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北方動乱
第二十九話 ティティス探索(二)
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カスパニア軍の警ら隊を避けるためアル達と別れ、ナディアとエルザの二人が入った店は、見世物小屋であった。
入り口から店の中に続く通路で、二人は店員から料金を求められる。
店員が告げる。
「一人銅貨二枚だよ」
ナディアが二人分の料金を払い、二人は店の中に入って行く。
「ナディア。後で払うから」
「銅貨二枚でしょ? 良いわよ。別に」
薄暗い店の中にはステージが造られてあり、その前には観客席が並んでいて、既に三十人ほど観客も入っていた。
観客の中には大勢の女性客もおり、見世物を楽しんでいるようであった。
二人が観客席に着くと、ちょうど次の見世物が始まる。
ステージの袖から中央へ、滑車が付いた台車が引き出されてくる。
台車の上には、全裸の男が四つん這いの体勢で鉄鎖に繋がれ固定されていた。
ナディアとエルザは、台車に固定されてステージ中央に引き出されてきた全裸の男を見て驚く。
「ナディア! あれ!!」
「ええ、間違い無いわ」
瓶底眼鏡、オカッパ頭、出っ歯で小柄のネズミのような、神経質そうな小男。
ステージ中央に引き出されてきた全裸の男は、キャスパー・ヨーイチ三世であった。
台車に鉄鎖で固定されてステージ中央に引き出されたキャスパーを見て、観客達は口々に笑う。
「わはははは」
「見ろ! あんなに小さいチン●! 皮まで被ってるぞ!!」
衆目に晒されたキャスパーが叫ぶ。
「お前ら! 何が可笑しい!? 笑うなぁ!!」
次にステージの袖から大型犬が引き出されてくる。
犬は、キャスパーを見て唸り声を上げる。
「ウウウウ・・・」
しかし、犬は、何かに気が付いたように、鼻をクンクンさせながら四つん這いのキャスパーの尻に鼻先を近付けていく。
キャスパーが犬を追い払おうとする。
「シッ! シッ! コラッ! 向こうへ行け!!」
やがて、犬はキャスパーの尻に鼻先を突っ込むと、キャスパーの肛門を舐め始める。
キャスパーの肛門には、バターが塗り込まれていた。
犬がキャスパーの肛門を舐め続けると、次第にキャスパーの小さな男性器が勃起し始める。
その様子を見て、観客達が笑う。
「あはははは!」
「コイツ、犬に尻の穴を舐められて、勃ってやがる!!」
「あのオチ●●ン! ちっちゃい! 赤ちゃんみたい!!」
「見て! 勃ってるのに、皮は被ったままよ!!」
キャスパーが叫ぶ。
「お前らぁ! 笑うなぁ!!」
犬は、自分の男性器を膨らませると、後ろからキャスパーの上に被さるように乗り、キャスパーの肛門に自分の男性器をねじ込んでいく。
犬は興奮していて、口を半開きにして舌を出し、必死に腰を振ってキャスパーとの交尾の快感に浸っている様子であった。
「ハフッ! ハフッ! ハフッ!!」
犬に犯されているキャスパーが絶叫する。
「ぐぁあああ! やめろぉおおお!!」
犬に犯されているキャスパーの姿を見て、再び観客達が爆笑する。
「わはははは!」
「コイツ! 犬に犯られて、勃ってるのか!!」
「やだぁ!!」
キャスパーは、観客に向かって絶叫する。
「見るなぁあ! 笑うなぁああ! お前らぁあああ!!」
必死に絶叫するキャスパーを見て、観客達はますます爆笑していた。
見世物小屋で犬に犯されているキャスパーを見たナディアとエルザは、引きつった苦笑いを浮かべながら、互いに顔を見合わせる。
エルザがナディアに話し掛ける。
「あいつ、カスパニアの傭兵団に捕まったって聞いていたけど、傭兵団から、この街の見世物小屋に売られていたのね」
ナディアが答える。
「そうみたい」
エルザが真顔で話す。
「あいつがいくら、オチ●●ンが短小で、包茎で、女の子達から毛嫌いされているからといって、まさか、犬と犯ってるとは思わなかったわ!」
ナディアは、込み上げる笑いを堪えながら答える。
「・・・あいつの場合、『犬と犯ってる』というより、『犬に犯られてる』だったけど」
エルザが顔に憐れみをにじませて語る。
「なんて言うか・・・、こう・・・。悲惨過ぎるわね」
ナディアは、呆れたように答える。
「まぁ、良いんじゃない? ・・・あいつの場合、仲間から見捨てられるのも、悲惨過ぎる目に合うのも、自業自得だし」
エルザは、ナディアの言葉に納得したようであった。
「それも、そうね」
ナディアがエルザに提案する。
「後で、余裕があったら助けてあげましょ」
エルザはナディアからの提案に同意する。
「そうしましょ」
ナディアとエルザは、見世物小屋の通路から外の様子をうかがい、カスパニア軍の警ら隊がいなくなった事を確認すると、見世物小屋を後にして街の中心街へと足早に歩いて行った。
入り口から店の中に続く通路で、二人は店員から料金を求められる。
店員が告げる。
「一人銅貨二枚だよ」
ナディアが二人分の料金を払い、二人は店の中に入って行く。
「ナディア。後で払うから」
「銅貨二枚でしょ? 良いわよ。別に」
薄暗い店の中にはステージが造られてあり、その前には観客席が並んでいて、既に三十人ほど観客も入っていた。
観客の中には大勢の女性客もおり、見世物を楽しんでいるようであった。
二人が観客席に着くと、ちょうど次の見世物が始まる。
ステージの袖から中央へ、滑車が付いた台車が引き出されてくる。
台車の上には、全裸の男が四つん這いの体勢で鉄鎖に繋がれ固定されていた。
ナディアとエルザは、台車に固定されてステージ中央に引き出されてきた全裸の男を見て驚く。
「ナディア! あれ!!」
「ええ、間違い無いわ」
瓶底眼鏡、オカッパ頭、出っ歯で小柄のネズミのような、神経質そうな小男。
ステージ中央に引き出されてきた全裸の男は、キャスパー・ヨーイチ三世であった。
台車に鉄鎖で固定されてステージ中央に引き出されたキャスパーを見て、観客達は口々に笑う。
「わはははは」
「見ろ! あんなに小さいチン●! 皮まで被ってるぞ!!」
衆目に晒されたキャスパーが叫ぶ。
「お前ら! 何が可笑しい!? 笑うなぁ!!」
次にステージの袖から大型犬が引き出されてくる。
犬は、キャスパーを見て唸り声を上げる。
「ウウウウ・・・」
しかし、犬は、何かに気が付いたように、鼻をクンクンさせながら四つん這いのキャスパーの尻に鼻先を近付けていく。
キャスパーが犬を追い払おうとする。
「シッ! シッ! コラッ! 向こうへ行け!!」
やがて、犬はキャスパーの尻に鼻先を突っ込むと、キャスパーの肛門を舐め始める。
キャスパーの肛門には、バターが塗り込まれていた。
犬がキャスパーの肛門を舐め続けると、次第にキャスパーの小さな男性器が勃起し始める。
その様子を見て、観客達が笑う。
「あはははは!」
「コイツ、犬に尻の穴を舐められて、勃ってやがる!!」
「あのオチ●●ン! ちっちゃい! 赤ちゃんみたい!!」
「見て! 勃ってるのに、皮は被ったままよ!!」
キャスパーが叫ぶ。
「お前らぁ! 笑うなぁ!!」
犬は、自分の男性器を膨らませると、後ろからキャスパーの上に被さるように乗り、キャスパーの肛門に自分の男性器をねじ込んでいく。
犬は興奮していて、口を半開きにして舌を出し、必死に腰を振ってキャスパーとの交尾の快感に浸っている様子であった。
「ハフッ! ハフッ! ハフッ!!」
犬に犯されているキャスパーが絶叫する。
「ぐぁあああ! やめろぉおおお!!」
犬に犯されているキャスパーの姿を見て、再び観客達が爆笑する。
「わはははは!」
「コイツ! 犬に犯られて、勃ってるのか!!」
「やだぁ!!」
キャスパーは、観客に向かって絶叫する。
「見るなぁあ! 笑うなぁああ! お前らぁあああ!!」
必死に絶叫するキャスパーを見て、観客達はますます爆笑していた。
見世物小屋で犬に犯されているキャスパーを見たナディアとエルザは、引きつった苦笑いを浮かべながら、互いに顔を見合わせる。
エルザがナディアに話し掛ける。
「あいつ、カスパニアの傭兵団に捕まったって聞いていたけど、傭兵団から、この街の見世物小屋に売られていたのね」
ナディアが答える。
「そうみたい」
エルザが真顔で話す。
「あいつがいくら、オチ●●ンが短小で、包茎で、女の子達から毛嫌いされているからといって、まさか、犬と犯ってるとは思わなかったわ!」
ナディアは、込み上げる笑いを堪えながら答える。
「・・・あいつの場合、『犬と犯ってる』というより、『犬に犯られてる』だったけど」
エルザが顔に憐れみをにじませて語る。
「なんて言うか・・・、こう・・・。悲惨過ぎるわね」
ナディアは、呆れたように答える。
「まぁ、良いんじゃない? ・・・あいつの場合、仲間から見捨てられるのも、悲惨過ぎる目に合うのも、自業自得だし」
エルザは、ナディアの言葉に納得したようであった。
「それも、そうね」
ナディアがエルザに提案する。
「後で、余裕があったら助けてあげましょ」
エルザはナディアからの提案に同意する。
「そうしましょ」
ナディアとエルザは、見世物小屋の通路から外の様子をうかがい、カスパニア軍の警ら隊がいなくなった事を確認すると、見世物小屋を後にして街の中心街へと足早に歩いて行った。
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