21 / 89
北方動乱
第十九話 空襲、野戦陣地
しおりを挟む
アレク達教導大隊の各小隊の編隊は、ゴズフレズの大空をカスパニア軍の野戦陣地に向かって飛んでいた。
程なく、平野の広い範囲で土煙が立ち昇っているのがアレク達に見えてくる。
アレクが呟く。
「・・・土煙!?」
ルイーゼが叫ぶ。
「アレク! 戦闘よ! ゴズフレズ軍とカスパニア軍が戦闘中!!」
アレクが呟く。
「ゴズフレズ軍の陽動作戦だな」
戦闘の様子を見たルイーゼが口を開く。
「・・・凄い」
ネルトン将軍率いるゴズフレズ軍の斧戦士達は、個体戦力としてはカスパニア軍の戦士や傭兵よりも強力であり、カスパニア軍はゴズフレズ軍の三倍以上の軍勢であったが、ネルトン将軍率いるゴズフレズ軍は一歩も引かず奮戦していた。
教導大隊の編隊は、ゴズフレズ軍とカスパニア軍が戦闘している上空を通過していく。
程無くアレク達の前にカスパニア軍の野戦陣地が見えてくる。
教導大隊の編隊は、野戦陣地の上空を大きく旋回する。
広大な野戦陣地の敷地内には、無数の黒い荷台の奴隷輸送車が所狭しと並べられており、カスパニア軍の人狩りに捕らえられた人々の多さを物語っていた。
野戦陣地は、周囲を木の柵で囲んでおり、所々に物見櫓が設けられ、野戦陣地の内外を監視しているようであった。
地上の野戦陣地を見たナタリーが呟く。
「奴隷輸送車が、こんなにたくさん・・・」
アルも口を開く。
「いったい、何台あるんだ・・・? 凄いな! まるで鉄道車両基地だぜ!!」
アレクが口を開く。
「ルイーゼ、各機へ伝達。『ユニコーン小隊、対地攻撃用意。第一撃は、物見櫓を狙う』」
「了解!」
ルイーゼは、手旗信号で僚機にアレクからの指示を伝える。
ルイーゼの手旗信号を見たアルが呟く。
「『物見櫓を狙う』か・・・。了解! 主砲発射タイミング、隊長機ユニコーン01に同調!!」
野戦陣地上空を大きく旋回したユニコーン小隊の各機は、地上攻撃に向けて低空飛行に入る。
アレクが口を開く。
「距離、二千! ・・・主砲、発射用意!!」
アレクは、飛空艇の主砲の照準を野戦陣地の物見櫓に定める。
ルイーゼは、右手に持つ手旗を高く掲げる。
アレクはトリガーを引き、攻撃命令を下す。
「今だ! 撃て!!」
ルイーゼが掲げる手旗が、勢いよく振り下ろされる。
編隊を組むユニコーン小隊の四機の飛空艇から一斉に主砲が発射され、八発の砲弾が野戦陣地の物見櫓を目指して真っ直ぐに飛んで行く。
発射された砲弾は物見櫓に二発づつ命中し、轟音と共に四基の物見櫓が次々に爆発する。
野戦陣地の指揮所の半鐘が激しく鳴らされ、金属音と共に叫び声が野戦陣地に響く。
「空襲!!」
しかし、半鐘の金属音も叫び声も、すぐに指揮所の爆発音によって消える。
ルドルフ達、グリフォン小隊が放った飛空艇の主砲による第二撃であった。
ユニコーン小隊、グリフォン小隊に続いて、フェンリル小隊が飛空艇の主砲による第三撃を放ち、野戦陣地に設置されている大砲や投石器や固定大弓を破壊していく。
続いてセイレーン小隊が第四撃を放ち、木造の倉庫群を破壊していく。
アレク達が野戦陣地の上空を大きく旋回していると、木造の倉庫群の大爆発と共に大きな黒いきのこ雲が立ち昇り、衝撃波が飛空艇に届く。
「うおっ!? どうしたんだ??」
アレクは機体の姿勢を立て直すと、ルイーゼに尋ねる。
「火薬庫が爆発したみたい! 凄い黒煙・・・」
カスパニア軍の野戦陣地は、教導大隊の空襲による波状攻撃で大混乱に陥っていた。
兵士達が次々に叫ぶ。
「何なんだ一体!?」
「敵襲!!」
「敵だと!? どこから!?」
「空だ!!」
「空!?」
兵士達が空を見上げると、教導大隊の飛空艇が小隊毎に綺麗に編隊を組み、野戦陣地の上空を旋回している様子が見えた。
アレク達ユニコーン小隊は、旋回を終え、低空飛行に入る。
ルイーゼが叫ぶ。
「アレク! どうするの!!」
アレクが答える。
「奴隷輸送車の車列とカスパニア軍陣営の間に強行着陸して奴隷輸送車を確保する! 手旗信号を頼む! 『車列と陣営の間に強行着陸! 奴隷輸送車を確保せよ!!』」
「任せて!」
ルイーゼは手旗信号で僚機に伝える。
アレク達ユニコーン小隊は、野戦陣地の上空を奴隷輸送車の車列に向かって、超低空飛行に入る。
ユニコーン小隊は、奴隷輸送車の車列とカスパニア軍陣営の間に飛空艇を強行着陸させると、飛空艇から飛び降りる。
アレクが他の小隊メンバーに向かって叫ぶ。
「みんな、行くぞ!!」
ルイーゼが答える。
「了解!」
アルが軽口を叩く。
「いよいよだぜ!!」
ナタリーも口を開く。
「うん!」
ユニコーン小隊八人は、カスパニア軍の陣営に向かって陣形を整え、戦闘態勢を取る。
カスパニア軍の陣営のテントから、わらわらとカスパニア軍兵士や傭兵達、人狩り達が現れる。
アレクが叫ぶ。
「ナタリー! やれ!!」
「了解!!」
アレクの指示を受けたナタリーは、現れたカスパニア軍に向けて手をかざし、魔法を唱える。
「火炎爆裂!!」
ナタリーの掌の先に魔法陣が三つ現れると、魔法陣から現れた爆炎がカスパニア軍に向かって一直線に進んで行き、爆炎で包む。
「うぁああああ!!」
「ぎゃあああ!!」
ナタリーの魔法で火達磨になった者達が、地面を転がり回る。
ドミトリーが強化魔法をアレク達に掛ける。
「筋力強化! 装甲強化!!」
アレクは、ゾーリンゲン・ツヴァイハンダーを鞘から抜き、迫り来るカスパニア軍に向けて構える。
飛空艇で空からアレク達が地上での戦闘開始した様子を見ていたルドルフが叫ぶ。
「ユニコーンが地上戦に入った! 我々も地上戦に突入する!!」
ブルクハルトが口を開く。
「了解!」
ルドルフが続ける。
「手旗信号だ! 『グリフォン小隊全機、強行着陸! グリフォンは、ユニコーンの左翼に展開! フェンリルは、右翼を頼む!!』」
ブルクハルトが手旗信号で僚機に伝えると、グリフォン小隊もユニコーン小隊の隣に強行着陸する。
程なくフェンリル小隊もアレク達の隣に強行着陸してくる。
フェンリル小隊の隊長フレデリクが軽口を叩く。
「どうやら、間に合ったな」
フレデリクの言葉にエマが頷く。
「はい!」
ユニコーン、グリフォン、フェンリルの三つの小隊が陣形を整えると、カスパニア軍の陣営のテントから続々と現れるカスパニア軍の兵士や傭兵達、人狩り達が三つの小隊に向かって迫り来る。
カスパニア軍と教導大隊の死闘が始まろうとしていた。
程なく、平野の広い範囲で土煙が立ち昇っているのがアレク達に見えてくる。
アレクが呟く。
「・・・土煙!?」
ルイーゼが叫ぶ。
「アレク! 戦闘よ! ゴズフレズ軍とカスパニア軍が戦闘中!!」
アレクが呟く。
「ゴズフレズ軍の陽動作戦だな」
戦闘の様子を見たルイーゼが口を開く。
「・・・凄い」
ネルトン将軍率いるゴズフレズ軍の斧戦士達は、個体戦力としてはカスパニア軍の戦士や傭兵よりも強力であり、カスパニア軍はゴズフレズ軍の三倍以上の軍勢であったが、ネルトン将軍率いるゴズフレズ軍は一歩も引かず奮戦していた。
教導大隊の編隊は、ゴズフレズ軍とカスパニア軍が戦闘している上空を通過していく。
程無くアレク達の前にカスパニア軍の野戦陣地が見えてくる。
教導大隊の編隊は、野戦陣地の上空を大きく旋回する。
広大な野戦陣地の敷地内には、無数の黒い荷台の奴隷輸送車が所狭しと並べられており、カスパニア軍の人狩りに捕らえられた人々の多さを物語っていた。
野戦陣地は、周囲を木の柵で囲んでおり、所々に物見櫓が設けられ、野戦陣地の内外を監視しているようであった。
地上の野戦陣地を見たナタリーが呟く。
「奴隷輸送車が、こんなにたくさん・・・」
アルも口を開く。
「いったい、何台あるんだ・・・? 凄いな! まるで鉄道車両基地だぜ!!」
アレクが口を開く。
「ルイーゼ、各機へ伝達。『ユニコーン小隊、対地攻撃用意。第一撃は、物見櫓を狙う』」
「了解!」
ルイーゼは、手旗信号で僚機にアレクからの指示を伝える。
ルイーゼの手旗信号を見たアルが呟く。
「『物見櫓を狙う』か・・・。了解! 主砲発射タイミング、隊長機ユニコーン01に同調!!」
野戦陣地上空を大きく旋回したユニコーン小隊の各機は、地上攻撃に向けて低空飛行に入る。
アレクが口を開く。
「距離、二千! ・・・主砲、発射用意!!」
アレクは、飛空艇の主砲の照準を野戦陣地の物見櫓に定める。
ルイーゼは、右手に持つ手旗を高く掲げる。
アレクはトリガーを引き、攻撃命令を下す。
「今だ! 撃て!!」
ルイーゼが掲げる手旗が、勢いよく振り下ろされる。
編隊を組むユニコーン小隊の四機の飛空艇から一斉に主砲が発射され、八発の砲弾が野戦陣地の物見櫓を目指して真っ直ぐに飛んで行く。
発射された砲弾は物見櫓に二発づつ命中し、轟音と共に四基の物見櫓が次々に爆発する。
野戦陣地の指揮所の半鐘が激しく鳴らされ、金属音と共に叫び声が野戦陣地に響く。
「空襲!!」
しかし、半鐘の金属音も叫び声も、すぐに指揮所の爆発音によって消える。
ルドルフ達、グリフォン小隊が放った飛空艇の主砲による第二撃であった。
ユニコーン小隊、グリフォン小隊に続いて、フェンリル小隊が飛空艇の主砲による第三撃を放ち、野戦陣地に設置されている大砲や投石器や固定大弓を破壊していく。
続いてセイレーン小隊が第四撃を放ち、木造の倉庫群を破壊していく。
アレク達が野戦陣地の上空を大きく旋回していると、木造の倉庫群の大爆発と共に大きな黒いきのこ雲が立ち昇り、衝撃波が飛空艇に届く。
「うおっ!? どうしたんだ??」
アレクは機体の姿勢を立て直すと、ルイーゼに尋ねる。
「火薬庫が爆発したみたい! 凄い黒煙・・・」
カスパニア軍の野戦陣地は、教導大隊の空襲による波状攻撃で大混乱に陥っていた。
兵士達が次々に叫ぶ。
「何なんだ一体!?」
「敵襲!!」
「敵だと!? どこから!?」
「空だ!!」
「空!?」
兵士達が空を見上げると、教導大隊の飛空艇が小隊毎に綺麗に編隊を組み、野戦陣地の上空を旋回している様子が見えた。
アレク達ユニコーン小隊は、旋回を終え、低空飛行に入る。
ルイーゼが叫ぶ。
「アレク! どうするの!!」
アレクが答える。
「奴隷輸送車の車列とカスパニア軍陣営の間に強行着陸して奴隷輸送車を確保する! 手旗信号を頼む! 『車列と陣営の間に強行着陸! 奴隷輸送車を確保せよ!!』」
「任せて!」
ルイーゼは手旗信号で僚機に伝える。
アレク達ユニコーン小隊は、野戦陣地の上空を奴隷輸送車の車列に向かって、超低空飛行に入る。
ユニコーン小隊は、奴隷輸送車の車列とカスパニア軍陣営の間に飛空艇を強行着陸させると、飛空艇から飛び降りる。
アレクが他の小隊メンバーに向かって叫ぶ。
「みんな、行くぞ!!」
ルイーゼが答える。
「了解!」
アルが軽口を叩く。
「いよいよだぜ!!」
ナタリーも口を開く。
「うん!」
ユニコーン小隊八人は、カスパニア軍の陣営に向かって陣形を整え、戦闘態勢を取る。
カスパニア軍の陣営のテントから、わらわらとカスパニア軍兵士や傭兵達、人狩り達が現れる。
アレクが叫ぶ。
「ナタリー! やれ!!」
「了解!!」
アレクの指示を受けたナタリーは、現れたカスパニア軍に向けて手をかざし、魔法を唱える。
「火炎爆裂!!」
ナタリーの掌の先に魔法陣が三つ現れると、魔法陣から現れた爆炎がカスパニア軍に向かって一直線に進んで行き、爆炎で包む。
「うぁああああ!!」
「ぎゃあああ!!」
ナタリーの魔法で火達磨になった者達が、地面を転がり回る。
ドミトリーが強化魔法をアレク達に掛ける。
「筋力強化! 装甲強化!!」
アレクは、ゾーリンゲン・ツヴァイハンダーを鞘から抜き、迫り来るカスパニア軍に向けて構える。
飛空艇で空からアレク達が地上での戦闘開始した様子を見ていたルドルフが叫ぶ。
「ユニコーンが地上戦に入った! 我々も地上戦に突入する!!」
ブルクハルトが口を開く。
「了解!」
ルドルフが続ける。
「手旗信号だ! 『グリフォン小隊全機、強行着陸! グリフォンは、ユニコーンの左翼に展開! フェンリルは、右翼を頼む!!』」
ブルクハルトが手旗信号で僚機に伝えると、グリフォン小隊もユニコーン小隊の隣に強行着陸する。
程なくフェンリル小隊もアレク達の隣に強行着陸してくる。
フェンリル小隊の隊長フレデリクが軽口を叩く。
「どうやら、間に合ったな」
フレデリクの言葉にエマが頷く。
「はい!」
ユニコーン、グリフォン、フェンリルの三つの小隊が陣形を整えると、カスパニア軍の陣営のテントから続々と現れるカスパニア軍の兵士や傭兵達、人狩り達が三つの小隊に向かって迫り来る。
カスパニア軍と教導大隊の死闘が始まろうとしていた。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【R18】異世界なら彼女の母親とラブラブでもいいよね!
SoftCareer
ファンタジー
幼なじみの彼女の母親と二人っきりで、期せずして異世界に飛ばされてしまった主人公が、
帰還の方法を模索しながら、その母親や異世界の人達との絆を深めていくというストーリーです。
性的描写のガイドラインに抵触してカクヨムから、R-18のミッドナイトノベルズに引っ越して、
お陰様で好評をいただきましたので、こちらにもお世話になれればとやって参りました。
(こちらとミッドナイトノベルズでの同時掲載です)
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる