【R-18】 Inner Chocolate

黒子猫

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「興奮」

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神田「……なるほど……。パートナーにセックスの時に言いたいことも言えず、相手に我慢して合わせていたため、セックス自体を楽しむことが出来なくなってしまったと、そういうことですね?」
(主人公頷く)
神田「安心して下さい。そういう方は、結構多いんですよ。少しずつ改善して行きましょう」
(主人公ホッとする)
神田「ちなみに……、その我慢してセックスしていた男性とは現在もお付き合いは……?」
(主人公首を振る)
神田「そうですか……。その方が良かったかもしれませんね。ただ、パートナーがいらっしゃらない場合、僕が直接あなたに指導することになりますが、……よろしいですか?」
(主人公頷く)
神田「良かったです。……僕が思うにあなたは相手に気を使うのではなく自分本意に、もっと性を楽しめるようになったらいいと思うんです」
(主人公、頷く)
神田「では、早速始めて行きたいのですが……。ちなみに、セックス中の行為の中で、これは好きだったという行為はありますか?」
(主人公、下を向いて顔を赤くし、困る)
(主人公の反応を気にせず)
神田「そんなに考え込まなくても、例えば、キスとか……」
(主人公「……キスは好きでした!」)
(神田、主人公の慌てた感じにクスッと笑う)
神田「では、今から僕にキスをして下さい」
(主人公、驚く「え……!?」)
神田「あなたは、お話を伺った限りでは、セックスに対しては受け身だったように思います。それではセックスを楽しめない。お互いが気持ち良くならなければ……」
(自分の膝の上を叩く)
神田「そうだ。どうせなら、僕にまたがってしてみてください。積極的に気持ち良くなるなら、これくらいがちょうどいいでしょう」
(主人公「でも、いきなりはちょっと出来ない……」)
神田「そうですね。確かに、いきなりでした……。では」
(主人公の耳にキスをする)
(主人公の体が跳ねる)
神田「……少し雰囲気作りをしましょうか……」
(主人公の耳を吸ったり、舐めたり)
(主人公の吐息が熱くなり、体をくねらせる)
神田「耳がすごく感じやすいみたいですね……。息がもう荒くなってる」
(主人公の耳たぶを噛む)
(主人公の体が更に大きく跳ねる)
(主人公の耳元で囁く)
神田「気持ち良くなってきたでしょう?そのまま自分の欲望を解放して。受け止めてあげるから……。僕の上に乗って」
(主人公、ゆっくりと神田の上に乗る)
(衣擦れ、椅子が軋む音)
神田「……はい。恥ずかしいのに良くできました」
(神田、主人公のお尻を両手で触る)
(主人公、驚く)
(神田、主人公の耳元で囁く)
神田「こうやって、お尻を触って……、あなたの気持ちが昂るのを手伝ってあげますね……。お尻が少し冷えてるみたいだ……」
(主人公「……恥ずかしい……です」)
(神田、更に主人公に耳に唇を寄せ、囁く)
神田「恥ずかしいなら、さっき言ったように、あなたから僕にキスして下さい……」
(主人公、恐る恐る神田の唇に軽くキスをする)
(神田、濡れた声で、主人公の目をみて)
神田「これぐらいのキスでは、あなたは満足出来ないはず……。自分が気持ちいいと思う、自分が興奮するキスをしてみて下さい」
(主人公、ゆっくりと深いキスをする。10秒)
神田「……すごく、興奮してますね……。すごくいい。その調子でもっと……。舌と舌を擦り合わせて……。僕の舌を吸ってみてください」
(主人公、またキスをする。キスの合間に何度も吐息が漏れる)
(神田、また主人公のお尻を愛撫する)。
(主人公の体が反応する)
神田「こうやって、お尻を触るともっと興奮するでしょう?なにも考えられないくらい夢中になって下さい……」
(主人公、またキスをする。5秒。キスの合間に)
神田「……今度は、僕の舌の根本を舌先で触ってみてください。僕の舌の周りをあなたの舌でなぞるように舐めて……。そう、上手ですね……。やっぱりあなたは自分から積極的にする方が好きなようだ……」
(主人公、キスに夢中になる)
神田「……腰が……動いてますよ……。そんなに気持ちいいですか……?」
(主人公、顔が赤くなる。少し戸惑う)
神田「恥ずかしがることはありません……。それだけ、夢中になったということです。今までこれくらいキスに熱中したことはありましたか……?」
(主人公、首を振る)
神田「では、今日は大きな進歩ですね……。キスでこれだけ大きな快感を得たんですから……」
(主人公、まだ少しボーっとしている)
(神田、耳元で囁く)
神田「……まだ……足りないですか?」
(主人公、小さな声が漏れる)
神田「ふふ……。もっと……と思う気持ちがあるのはいいことです。では、今日の 治療はここまで。家に帰ったら、今日のことを思い出して、マスターベーションをしてみて下さい」
(主人公、動揺する)。
(衣擦れの音)
神田「……まだ、物足りないということは、欲望があなたの中に疼いてるはずです。今日はそのまま帰って頂いて、家でその快感を味わってください。……キスだけでも十分興奮するはずです。さっきのあなたの様子なら」
(主人公「一人でするのが苦手で……」)
神田「なるほど……。いつもは一人ではあまり上手く気持ち良くなれないのですね……。そんなに構えることはありません。リラックスして、僕とさっきしたことを思い出して、自分の体を少しずつ触ってみればいいんです。絶頂を迎えなければと想う必要もありません」
(主人公「わかりました。……やってみます」)
(神田、耳許で囁く)
神田「あなたは感度がいいから、大丈夫ですよ」
(主人公の体がビクっとなる)
神田「ふふ……。本当に反応がいいですね……。可愛らしい……。(主人公の目を見て)ちなみに、もう立ち上がれそうですか?」
(主人公「え?」)
(主人公、ずっと神田にまたがっていたことに気付き、急いで立ち上がる)。
神田「(笑いながら)あぁ、そんなに急がなくても大丈夫ですよ。ゆっくりで大丈夫です」
(椅子が軋む音)
神田「では、また次回お待ちしております」


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