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百四十八話 対
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花恋さんと妻は、真逆だ。僕が勝手に思ってるだけだが、料理の手順を見ても思った。花恋さんは、良く言うと感覚で調理をし、悪く言ってしまうと適当。一方、妻は計量して調味料を加えたりと、小さな行程もしっかりやっているが、時間もかかる。だが、味だけ見ると花恋さんより美味しい(塩分抑えられた普通の料理の時は)
その後、食器を僕が洗ってる間に、天馬の世話を花恋さんがした。夕方前になると、三人で買い物がてら散歩に出掛けた
「そういえば天馬って、全然泣いたりしませんよね?」
「確かに、他の家庭の子達より泣く頻度が少ないわね」
「兄さんは幼少期、すごい泣き虫だったんですよ。赤ん坊の頃から、10歳くらいの時まで、事あるごとに泣いていたと、母が言ってました」
その後、食器を僕が洗ってる間に、天馬の世話を花恋さんがした。夕方前になると、三人で買い物がてら散歩に出掛けた
「そういえば天馬って、全然泣いたりしませんよね?」
「確かに、他の家庭の子達より泣く頻度が少ないわね」
「兄さんは幼少期、すごい泣き虫だったんですよ。赤ん坊の頃から、10歳くらいの時まで、事あるごとに泣いていたと、母が言ってました」
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