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第一部 地球編
22 冤罪から救え! (ビーストソウル目線)
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レッドマジシャンが最近、テュールに会いに行ってることは知っていた。ただ会いに行き始めてから、僕とトリックスターのことを避けてるように感じられた。ただ彼女側から喋りかけてくることもあった。それは僕がちゃんと薬を打っているかを確認の為だった。僕の薬は少し変化があった。それは良い方の変化ではなく悪い方だった。薬を服用し始めてから、アルレットとウィリーの元で定期検診をしたときだった
「薬の効果が薄れてきてるな」
「薬に対する抗体ができ始めた」
「もっと服用回数増やす?それとももっと強い薬を創る?」
僕の質問に二人が顔を見合わせた。なぜそんな反応するのか自分でも分かってた。そして予想通りの答えが返ってきた
「分かってると思うがビーストソウル。服用回数を増やした所で君の体は普通じゃないから、すぐに現状と同じになる。それは強い薬に変えた所で同じだ」
「それに薬を使えば副作用もある。薬を服用すればするほど、薬が強ければ強いほど、強い副作用になる」
そう言うよな。そう答えるしかないよな
「じゃあどうすればいいの?」
今は君が言った通りにするしか方法が無い。そう答えると思った
「現状は完治させる方法が見つかるまで、君が言った通り薬でどうにかするしかない」
「まずは服用回数を増やそう。そしてすぐに強い薬を創ろう」
「じゃあ、ウィリーが今より強い薬の創薬。アルレットが完治させる方法を探してもらうことでいい?」
「あぁ」
「同じく」
「どうして二人は僕のためにそこまでしてくれるの?」
ずっと聞きたかったことを聞くことができた。するとアルレットは
「そうだな~。周りから嫌われても、嫌ってる人達の為に命かけてる人の役に立ちたいからさ。俺はサポートしかできず、戦場では役にたつことができないから・・・」
「俺は息子がいたんだ。息子と君を重ねてしまった。A.C.T という、凄い組織で働く為に死んだことにしてまで、家族を捨てた。自己満足かもしれんが罪滅ぼしの為に助けようと思った」
そう言ったウィリーは悲しそうな顔をしてた。戦士隊だけではなく、兵士隊の人達も死んでることになってることを始めて知った
そんな会話をした次の日、A.C.T 職員達が騒がしかった。どうしたのかと聞くと、独房に行ってみろと言ったので、急いで行った。独房に着くと戦士隊と兵士隊が大勢いた。サンストーンを見つけたので、喋りかけた
「サンストーン。何かあったの?」
「聞いてないのか?テュールが消えたんだ」
「脱走したの?」
「そうらしい」
「警報鳴らなかったよね?」
「何者かにいじられていて、鳴らなかったらしい。今、情報処理班が対応中だ」
「テュールが自力で脱走したんじゃないんだ・・・」
頭にレッドマジシャンの事が思い浮かんだ。最近会いに行ってたから、彼女は何か知ってるかもしれないと
「テュールが消えたのって、レッドマジシャンが任務に出た後?」
「それも含めて今・・・」
サンストーンが最後まで言い切る前に、情報処理班の一人が大声を出した
「独房前の映像が出ました!コンピューター!映し出してくれ!」
映像がホログラムとしてみんなの前に出た。音声は無かったが、独房の前に座り瞑想をしてるレッドマジシャンが映った。やがて彼女はその場を離れた。良かったと思ったつかの間、人影が映った。そしてそれはレッドマジシャンだった。彼女は独房のロックを解除し、テュールを連れ出した。他の映像に切り替わるとテュールとレッドマジシャンはA.C.T 職員の誰とも、擦れ違わずに潜水艇に乗り込み出ていった
「レッドマジシャン?」
思わず声が出てしまった。何してんだ?その映像を見てた全員が呆然とした。やがてガンドルドが
「彼女は今どこだ?」
「任務に出ています」
「任務?逃げていないか?」
「はい。今、任務地に着いた頃かと」
「理由を告げず、すぐに呼び戻してください。・・・なんかおかしいですね。マスターウェザーさん!」
マスターウェザーが急に姿を現した
「そうですね~。まず上の組織の方々にばれる前にこちらから報告しましょう。レッドマジシャンは尋問会を開き検討しましょう。確かに妙ですが、上は様々な理由をつけて彼女を処分するでしょう」
「えっ!なんか理由があるに決まってる。誰だと思ってるの?地球上で最も女神に近い人だよ!」
すると
「サンストーン、ビーストソウル。トリックスターとカーナを連れて、隊長室に来てください」
隊長室にサンストーン、カーナ、トリックスターで行った。部屋に入るとマスターウェザーは部屋中をグルグル歩き回ってた
「来ましたか。さて、レッドマジシャンの件ですが、あれは恐らくディスガイズではないかと」
「ディスガイズさん?あの変身能力の?」
「えぇ。戦闘能力は高くはないのですが、とても厄介な能力の持ち主です。彼はいつも潜入捜査等の情報収集や工作活動の任務に出させて、エイリアンとはあまり戦わせないようにしてきました。けど彼はCA側にいってしまいましたので厄介です」
「ディスガイズ君か。そうよね!私が教育したレッドマジシャンがそんなことしないもん!」
「マスターウェザー。私がテュールの行方を探します」
「センスも行かせます。彼と探してください」
「見つけたら奇襲しますか?」
「彼らがCAのアジトに帰ったら、待機してください。二人なら奇襲を許可します」
「CA潰す気で頑張ります」
サンストーンはそう言うと出ていった
「トリックスターとビーストソウルは彼女がやってない証拠を探してください」
「けどマスターウェザー。ディスガイズ君なら証拠残さないよね」
カーナさんがそう言うと、マスターウェザーは考え込んでしまった。二分後
「ではやってない証拠が出てこなかった場合の予備プランを考えましょう」
「策があるの?」
マスターウェザーがにっこり笑った
マスターウェザーが考えた予備プラン。そのプランにある末路は良いとは言えなかった。レッドマジシャンが尋問されてる部屋の前で、僕とトリックスター、カーナは入るタイミングをうかがっていた。だから中で何が起こってるのか筒抜けだった
「この映像に映ってるのはあなたじゃないんですか?」
「私だけど私じゃない!」
マスターウェザーとレッドマジシャンの声だ。マスターウェザーはレッドマジシャンに何が起こってるのか伝えると言ってたが伝わっただろうか?
「自分の行動を忘れてしまったのかな?だったら思い出させてやるよ!『雷神の審判』」
部屋の中が明るくなった直後、悲鳴が聞こえてきた。マスターウェザーに高電圧を流されたんだ。マスターウェザーは国連の目を欺くために本気で拷問してるだろう
「思い出したか!」
「ハァハァ。もっと忘れたわ」
そろそろ入らないと、マスターウェザーがやり過ぎてしまうかもしれない。そう思ってノックをして、トリックスターと一緒に入った。入ってきた二人を見て、レッドマジシャンは安堵の表情をして、他は勝手に入ってきた僕らを睨んでた
「マスターウェザー報告します。あの映像に映っていたのが、彼女本人であることも別人であることも証拠を見つけられませんでした」
逃がしたレッドマジシャンがディスガイズである証拠を見つけられなかった
「そうか。下がれ」
レッドマジシャンはもっとちゃんとやりなさいよ。と言わんばかりにこっちを見てるが部屋から出ていった。僕らが出るのと同時にカーナが入ってきた。また部屋の前で待機した。ここからが予備プランだ!
「ご紹介します国連の皆さん。こちらはカーナという戦士でレッドマジシャンの教育をした女性です。カーナご挨拶を」
今、カーナが国連の方々全員と握手をしているだろう。作戦ではカーナが国連の人々に触って眠ってもらい、その間にレッドマジシャンをA.C.T から逃がすことだった。この組織では容疑者になったらほぼ終わりだ、無罪を主張しても拷問される。レッドマジシャンの状況は最悪だった。だからディスガイズだと証明できなければ逃げるしかない
「カーナ何をしてるんだ!」
ガンドルドの声だ。今回の件は兵士隊の班長たちには知らせていなかった。兵士隊で唯一知ってたのは、隊長のエドガーだけだった
「落ち着けガンドルド。今から起こることを伝える。カーナが私を含めたここにいる全員を襲い逃げる。レッドマジシャンとカーナはCAのスパイで、カーナは仲間を助けるために全員を襲った。そしてA.C.T を脱隊し、どこにあるかわからないCAの本部に逃げた。そうだよなカーナ?」
「全員動かないで!私はCA側の人間!少しでも動けば殺すわよ!」
「カーナさんやめてよ!私の為に自分を犠牲にしないで!まだ引き返せる」
「レッドマジシャン。今拘束を解くわ」
「カーナ!それを解けばもう後戻りはできないぞ!」
ボトムズの声だ
「拘束を解いたか。見事な師弟愛だな」
チョウの声がした。そしてカーナが嫌がるレッドマジシャンの腕を引っ張りながら出てきた
「トリックスター。準備はできてる?」
「えぇ。これからポーランドにあるナチスドイツが造った地下トンネル、リーゼに行ってください。何か連絡があれば、行きますので待機しててください」
「二人とも!カーナさんに何協力してるの?カーナ!私はいいから戻って!」
カーナは息を吐くとレッドマジシャンのことをビンタした
「あなたは何もやってないんでしょ!あなたがやってないことを証明できたら、すぐに戻ってこれるから!だから今は言うことを聞きなさい!」
カーナがレッドマジシャンを叱ったのを始めてみた。というかレッドマジシャンの反応を見る限りそうだろう。カーナはあまり口を出さず、レッドマジシャンに好きなようにさせていた。だから言うことを聞きなさい!なんて始めて言われた彼女はおとなしくなって出ていった
「薬の効果が薄れてきてるな」
「薬に対する抗体ができ始めた」
「もっと服用回数増やす?それとももっと強い薬を創る?」
僕の質問に二人が顔を見合わせた。なぜそんな反応するのか自分でも分かってた。そして予想通りの答えが返ってきた
「分かってると思うがビーストソウル。服用回数を増やした所で君の体は普通じゃないから、すぐに現状と同じになる。それは強い薬に変えた所で同じだ」
「それに薬を使えば副作用もある。薬を服用すればするほど、薬が強ければ強いほど、強い副作用になる」
そう言うよな。そう答えるしかないよな
「じゃあどうすればいいの?」
今は君が言った通りにするしか方法が無い。そう答えると思った
「現状は完治させる方法が見つかるまで、君が言った通り薬でどうにかするしかない」
「まずは服用回数を増やそう。そしてすぐに強い薬を創ろう」
「じゃあ、ウィリーが今より強い薬の創薬。アルレットが完治させる方法を探してもらうことでいい?」
「あぁ」
「同じく」
「どうして二人は僕のためにそこまでしてくれるの?」
ずっと聞きたかったことを聞くことができた。するとアルレットは
「そうだな~。周りから嫌われても、嫌ってる人達の為に命かけてる人の役に立ちたいからさ。俺はサポートしかできず、戦場では役にたつことができないから・・・」
「俺は息子がいたんだ。息子と君を重ねてしまった。A.C.T という、凄い組織で働く為に死んだことにしてまで、家族を捨てた。自己満足かもしれんが罪滅ぼしの為に助けようと思った」
そう言ったウィリーは悲しそうな顔をしてた。戦士隊だけではなく、兵士隊の人達も死んでることになってることを始めて知った
そんな会話をした次の日、A.C.T 職員達が騒がしかった。どうしたのかと聞くと、独房に行ってみろと言ったので、急いで行った。独房に着くと戦士隊と兵士隊が大勢いた。サンストーンを見つけたので、喋りかけた
「サンストーン。何かあったの?」
「聞いてないのか?テュールが消えたんだ」
「脱走したの?」
「そうらしい」
「警報鳴らなかったよね?」
「何者かにいじられていて、鳴らなかったらしい。今、情報処理班が対応中だ」
「テュールが自力で脱走したんじゃないんだ・・・」
頭にレッドマジシャンの事が思い浮かんだ。最近会いに行ってたから、彼女は何か知ってるかもしれないと
「テュールが消えたのって、レッドマジシャンが任務に出た後?」
「それも含めて今・・・」
サンストーンが最後まで言い切る前に、情報処理班の一人が大声を出した
「独房前の映像が出ました!コンピューター!映し出してくれ!」
映像がホログラムとしてみんなの前に出た。音声は無かったが、独房の前に座り瞑想をしてるレッドマジシャンが映った。やがて彼女はその場を離れた。良かったと思ったつかの間、人影が映った。そしてそれはレッドマジシャンだった。彼女は独房のロックを解除し、テュールを連れ出した。他の映像に切り替わるとテュールとレッドマジシャンはA.C.T 職員の誰とも、擦れ違わずに潜水艇に乗り込み出ていった
「レッドマジシャン?」
思わず声が出てしまった。何してんだ?その映像を見てた全員が呆然とした。やがてガンドルドが
「彼女は今どこだ?」
「任務に出ています」
「任務?逃げていないか?」
「はい。今、任務地に着いた頃かと」
「理由を告げず、すぐに呼び戻してください。・・・なんかおかしいですね。マスターウェザーさん!」
マスターウェザーが急に姿を現した
「そうですね~。まず上の組織の方々にばれる前にこちらから報告しましょう。レッドマジシャンは尋問会を開き検討しましょう。確かに妙ですが、上は様々な理由をつけて彼女を処分するでしょう」
「えっ!なんか理由があるに決まってる。誰だと思ってるの?地球上で最も女神に近い人だよ!」
すると
「サンストーン、ビーストソウル。トリックスターとカーナを連れて、隊長室に来てください」
隊長室にサンストーン、カーナ、トリックスターで行った。部屋に入るとマスターウェザーは部屋中をグルグル歩き回ってた
「来ましたか。さて、レッドマジシャンの件ですが、あれは恐らくディスガイズではないかと」
「ディスガイズさん?あの変身能力の?」
「えぇ。戦闘能力は高くはないのですが、とても厄介な能力の持ち主です。彼はいつも潜入捜査等の情報収集や工作活動の任務に出させて、エイリアンとはあまり戦わせないようにしてきました。けど彼はCA側にいってしまいましたので厄介です」
「ディスガイズ君か。そうよね!私が教育したレッドマジシャンがそんなことしないもん!」
「マスターウェザー。私がテュールの行方を探します」
「センスも行かせます。彼と探してください」
「見つけたら奇襲しますか?」
「彼らがCAのアジトに帰ったら、待機してください。二人なら奇襲を許可します」
「CA潰す気で頑張ります」
サンストーンはそう言うと出ていった
「トリックスターとビーストソウルは彼女がやってない証拠を探してください」
「けどマスターウェザー。ディスガイズ君なら証拠残さないよね」
カーナさんがそう言うと、マスターウェザーは考え込んでしまった。二分後
「ではやってない証拠が出てこなかった場合の予備プランを考えましょう」
「策があるの?」
マスターウェザーがにっこり笑った
マスターウェザーが考えた予備プラン。そのプランにある末路は良いとは言えなかった。レッドマジシャンが尋問されてる部屋の前で、僕とトリックスター、カーナは入るタイミングをうかがっていた。だから中で何が起こってるのか筒抜けだった
「この映像に映ってるのはあなたじゃないんですか?」
「私だけど私じゃない!」
マスターウェザーとレッドマジシャンの声だ。マスターウェザーはレッドマジシャンに何が起こってるのか伝えると言ってたが伝わっただろうか?
「自分の行動を忘れてしまったのかな?だったら思い出させてやるよ!『雷神の審判』」
部屋の中が明るくなった直後、悲鳴が聞こえてきた。マスターウェザーに高電圧を流されたんだ。マスターウェザーは国連の目を欺くために本気で拷問してるだろう
「思い出したか!」
「ハァハァ。もっと忘れたわ」
そろそろ入らないと、マスターウェザーがやり過ぎてしまうかもしれない。そう思ってノックをして、トリックスターと一緒に入った。入ってきた二人を見て、レッドマジシャンは安堵の表情をして、他は勝手に入ってきた僕らを睨んでた
「マスターウェザー報告します。あの映像に映っていたのが、彼女本人であることも別人であることも証拠を見つけられませんでした」
逃がしたレッドマジシャンがディスガイズである証拠を見つけられなかった
「そうか。下がれ」
レッドマジシャンはもっとちゃんとやりなさいよ。と言わんばかりにこっちを見てるが部屋から出ていった。僕らが出るのと同時にカーナが入ってきた。また部屋の前で待機した。ここからが予備プランだ!
「ご紹介します国連の皆さん。こちらはカーナという戦士でレッドマジシャンの教育をした女性です。カーナご挨拶を」
今、カーナが国連の方々全員と握手をしているだろう。作戦ではカーナが国連の人々に触って眠ってもらい、その間にレッドマジシャンをA.C.T から逃がすことだった。この組織では容疑者になったらほぼ終わりだ、無罪を主張しても拷問される。レッドマジシャンの状況は最悪だった。だからディスガイズだと証明できなければ逃げるしかない
「カーナ何をしてるんだ!」
ガンドルドの声だ。今回の件は兵士隊の班長たちには知らせていなかった。兵士隊で唯一知ってたのは、隊長のエドガーだけだった
「落ち着けガンドルド。今から起こることを伝える。カーナが私を含めたここにいる全員を襲い逃げる。レッドマジシャンとカーナはCAのスパイで、カーナは仲間を助けるために全員を襲った。そしてA.C.T を脱隊し、どこにあるかわからないCAの本部に逃げた。そうだよなカーナ?」
「全員動かないで!私はCA側の人間!少しでも動けば殺すわよ!」
「カーナさんやめてよ!私の為に自分を犠牲にしないで!まだ引き返せる」
「レッドマジシャン。今拘束を解くわ」
「カーナ!それを解けばもう後戻りはできないぞ!」
ボトムズの声だ
「拘束を解いたか。見事な師弟愛だな」
チョウの声がした。そしてカーナが嫌がるレッドマジシャンの腕を引っ張りながら出てきた
「トリックスター。準備はできてる?」
「えぇ。これからポーランドにあるナチスドイツが造った地下トンネル、リーゼに行ってください。何か連絡があれば、行きますので待機しててください」
「二人とも!カーナさんに何協力してるの?カーナ!私はいいから戻って!」
カーナは息を吐くとレッドマジシャンのことをビンタした
「あなたは何もやってないんでしょ!あなたがやってないことを証明できたら、すぐに戻ってこれるから!だから今は言うことを聞きなさい!」
カーナがレッドマジシャンを叱ったのを始めてみた。というかレッドマジシャンの反応を見る限りそうだろう。カーナはあまり口を出さず、レッドマジシャンに好きなようにさせていた。だから言うことを聞きなさい!なんて始めて言われた彼女はおとなしくなって出ていった
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