青春鬼

桜井命姫

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4巻鬼

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東條レオの頭の中を埋め尽くしていた。

四葉ローズが牢獄に入っていて手首には鎖を付けていながら普通にお菓子を口に方張ってムシャムシャ食べていた。

東條レオは四葉ローズなのかとふっと疑問に思っていたがよくよく見れば確かに本人だと確信したので牢屋の鍵を開けて「ローズお前なぁ!!何で、こんな場所にいるんだ?」
と手首の鎖を鍵穴をこじ開けながら聞いた。

四葉ローズは「四葉家ではいつもの事」と答えながらお菓子を食べ直した。

東條レオはお菓子の匂いに毒物の甘だるい匂いに混じっていたのを気づいて取り上げた。

四葉ローズはお菓子に手を伸ばそうとした時に東條レオは「こいつはダメだ!!」と言ったら伸ばすのをやめて落ち込んだので東條レオは小さな四葉ローズを胸に抱いて立ち上がりながら「家でもっと美味しいのを俺が作ってやる!!」と言いた途端に四葉ローズは嬉しそうに笑った。

東條レオはその笑顔に釣られて笑って四葉ローズの額にキスをした。

四葉ローズはキスされたひたいを触ったので東條レオは「嫌だったか?」と問いかけたが四葉ローズは「いやじゃない」と言って頬を染めて笑った。

そして東條レオは四葉ローズを離さないように黒いマントの中に包んでから暗闇の中に消えて行って見えなくなった。

そのかと建物が火に覆われて崩壊して行った。

東條レオのマネージャーをしながら暗殺のサポートをしている彼の前に今まで見えてなかった東條レオが目の前に現れてマネージャーは「わぁ!!ビックリした!!」

東條レオは「すまん!!」と言いながら車に乗り込んで走り出した。

家に着いて車を降りてからもマントの中に四葉ローズを包み隠していた。

東條レオは四葉ローズは寝てしまっていたのに気づいてベッドに運んでマントを剥ぎ取って寝かせた。

マネージャーは「あの、レオ様、彼女は誰ですか?」と問いかけたので東條レオは四葉ローズだと答えた。

マネージャーの心の中で別人なのではないのですか?!!聞こえない心の声で叫んでいた。

そんな聞こえるダズもないマネージャーの心の声が聞こえたみたいに突然四葉ローズの瓶の底みたいに分厚いメガネをとって棚に置いて四葉ローズの顔に化粧落としをの染み込んだコットンで顔を拭いてカツラを外して髪の毛を整えた。

マネージャーはあらわになった四葉ローズの素顔を見て「すみますんでした。」と誤った。

東條レオは満足したように頷いた。

マネージャーは考え込みながらふっと「姿を偽っていても四葉ローズの学園での情報がないのは何故でしょう?」と東條レオに問いかけた。



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