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四十八話 爪
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新婚旅行を無事とは言えないが、終えた。朝から、彼女の機嫌はよくならず、一言も喋っていません
家の近所まで来たとき、二人は仲良し夫婦を演じることになった
「あなた。温泉良かったわね」
恋人繋ぎをしていたが、ものすごく爪が食い込んできた
「そうだね。気持ち良かったよ」
痛い!痛い!痛い!
「あなたは私のどこが好き?」
そう言えば、今日はまだやってなかった
「そうだな~。僕のことをあだ名で呼ぶ可愛いところかな?」
「へぇ~。あだ名?」
さらに、爪が食い込んできた
「そうだよ。お酒飲んだら、忠犬。忠犬。呼んできたんだよ」
「可愛いかった?」
さらに、食い込みが強くなった
「う、うん」
「良かった~。可愛くなかった。って言われたら、病んでいたかも」
メンヘラかよ
家の近所まで来たとき、二人は仲良し夫婦を演じることになった
「あなた。温泉良かったわね」
恋人繋ぎをしていたが、ものすごく爪が食い込んできた
「そうだね。気持ち良かったよ」
痛い!痛い!痛い!
「あなたは私のどこが好き?」
そう言えば、今日はまだやってなかった
「そうだな~。僕のことをあだ名で呼ぶ可愛いところかな?」
「へぇ~。あだ名?」
さらに、爪が食い込んできた
「そうだよ。お酒飲んだら、忠犬。忠犬。呼んできたんだよ」
「可愛いかった?」
さらに、食い込みが強くなった
「う、うん」
「良かった~。可愛くなかった。って言われたら、病んでいたかも」
メンヘラかよ
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