160 / 160
第二部 エリミア編
100 決戦を見据えて
しおりを挟む
その後、ガルク達は50年以上経ってから目覚めた。50年以上の時の間にいろいろなことが起こっていた
地球では、フィオルが死亡し息子のバリオンが後継人として地球との取引を行った。ドードルは娘と息子と三人で地球でゆっくり暮らしていた
エリミアでは、シュリオンが世界を再生しなおす為に奔走。だが、エリミアの崩壊は進みっぱなしだった
ガルクやスミ、リッゾルは宇宙船内のカプセルで目覚めた。全員、歳は取っていたが、感覚的には瞬きしたら、年老いて場所が変わってるだけなので、一瞬の出来事を受け入れるのに必死だった。ガルクは、管制室に向かうと、アイリン・クルトナが笑いながら倒れてる死体を発見した
「アイリン・・・。どうしてここにいるんだ?」
ガルクはアイリンの死体を埋めようと外に出た。すると、辺り一帯が人の技術が加えられていない自然が広がっていた
「何もね~」
技術で生きて者は自然の道具一つすらない所で生きる術を知らなかった
「なるほどな。確かに地獄だよ」
「ガルク!」
アイリンの死体を抱えてるガルクに後ろからスミが話しかけた
「どうした?」
「アイリンからの伝言を見つけた」
「見せろ」
ガルクとスミ、リッゾルは管制室でアイリンの映像を見た
「やぁ。これを見てるなら、無事に目覚めたんだな」
アイリンは倒れてた場所辺りで話してる
「私、アイリン・クルトナは、ある事に気づいた。リッゾルには話したが・・・。リッゾル、私の考察は的中してたから、後で話しといてくれ」
ガルクとスミはリッゾルを見た。リッゾルの身体は震えていた
「まさか・・・」
「ガルク達。裏切って悪かった。君達を50年以上世話したことで帳消しにしてくれると嬉しい。だけど、私は地獄で生きるつもりはない。じゃあ、死を迎えますか・・・」
その後、伝言は切れた
「ガルク。どうするの?」
「まず、リッゾルだ」
リッゾルは二人にアイリンから聞いた話をした
話を聞き終わった後、ガルクは笑っていた
「なるほどな!だからか・・・。けど、あれは?・・・そうか!あいつは確か・・・。納得だ」
ガルクは納得していたが、スミは衝撃的過ぎて追い付けていなかった
「ガルク?何がそんなに面白いの?」
「僕の先を行く存在に納得したからだ。スミ、リッゾル、この星を開拓するぞ!」
「開拓?」
「見たところ資源は豊富だ。この船の技術も合わせて、エリミアを潰す!」
「何年かかると思ってるの?!人員は?」
「人員は無数にいるだろ?」
ガルクは勝ち誇ったような顔をした
「さてと、悪の巨匠とやり合う覚悟はできた」
地球では、フィオルが死亡し息子のバリオンが後継人として地球との取引を行った。ドードルは娘と息子と三人で地球でゆっくり暮らしていた
エリミアでは、シュリオンが世界を再生しなおす為に奔走。だが、エリミアの崩壊は進みっぱなしだった
ガルクやスミ、リッゾルは宇宙船内のカプセルで目覚めた。全員、歳は取っていたが、感覚的には瞬きしたら、年老いて場所が変わってるだけなので、一瞬の出来事を受け入れるのに必死だった。ガルクは、管制室に向かうと、アイリン・クルトナが笑いながら倒れてる死体を発見した
「アイリン・・・。どうしてここにいるんだ?」
ガルクはアイリンの死体を埋めようと外に出た。すると、辺り一帯が人の技術が加えられていない自然が広がっていた
「何もね~」
技術で生きて者は自然の道具一つすらない所で生きる術を知らなかった
「なるほどな。確かに地獄だよ」
「ガルク!」
アイリンの死体を抱えてるガルクに後ろからスミが話しかけた
「どうした?」
「アイリンからの伝言を見つけた」
「見せろ」
ガルクとスミ、リッゾルは管制室でアイリンの映像を見た
「やぁ。これを見てるなら、無事に目覚めたんだな」
アイリンは倒れてた場所辺りで話してる
「私、アイリン・クルトナは、ある事に気づいた。リッゾルには話したが・・・。リッゾル、私の考察は的中してたから、後で話しといてくれ」
ガルクとスミはリッゾルを見た。リッゾルの身体は震えていた
「まさか・・・」
「ガルク達。裏切って悪かった。君達を50年以上世話したことで帳消しにしてくれると嬉しい。だけど、私は地獄で生きるつもりはない。じゃあ、死を迎えますか・・・」
その後、伝言は切れた
「ガルク。どうするの?」
「まず、リッゾルだ」
リッゾルは二人にアイリンから聞いた話をした
話を聞き終わった後、ガルクは笑っていた
「なるほどな!だからか・・・。けど、あれは?・・・そうか!あいつは確か・・・。納得だ」
ガルクは納得していたが、スミは衝撃的過ぎて追い付けていなかった
「ガルク?何がそんなに面白いの?」
「僕の先を行く存在に納得したからだ。スミ、リッゾル、この星を開拓するぞ!」
「開拓?」
「見たところ資源は豊富だ。この船の技術も合わせて、エリミアを潰す!」
「何年かかると思ってるの?!人員は?」
「人員は無数にいるだろ?」
ガルクは勝ち誇ったような顔をした
「さてと、悪の巨匠とやり合う覚悟はできた」
0
お気に入りに追加
34
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(55件)
あなたにおすすめの小説
水しか操れない無能と言われて虐げられてきた令嬢に転生していたようです。ところで皆さん。人体の殆どが水分から出来ているって知ってました?
ラララキヲ
ファンタジー
わたくしは出来損ない。
誰もが5属性の魔力を持って生まれてくるこの世界で、水の魔力だけしか持っていなかった欠陥品。
それでも、そんなわたくしでも侯爵家の血と伯爵家の血を引いている『血だけは価値のある女』。
水の魔力しかないわたくしは皆から無能と呼ばれた。平民さえもわたくしの事を馬鹿にする。
そんなわたくしでも期待されている事がある。
それは『子を生むこと』。
血は良いのだから次はまともな者が生まれてくるだろう、と期待されている。わたくしにはそれしか価値がないから……
政略結婚で決められた婚約者。
そんな婚約者と親しくする御令嬢。二人が愛し合っているのならわたくしはむしろ邪魔だと思い、わたくしは父に相談した。
婚約者の為にもわたくしが身を引くべきではないかと……
しかし……──
そんなわたくしはある日突然……本当に突然、前世の記憶を思い出した。
前世の記憶、前世の知識……
わたくしの頭は霧が晴れたかのように世界が突然広がった……
水魔法しか使えない出来損ない……
でも水は使える……
水……水分……液体…………
あら? なんだかなんでもできる気がするわ……?
そしてわたくしは、前世の雑な知識でわたくしを虐げた人たちに仕返しを始める……──
【※女性蔑視な発言が多々出てきますので嫌な方は注意して下さい】
【※知識の無い者がフワッとした知識で書いてますので『これは違う!』が許せない人は読まない方が良いです】
【※ファンタジーに現実を引き合いに出してあれこれ考えてしまう人にも合わないと思います】
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるよ!
◇なろうにも上げてます。
レジェンド・オブ・ダーク 遼州司法局異聞
橋本 直
SF
地球人類が初めて地球外人類と出会った辺境惑星『遼州』の連合国家群『遼州同盟』。
その有力国のひとつ東和共和国に住むごく普通の大学生だった神前誠(しんぜんまこと)。彼は就職先に困り、母親の剣道場の師範代である嵯峨惟基を頼り軍に人型兵器『アサルト・モジュール』のパイロットの幹部候補生という待遇でなんとか入ることができた。
しかし、基礎訓練を終え、士官候補生として配属されたその嵯峨惟基が部隊長を務める部隊『遼州同盟司法局実働部隊』は巨大工場の中に仮住まいをする肩身の狭い状況の部隊だった。
さらに追い打ちをかけるのは個性的な同僚達。
直属の上司はガラは悪いが家柄が良いサイボーグ西園寺かなめと無口でぶっきらぼうな人造人間のカウラ・ベルガーの二人の女性士官。
他にもオタク趣味で意気投合するがどこか食えない女性人造人間の艦長代理アイシャ・クラウゼ、小さな元気っ子野生農業少女ナンバルゲニア・シャムラード、マイペースで人の話を聞かないサイボーグ吉田俊平、声と態度がでかい幼女にしか見えない指揮官クバルカ・ランなど個性の塊のような面々に振り回される誠。
しかも人に振り回されるばかりと思いきや自分に自分でも自覚のない不思議な力、「法術」が眠っていた。
考えがまとまらないまま初めての宇宙空間での演習に出るが、そして時を同じくして同盟の存在を揺るがしかねない同盟加盟国『胡州帝国』の国権軍権拡大を主張する独自行動派によるクーデターが画策されいるという報が届く。
誠は法術師専用アサルト・モジュール『05式乙型』を駆り戦場で何を見ることになるのか?そして彼の昇進はありうるのか?
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
シルバーヒーローズ!〜異世界でも現世でもまだまだ現役で大暴れします!〜
紫南
ファンタジー
◇◇◇異世界冒険、ギルド職員から人生相談までなんでもござれ!◇◇◇
『ふぁんたじーってやつか?』
定年し、仕事を退職してから十年と少し。
宗徳(むねのり)は妻、寿子(ひさこ)の提案でシルバー派遣の仕事をすると決めた。
しかし、その内容は怪しいものだった。
『かつての経験を生かし、異世界を救う仕事です!』
そんな胡散臭いチラシを見せられ、半信半疑で面接に向かう。
ファンタジーも知らない熟年夫婦が異世界で活躍!?
ーー勇者じゃないけど、もしかして最強!?
シルバー舐めんなよ!!
元気な老夫婦の異世界お仕事ファンタジー開幕!!
異世界楽々通販サバイバル
shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。
近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。
そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。
そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。
しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。
「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」
攻撃特化と守備特化、無敵の双子は矛と盾!
天眼鏡
ファンタジー
とある辺境の地で母とともに暮らす双子の姉妹。
一見、普通の女の子としか思えない二人だが……?
「どこの世界に単なる貧乏ゆすりで地震を起こす餓鬼がいるんだよ!!」
「何で崩落に巻き込まれておいて身体どころか髪や服にすら傷一つ無いのよ!!」
そう、残念ながら彼女たちは普通ではなかった。
これは、攻撃に特化しすぎている為に異常なほど魔法が効きすぎてしまう脳筋な姉と。
守備に特化しすぎている為にナイフやフォークより重い物は全く持てない馬鹿真面目な妹の。
ほんのり姉妹百合風味なドタバタ冒険譚である。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。
破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。
小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。
本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。
お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。
その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。
次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。
本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
79話、この先どうなるのか楽しみすぎる
62話、全体的な掛け合いが面白い
アイリン・クルトナの性格が面白すぎるサイコー