幼馴染みに殺される!?

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六十六話 女性と認識していません

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 その通りです。兄さん。

「違います。兄さん!」

「そうだよな。結婚してる大人が、そんなこと思わないよな?!」

 妻は表情筋が緩まっている。笑いを堪えているのだ

「それに、するなら奥さんにしてもらいたいよな?」

 兄さん。僕らが仲良くなったと思ってるの?

「兄さん。何言ってるんですか?」

「あーんしてほしくないのか?」

 願望はある。だが、妻にではない。女性と認識してる人にです。望むなら花恋さんに

「妻にではない。れっきとした女性がいい」

 兄さんは笑ったが、妻は僕のスネを蹴った

「強烈!」

 続いて兄さんも顔色が変わった

「イタッ!」

 妻は兄さんをも蹴った。昔から、知り合いだから、できるのだろう

「すいません」

 兄さんはペコペコ謝ってる

「天馬ちゃん。醜い人達は見てはダメよ」
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