私的オタクの呟き（エッセイ）

｢『君に愛されて痛かった』に出会う」

数日前に｢君に愛されて痛かった｣(知るかバカうどん先生)という漫画に出会いました。
たまたま、ネットを見ていたら出てきて、作者名もタイトルも気になって、口コミとかインタビューとか色々読んで……。
でも、結構内容がディープみたいだったので、買うのを迷ったんですけど、思いきって一巻買ってみました。

……いや、面白い……。
日常で起こる絶望。
絶望だけじゃなく、キャラ達がホッとするシーンや高校生らしくトキメクシーンとかもあるので……。
それが逆にその後の絶望を際立たせる感じがした。
あと、公園のシーンとか、背景がリアルで逆にそのリアルな感じがゾッとした(現実に起こっている感じがするから)。
いじめの描写も｢こういうのあるよなー｣感じがして良いし(過激すぎず、本当にこういうのあるなーって感じがする)。
絶望感と普通の日常の緩急がすごく上手い気がしました。

さて……。二巻が気になるんですが……。
心の準備をしてからじゃないと読むの怖いな……と思って、一巻読んで数日経ってますが、買っていません……。
でも、そろそろ読みたいと思うので、数日後には読むでしょう！

ただ、読んだら結構心が落ちたので(それはそれで良かったのですが)、読む人は選ぶと思う。
でも、読まずにいられないようなちょっと凄い漫画です……。