるマゾヒストのペット日記。
飼主さんが大好きです。
グロ表現、
性的表現もあります。
行為は「鬼畜系」なので苦手な人は見ないでください。
基本的に苦痛系のみですが
飼主さんとペットの関係は甘々です。
マゾ目線Only。
フィクションです。
※ノンフィクションの方にアップしてたけど、混乱させそうなので別にしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる