幼馴染みに殺される!?

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四十二話 お酒の力は悪魔的

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 お酒のせいか、風呂上がりのせいか、分からないが、妻の顔が赤くなり始めた

「私は・・あなたが嫌いです!」

 お酒のせいでした。すごく、酔ってる

「そうですか」

「幼いときから・・嫌いです!」

「そうですか」

「けど、最近。好意が・・芽生え始めた!」

「そうですか。・・・は?」

 お酒の力すごいな!何?本心?思考停止してんの?

「おい!忠犬!箸が止まってんぞ!」

 僕って、陰では、忠犬って呼ばれてるの?

「飲み過ぎだぞ。ほどほどにしとけ」

「私のこと好き?」

「嫌い」

「ウケる!嫌いだって!」

「声でかいぞ」

 妻がお酒に弱いことを初めて知りました。急いで、スマホを取り出し、撮影した。いずれ、馬鹿にしてやろう

「おい!何撮影してんだ!忠犬!」

「酔ってる姿を、今度見せてやろうかと」

「私は!酔ってません」

 やっと僕が食べ終わると、妻は食事を残して、いつの間にか寝ていた
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