【短編集】気ままにショートストーリー

黒子猫

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「新人vs.下ネタを言う客」

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(うちの居酒屋にたまに下ネタ言う客がいる。
たまたま、その卓に入ったばっかりの新人さんが対応することになった。
心配で見守っていると……)

客「おねーさん、肌スベスベつやつやで潤ってるね~。違うところも潤ってるんじゃないの~?」
(あ~、また、早速下ネタだ~。あの子大丈夫かな~?)
新人「あ、これ、最近、スキンケア替えたんです。今話題の乾燥肌に特化した化粧品で。かなり良いですよ」
客「あっ……そう……」
(本人気にしてないみたいで良かった~)
客「でも、潤い過ぎちゃって困ってるんじゃないの~?若いからしっとりしやすいでしょ?色んな所が(笑)」
(また来た)
新人「あ、潤いも与えすぎると、逆に乾燥の原因になっちゃうんで、そこは気を付けてるんですよね」
客「……あぁ……そう……」
(すげー)
客「……君……話しづらいから、他の子呼んでくれる……?」


新人「先輩、なんかすいません。お客さんが話しづらかったみたいで……」
私「全然全然!……それより……。あとで、スキンケア教えてくれない?」
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